恋愛ソングが苦手な人のための音楽をクリスマスシーズンに向けて紹介してみる

　冬の歌といえばクリスマスソング。クリスマスソングといえば恋の歌。つまり冬になると理解できない歌が増える。

　いや、まぁ、歌詞の意味は言葉としてわかるが、ロマンス的な感覚がピンと来ないのであくまで他人事。ハッピーラブソングなら良かったねと思うし、失恋ソングなら大変だねと思う。共感はできない。

　こんな自分でも音楽は好きだ。何を聞いているかというと、だいたいアニソンかゲームミュージック。というわけでいくつかオススメを。

　「平家物語」はアニメ本編もすごく好き。消えてゆく者たちを見届ける、祈りの物語。毎話オープニングだけで泣いた。

　「シャドーハウス」も面白かった。主人公がほわほわしているので平和な雰囲気はあるが、けっこうしっかりサスペンス。

　「メイドインアビス」は色んな意味でやばい。ちなみに二期のアニメはコミックで内容を知っているせいで途中までしか見れていない。心が壊れる。

　こちらはアルトネリコというゲームから。プレイはしていないがサントラは持っている。歌が大きな力を持つ壮大な世界観。志方あきこさんが好き。志方氏は最近では刀剣乱舞シリーズの音楽も担当されていてそちらも良い。

　こちらもゲームから。美しく、切ない。NieRシリーズは全体的に音楽がすごい。世界の岡部氏すごい。ちなみにNieR:Automataはだいぶやり込んだ。

　他にゲームミュージックで言うと王道でファイナルファンタジーシリーズも好き。FFXVの下村陽子氏の曲とか。スマホゲーのグランブルーファンタジーも良い音楽が多いと思ったら、FFシリーズの植松さんが関わっているらしい。道理で。

　この壮大で感動的な音楽、動画の概要欄を見るに、王子に野菜を食べさせるための戦いみたいなやつのBGMじゃないだろうか。状況と釣り合っていなさ過ぎて情緒が混乱する。

　……恋愛わからん勢の人も聞きやすい音楽を紹介しようと思ったら、自分のオタクみを開示しただけになってしまった。人におすすめするのはあまり得意ではない。

　でも実際、最近のアニソンはあまり「いかにもアニソンです」という感じがしないし、アニメ自体が恋愛ものでない限りゴリゴリの恋愛ソングは少ないので、アロマンティック傾向の人には聞きやすいと思う。

　ゲームミュージックに関してはただただ好きなのでここまで読んでくれた人全員に聞いてほしい。読んでいない人にも聞いてほしい。後生だから一回でも再生してみてほしい。この良さ、伝われ……！