発達障害が向いている仕事〇選について考えてみる~ネットリテラシーを上げる~
皆様こんにちは!
いつもブログを見てくれてありがとうございます!
今回は発達障害(ADHD・ASD)の仕事に向いている仕事について考えてみました。
この記事では発達障害にこれが向いている!ではなくネットリテラシーをつけてほしいと思い書かさせていただきました。
「え!?タイトルと関係なくない??」
確かにタイトルとメッセージとではズレが生じて疑問に思うかもしれません。
一番伝えたいのが
「ネットを信じるのではなく、様々な情報を収集・精査して最後は自分の判断してほしい」
というのが私の想いです。
私自身、紆余曲折あり支援員の仕事が好きでこの仕事を一生の職としてやっていきたいです。
しかしASD(私はASDと診断されました)の私としては少々苦手な部分もありつつも仕事が楽しい!と感じて現在転職活動中です!(転職活動中かい!と突っ込んだ方すみません笑)
ですが、甘く見たフリーランスの世界で地獄を見ました(笑)
発達障害でこの仕事が向いていると記事を見て仕事選びをする方もいますが今一度考えてほしいと思い発信させていただきます。
それでは詳しく解説していきます。
発達障害の方が向いている仕事についておさらい
発達障害の種類について
まずは、発達障害の特性から向いている仕事をサラッとおさらいしていきます。
発達障害でもADHD(注意欠如・多動症)・ASD(自閉スペクトラム症)・LD(学習障害)と3つに分かれています。
しかし3つそれぞれ分断されているわけではなく、また厳密に分けられるものではなく、人によっては複数の障がいの特性が重なりあっていることもあります。
発達障害の向いている仕事について
上記のように発達障害といってもそれぞれで特性が異なり、得意不得意が分かれます。
ADHD(注意欠如・多動症)
規則やマニュアルに沿って働ける仕事
自分のこだわりや専門性を活かせる仕事
臨機応変な対応を求められない仕事
打ち合わせなど人とのコミュニケーションが少なくマイペースにできる仕事
視覚的処理能力を活かせる仕事
デザイナー
アニメーター
イラストレーター
営業職
ジャーナリスト
カメラマン
起業家
ASD(自閉スペクトラム症)
発想力や独創性を活かせる仕事
慎重さを求められない仕事
行動力を活かせる仕事
就労時間や業務内容に自由度のある仕事
会計士
カメラマン
駅員
動物の調教師
アニメーター
プログラマー
数学者
校正者
LD(学習障害)
スマホやタブレット、PC表計算ソフトなど苦手分野を補助できるツールが使える職場
苦手分野に理解がある職場
ノルマに追われない職場
が、しかし
サイトを調べて気づいた人もいるかと思います。
どれだけ現実的に就職出来る仕事があるのか
未経験から就職できるところがどれだけあるのか
営業職なら無形商材等未経験からでもチャレンジできる仕事はありますが、ADHDの方が全員営業職に就けるものでもなく、障がい特性以外にも性格やキャリアとしての向き不向きがあります。
よくプログラマーやデザイナーおすすめ!やオンラインスクールの広告がよく出てきますが、それだけ需要があるからではありません。
プログラマーになるためにプログラミング言語を一から覚えてできる必要がありますし、バグの修正など事細かにチェックや言語を入力する以外にも作業が発生します。
デザインもPhotoshopやillustratorのツールを扱うスキルを習得しデザインを学んでいきます。デザインは「正解がない世界」です。正解がない世界をどこまで楽しめるか(笑)それを苦行と思う方にはマッチしていないかもしれません・・・。
プラグラマーもデザイナーもある程度習得期間が必要であり「ツール触るの初めてです!」という方が就職出来る確率は低くやはり実務経験必須だったりなくてもポートフォリオの充実度が必要になってきます。
ASDでいうと定型業務が多い公務員がおすすめ!とありますが公務員試験の合格率等を考えて「よし!退職して公務員になるぞ!」とできるかは想像の通りです。
健常の方でも公務員を目指して勉強している中ライバルは多いです。そこにチャレンジするのは全く否定しませんし、その選択肢もありだと思いますが、現状の貯金や年齢やキャリアを見ずにオススメなのはどうかなと感じます。
営業やエンジニアも需要はあり未経験転職のチャレンジは十分可能性がありますが、よくよく考えてみる必要があります。
私自身発達障害を疑っていた時期に調べて出た感想が
「いや!今自分の状態(体調・キャリア・年齢等)で行ける仕事少ねー!!!」
絶句でした(笑)起業家や数学者なんて何回生まれ変わったら行けるのか・・・。
伝えたいこととして向いている仕事のサイトを批判したいわけではなく考え方・視野を広げるということなんです。
何が向いているのかの視点を変えてみる
さて、ここで何に躓いているか気づいたのではないかと思います。
それは、「何の仕事かに焦点を当てすぎてしまっている」とわたしは感じます。
営業なのか、クリエイターなのか、学者なのか・・・・
そうではなく、視点を変えてみて「何を伴う業務内容だったら向いているか」に視点を変えてみます。
え!?どゆこと??と思ったあなた。今から解説させて頂きます。
すみません。今回はASDに絞って何が実際向いているのか考えてみました。
もう一度ASDが向いている業務内容が
規則やマニュアルに沿って働ける仕事
自分のこだわりや専門性を活かせる仕事
臨機応変な対応を求められない仕事
打ち合わせなど人とのコミュニケーションが少なくマイペースにできる仕事
視覚的処理能力を活かせる仕事
です。
私の例でお話させていただきます。
就労移行支援の仕事は「対人援助職」です。
言葉の通り対人コミュニケーションの業務が発生します。
面談もありますので、がっつりコミュニケーションを取って仕事をしていきます。
一見するとASDに苦手な業務ではありますが、
業務マニュアルを作成する
面談の流れを覚える・習得する
フローチャート等図を作成する
共有内容などチャットで共有し全体会議の時に話す
話す内容をメモにまとめる
いかがでしょうか?
一つずつ解説していきたいところではありますがまたの機会にさせて頂きます!
確かにASDは接客業は苦手な仕事して上げられます。
しかし、就労移行支援はマクドナルド程大人数を対応しなければいけないわけでもなく、一人一人にじっくり時間を使えます(それでもバタバタするときはありますが)
耳からの情報だけでは確かに抜け漏れもありますし、メモを取ったとしてもどこに書いたかわからないときもあります。
優先順位もわからず何から手を付けたらいいかわからないときもあるので優先順位シート(勝手に命名)を使って業務していってもいいかもしれません!
メモを取るときも文章だけではなく図などを用いたほうが記憶定着も上がりそちらのほうがわかりやすいです!
いかがでしょうか?
視点を変えることで仕事の幅がグッと広がったのではないでしょうか?
もちろん、発達障害は得意のことと苦手なことの差が大きいですが、一番は「自分に合った環境で働いていけるか」が重要ではないかと思います。
ネットリテラシーを上げる
さて、このブログで一番伝えたいことです。
ネットは便利です。数秒で自分が知りたい情報が手に入る時代です。わざわざ人に聞いたり図書館に行ったりしなくても情報がすぐ得られます。
そこで注意してほしいのが
「なんでもネットを信じすぎないこと!!」です。
ネットの中にはアフィリエイト広告などマーケティングを上手く使った記事もあり、商品の購入目的で書いている記事もたくさんあります。
それを信じてしまって「実際と全然違った!」なんてこともたくさんあります。
「パソコン一台で月収○○円!働く場所は自由!」と言うのを見て飛び込む人はいますか?はい。私です(笑)
フリーランスの世界がどれだけ厳しいか。自分がやっているということは他の人もたくさんやっている。そういうライバルからいかに自分を選んでもらえるか工夫も必要ですし技術も勿論必要。そして営業もやっていかないといけない。キラキラした日々なんてなく泥臭いことをこなす毎日。そんなことを想像していましたか?俺!(笑)
ネットの情報だけに頼ると「こうだからこう!」と視野が狭くなってしまうことです。
だから私は一つの情報だけではなくてTwitter(X)、口コミサイトも多角的に情報を仕入れて最終的に判断するようにしています。
「いや!全部ネットやんけ!」と思った方。鋭いですね(笑)
ブログサイト一つだけではなく、Twitter(X)での意見を取り入れたり、口コミサイトだとまた別の視点での意見があるため視野を広く持てます。
そこから仮説を立て実際やってみる。
しかし、実際やってみるものの失敗したくない!という方もいると思います。
あなたの状況が私にはわかりませんが少しでも猶予があるのなら
短期バイトからお試しで自分にマッチングしているのかを確かめ、スモールステップしていく方がダメージも少ないと思います。
ほんの1日だけでもいいと思います。
ライン工が発達障害にあっているというので私も1日短期バイトでやってみましたが、腰は痛いわ肩は痛いわ・時間が進むのが遅くて絶望的(5分は早いです)でした(笑)
これが正社員入社だとプレッシャーでしんどいですよね・・・。モヤモヤしたまま最悪鬱になってしまうのを避けるためにも派遣やバイトでスモールステップを踏むのもいいと思います!
そして実際やってみて経験を積んでみる。
情報はあくまでアシスト的な役割です!その情報が全てではなく意見の1つと言うのを忘れずにやってみてください!!
長々となりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました!!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?