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なぜ海外移住節税をしたのか?

生活コストの中で最も高いものは何でしょうか?おそらく、ほとんどの方は「家賃」や「車」などを思い浮かべるでしょう。

私にとって最大の生活コストは「税金」でした。リモートワークが普及した昨今、地方に住むことで家賃はある程度下げられますし、車もカーシェアで費用を抑えられます。

見落としがちですが、日本でどう頑張っても抑えられない生活コストが税金なのです。

ではどうやって税金を抑えるか?

私が出した答えは「海外に移住する」でした。


海外移住という着想をくれた本

まだ日本にいた頃、税金をどうにか抑えられないかと思案していました。そんな時、大学生の時に読んだ「永遠の旅行者」という本を思い出しました。

この本にはパーマネント・トラベラーという概念が登場します。パーマネント・トラベラーとは、税金の安いor無い国に居住することで税金を抑えたり、合法的に税金を払わないという枠組みを活用して様々な国を転々とする人々の総称です。

当初は何千万も稼ぐような方達のための概念だと思っていました

でも、思い出した途端に「私のような庶民にも恩恵があるんじゃないか?」、「意外と簡単にできるのではないか?」と気になり始め、気づけば夢中になって調べていました。

結果として、割と簡単に海外移住でき、私でも節税できることが分かりました。そして、2022年9月にタックスヘイブンの一つであるジョージアへの移住に踏み切りました。


東欧のタックスヘイブン「ジョージア」への移住

首都トビリシの夜景

現在私が住んでいるジョージアは東欧に位置し、トルコやロシアなどに隣接している国です。

初めて聞いたという方も多いと思いますが、世界銀行が行っている事業環境ランキングではジョージアは7位を獲得しており、ビジネスがしやすいと評価されています。ちなみに日本は29位です(汗)

私が知っている範囲で、事業環境の良さを三つほど紹介します。

  • 一つ目は税金の優遇制度です。私が支払っている税金は「所得税1%」と消費税に相当するVATのみです。

  • 二つ目は明瞭な税金システムです。日本のように累進課税や細かな控除がないため、税理士を介さずスマホで1分程度で納税が終わります。

  • 三つ目は法人税の安さです。一定の条件を満たせば法人税も0%に抑えることができます。

このように、ジョージアは新たなタックスヘイブンとして注目を集めつつあります。


どのくらい得なのか?

年収に対する手取りを日本とジョージアで比較してみましょう!

*は「【結局いくら?】自分の「手取り額」が一発でわかる年収別早見表」からの引用

日本の手取りは厚生年金等も引かれている額になっているため、多少フェアじゃない部分はありますが…人によっては差額が年間の家賃より高いという方もいるのではないでしょうか?

これに加え、タックスヘイブンのジョージア、マレーシア等は、日本よりも物価が安く生活コストも全体的に低くなります。(極端な円安の時期を除く)

また、インターナショナルスクールなどの教育費も東京に比べると安くなる傾向にあります。


ライフステージに合わせて住む場所を変えられる

実は他の移住先候補として、ドバイ、マルタ、マレーシアなども検討していました。ただ、子供ができる前に英語圏以外にも住んでみたいということでジョージアを最初の移住先に決めました。

一方、今後の移住先は子供の教育という観点で決めていきたいと考えています。

特にアラビア語と英語が公用語のドバイは、子供に有益な言語を2つ身につける機会を与えられるだけでなく、インターナショナルスクールも人種が豊かなため、次の移住先として筆頭候補です。

また子供がある程度大きくなりボーディングスクール等で手が離れたら、リゾート地にあるタックスヘイブンのマルタやバハマなどでゆっくり過ごしてみたい!とも考えています。

バハマのビーチ


ライフステージに合わせて、抜本的にライフスタイルを変えられるのも海外移住のメリットです。


デジタルノマドビザで楽々移住

ここまで話を読んでいただけた皆さまの中には「海外移住といってもビザはどうするんだ?」と思われた方も多いでしょう。

実は、5~10年という長期期間でなければ、いろんな国で安く取得可能なビザが続々と出てきています。それがデジタルノマドビザです。

正確にはそれぞれのビザに異なる名前があるのですが、海外を転々としているデジタルノマドの方達が移住に利用しているビザを総称してデジタルノマドビザと私は呼んでいます。

税金の事を一旦忘れて、デジタルノマドビザが取得可能な国を一部列挙してみます。

  • タイ

  • スペイン

  • ポルトガル

  • ドバイ

  • マレーシア

  • メキシコ

  • ドイツ

  • ギリシャ

  • イタリア

  • オーストラリア

  • ブラジル

結構行ってみたい国も多くあるのではないでしょうか?意外に思われるかもしれませんが、これらのほとんどの国は月収などの所得の条件さえ満たしていれば数万円からビザの取得が可能です!

タックスヘイブンに関するデジタルノマドビザについては、また別の記事で紹介していきます。


最後に私について

ここまで読んでみて、海外移住節税について少しは興味を持っていただけましたでしょうか?

最後に私について簡単に自己紹介をして終わろうと思います。

  • 30代男性で既婚、子なし

  • 英語は大学院試験で取ったTOEIC720点が最後のスコア

  • 移住するまではサラリーマン、移住後はフリーランス

こんな具合に、東京の基準で見ると割と平凡な感じです。

家族や語学、仕事などさまざまな要因で海外移住に踏み出せないという方も多いと思います。ただ、語学も仕事も海外移住の障害にはならないなというのが私の実感です

今後も、皆さまに海外移住節税の魅力について発信していければと思います。

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