人材教育において重要なこと
こんばんは、HITOGAKUです。
仕事をする中で教える側に立つと、人材教育は避けて通れないトピックですよね。
今日は人材教育について学んだことを発信します。
ロミンガーの法則(7:2:1の法則)
ロミンガーの法則という概念をご存じでしょうか。
米国のリーダーシップ研究の調査機関であるロミンガー社が、
リーダーシップを発揮できるようになった人たちに、「どのような出来事が役に立ったか」と聞いた結果です。
結果は以下の通りでした。
70%: 経験・・・仕事で自ら経験したこと
20%: フィードバック・・・他社からのフィードバック、上司からの指導など
10%: 研修・・・座学、読書、研修など
自らの経験を踏まえて法則について考えると、私は2つのポイントが重要だと考えています。
1つ目は、経験の比重が大きいということ
2つ目は、経験・フィードバック・研修すべての項目が必要であること
それぞれ解説します。
①経験の比重が大きいこと
圧倒的に経験の比重が大きいです。
つまり、いくら上司が口酸っぱく「〇〇が大事だ」なんて言っても、それだけでは効果は薄いのです。
上司はメンバの経験をデザインすることを考えなければなりません。
丸投げではなくフォローできる形で、メンバに経験をさせていくことが大切ですね。
1on1の中で「実際に経験してみて、○○さんの言ってたことがわかりました・・・!」というような言葉をメンバからよく聞きます。
②経験、フィードバック、研修すべての項目が必要であること
その反面、経験だけでもダメで、正しいやり方や世間一般としてどうなのかという座学、他者の視点としてのフィードバックも結局必要です。
勉強し、他者と会話することが重要となってきます。
主観的な結論だけでなく、客観的な視点を取り入れてこその成長です。
もちろん経験の比重は大きいのですが、経験から来た独自のやり方だけでなく、世の先人達が考えた素敵な仕組みを使えばもっと楽に効果的に対処ができます。
変化が激しい世の中で、人材教育については今後より重要になってきます。
自分が関わることで、メンバを成長させることができたら素敵ですね。
読んでいただきありがとうございました!
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