見出し画像

国連総会のミッドタウン

国連総会真っ只中のミッドタウンは忙しい。コロナ禍で2年間総会はオンラインで行われたが、今年は対面で行われている。コロナ前の交通規制は厳格で、目的地に辿り着くまでグルグルと蛇行させられたが、今年は緩和され移動もスムーズだ。今日はバイデン大統領が演説し、ゼレンスキー大統領がビデオで登場する。総会の中でも最も注目度される日だ。

総会開催に合わせて大規模なデモが行われることもあるが、今年は見受けられない。バイデン大統領の来訪に合わせて「バイデン、第3次世界大戦に突入するな」という趣旨の看板が二個ほど掲げられていた。

首脳の来訪に合わせて邦人職員会が行われたので出席する。邦人職員で集まるのも2年半ぶりだ。百人ほどが集まったが、人の入れ替わりが激しいのと、また大組織ということもあって、知らない方が殆どだ。その中で顔見知りを見つけ出し、久々の対面を喜び合う。新しい出会いもあった。

リモートワークでいつも半径1キロ位の生活をしている。それはそれで快適だが、人との出会い、とりわけ新しい人との出会い、には乏しい。1時間かけてマンハッタンのミッドタウンに来るのは「遠足」のように感じるこの頃だが、足を伸ばして来たからこそ得られるものもある。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?