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いろんな空

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過去の投稿をまとめています。 全部自分で撮った空です。
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2021年6月の記事一覧

ことばのチカラ

ことばのチカラ

どこぞのアーティストが誰かの為に唄う歌詞とか
そういうto youな、for youな言葉もいいんだけど

ほんとうにすてきなことばは、きっとその人の奥底から出てくることば

それは誰かをどうしたいとか
そんな恣意的なものではなく

純粋に自分か
自分の世界にベクトルが向いたことば

でもそんなことばこそ
こころを動かしたりするんだよね

だからこそ
まっすぐな人でありたいし

ひとのまっすぐなこ

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実家に帰った話②

実家に帰った話②

実家に帰った話をした。
これは、その続きと、少し関係のある後日談

前回、家族を家族たらしめるものは、
的な結びをした

結論からいうと、いろいろあるなと、自由だと

そのうえで
日本で暮らすうえでは「婚姻」という、社会保障を享受する方法がある 

手段として必要なのであれば、それでいいし

それが枷になるなら、別に不可欠なものではない

今は強がりでもなく、本当にそう思う

さて、
私には血の繋

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たいせつ

たいせつ

ああ、この人はとっても大切だ

会うたびに、話すたびに
思う人がいる

目の前にいるあなたが
とっても大切で

いなくなる日々は想像つかないけれど

数日後、数ヶ月後、何年後か
また会えたとき

ああ、やっぱりたいせつだ

そんなふうに思えるのだろうか
きっと、変わらず思うんだろな

あなたの眠そうな顔も
少し疲れている顔も
酔っ払いのとき、目じりが下がる笑顔も

ほんとはもっとたくさん見ていきた

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風

わたしは風にすぎないんだとおもう

あなたの受け取り方で、
それは背中を押す追い風にもなれば
踏み出す足を阻む逆風にもなる

向き合ったら、歩み出せないよ
安心して、背中を向けなよ
わからないくらいに押してあげるから

私はただの風にすぎなくて
私が運ぶ潮風は、あなたがあってこそ

あなたの価値が、あなたの魅力があるからこそ
風吹く先の人々を和らげ、助けているんだよ

風って
とっても刹那的なもの

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わかるということ

わかるということ

とあるきっかけで、編集者の方とお話をした

その方からはいろんな話を聞いたんだけど
ある話がとても印象に残った

「作家の思いを受け止めて咀嚼する存在になることはとても大事。ただ、全部を話しきった、わかってくれたと感じた瞬間に書くことをやめてしまうこともある」

的なお話し
(少なくともそう解釈した)

書くことに対しての自分の感覚は
まさにそういうことな気がしていて

受け止められていない感情

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この人のために

この人のために

「あなたはどういうキャリアを描いていますか?」

「そのためにうちではどんな部署でどんな経験がしたいと思っていますか?」

ある年次で全員に行われる
キャリア面談での問いのなかで

準備していたはずの自分のキャリアが
うまく表現できなかったのは
もちろん自分の整理の足らなさもあるのかもしれない

でも、
ある場所で働くことも

何をするかということも

なんとなく考えても話していても
ピンとこなか

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志が善でも行為が悪になることもあり、
また行為が善でも志が悪なることおるように思われる。
単に志が善ならその行為も善という説よりも、
その志と行為をくらべあわせて考えた上に
善悪を定めるという説のほうが確かである。
引用ー『論語と算盤』動機と結果

すきなひと

すきなひと

すきなひとに
すきなひととの
大切なことを伝えたい

きっとわかる人にはわかるんだろうし
わからない人にはわからない

自分のこともそう思っている

わたしが思うわたしと
あなたが思うわたしは違くて
それでもいいと思っている

ただ違うわたしに気づいてくれることは
とても嬉しいことでもあり

その先はすこしのこわさもあったり
不安もあったりするもの事実

だけど今はじぶんが守り続けていたじぶんを

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ちいさいこと

ちいさいこと

きれいなことばで紡ごうとしたり
ものごとの理由を解明しようとしたり

抽象化することにしばられすぎて
もっと大切なおおきなことを忘れないように

したいから、する
伝えたいから、伝える

理由なんて考えず電車に乗ってたあのころを
反対ホームに向かっていたあのころを

ただひたすらに伝えたいから
涙がでるくらいのもどかしさとともに
おもいをぶつけ続けたあのころを

青春だったな、で消しさらず
ちいさ

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ドライフラワー

ドライフラワー

花は枯れて消えゆくものだと

かつての私は思っていた

ドライフラワーという存在を知り
咲き方を変えた花達で壁が彩られていくように

思い出の残し方をまた覚えてしまった

しまった、というのは
それが思い出として残ることへの切なさと
悲しさを感じているのかもしれない

忘れようとすることは簡単そうでむずかしく
思い出そうとすることはもっとむずかしい

忘れていたことは忘れられていたことも
知らない

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