人は誰かと出会うことで、何倍にも輝いていける ～ 「ティファニーで朝食を」（オードリー・ヘップバーン）

「人は一人では生きてはいけない」

本当にそう思います。
それって、恋人じゃなくてもいいんです。
家族でも友人でも、親しい誰かであれば。

中島みゆきの「WITH」という歌の中に、
「一人きり　泣けても　一人きり　笑うことはできない」
というのがあって、最近になってやっとこの歌の持つ意味と、歌詞の意味が分かってきたところなんです。
（WITHというタイトルもそうですよね。WITHということは二人以上ですもんね）

誰かの支えや、出会いによって、それまでの人生が急に好転してしまうことって意外にあるのかもしれません。

僕も時間がたってみて、ふと振り返ると、ああ、あの時、彼/彼女に会っていなかったら・・と思うことが良くあります。

自分が支えられたり、救われるだけでなく
相手に対しても同様の作用をもたらすことが出来る。

それって素敵なことですよね。

きっとこの映画のオードリーも、ポールと出会っていなかったら
まったく違う人生になっていたんでしょうね。

というわけで出会いの大切さというか、
人は誰かと出会うことで、何倍にも輝いていけるということを
この映画からは強く感じました。

忘れられない場面は、
アパートの窓枠に腰掛けてギターを弾きながらムーンリバーを歌う場面。
たまたまカメラを回していたんですってね。
偶然に感謝ですね。

彼女自身の歌声のほうが、この曲には一番合っている様な気もします。
みんなそう思っていますよね、きっと。

人と人のつながりを大切に。