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映画「Dr.Bala」を観ました

映画「Dr.Bala」を観た。

ドキュメンタリー映画「Dr.Bala」を、
シアタードーナツ・オキナワで観た。

ドクターバラーこと大村医師は、
自分のやるべきことを、やっている。
自分のやりたいことを、やっている。

愚直に続ける。必要なことを見極めて、やる。
ルートが変わっても、目的地が定まっていれば、必ず辿り着く。

ボランティアだからできる支援がある。仕事なら、過酷な重労働になる事でも、ボランティアなら、やりたくてやっているので、重労働ではなくなる。ボランティアだからこそ、できる支援がある。

やりたいから、やる。

その想いから湧くエネルギーは、強い。

私は、自分の命が、毎日減っているのに、
自分の命を浪費しているのではないかと、
焦っていることに、気づく。

自分の技術を何に使うか。
自分の時間を何に使うか。
自分の命を、何に使うか。

心と体が結びつかない時は、どうすればいい。

立ち止まる。
目的地を定める。
必要な準備と、行動をする。

頭で分かっていても、目的地が定まらない。
それは、逃げなのか。

何を追求すればいいのか。

お金にならなくても、したいこと。
自費を支払っても、やりたいこと。

それは、なに?

大村医師の運命を変えた出逢い。
JAPAN HEARTの吉岡医師との出逢い。

吉岡医師が、こう話していた。

一流と超一流の違いは、
自分の型を見つけたかどうか。

師と同じでなくて、よい。
自分の「型」を見つけたかどうか。
それは、自己との対話でしか、見つからない。

自分の型。私の型は、なんだろう。

人との出逢いで、人生は変わる。
だけど、同じ場で、同じ人にあっても、
受け取り方は人それぞれ。

吉岡医師の講演を聞いて、大村医師はJAPAN HEARTの活動に興味を持った。だけど、その講演を聞いていた全員がJAPAN HEARTの活動に興味を持ち、同じ行動をした訳ではない。

縁て、なんなんだろう。

唐突だけど、大村医師の目の強さ。
かっこいい。

私もかっこよく生きたい。

カンボジアで起こったポル・ポトの大虐殺。国を良くする事を口実に、知識人を殺し、カンボジアは大損害を受けた。

自分の国の患者は、自分の国の医師が治す。

大村医師は、カンボジアの医師達に、その誇りを取り戻してもらう為に、自分の技術と知識と経験をカンボジアの医師たちに提供する。

ポル・ポトも、大村医師も。
どちらも、カンボジアを良くしたい。
その想いは、一緒だ。

じゃあ、何か違うのか。

相手に対する「敬意」があるかどうか。

ポル・ポトは、国民への敬意がなく、
大村医師は、敬意を持って関わっている。

相手の力を奪って、
自分の力を誇示するのではなく。

相手の力を伸ばして、力をつけて、
自力でできるようにする。

それが、支援だ。

それは、相手の力を認めている。

そして、自分への敬意もある。
相手の力を伸ばせる力が、自分にある。
自分なら、できるという自信。

ポル・ポトは、自分に自信がなかったのかもしれない。

不安からはじまる行動は、よくない結果をもたらす。

何が自分の不安を煽っているのか。
私であれば、この焦りの理由をしっかりと見る。

自分の不安を煽る自分を、止めよう。

自分への敬意を取り戻そう。

私を育ててくれた、たくさんの人たち。
私と出逢ってくれた、たくさんの人たち。
その人たちを悲しませないように。

みんなのおかげで、今の私がいる。

自分を卑下することは、みんなからもらったものを卑下することになるかもしれない。

たくさんいただいた恩や愛を、還元していく。

今の私にできることは、恩送りだ。
いままでも、これからも。

できることから、やる。

でも、できることだけ、やっていても仕方ない。という気持ちもある。できることだけをして、本当にするべきことをしない口実にしていないか。という視点も忘れない。自分で自分を点検する。だけど、それが、焦りにつながるのかもしれない。

ちゃんと点検できているだろうか、という不安。

だけどさ。大村医師と比べたら、私なんてたいした事ない。大それた事を、背負い過ぎない。自分に負荷をかけ過ぎないで。

かっこよく生きたい。
理想と現実の落差を自分で作り出し、
自分で自分を追い詰める。

自分による自分の監視を、ゆるめよう。

真面目なのが、私の良いところであり、好きなところでもあるけれど、真面目過ぎるのは、改善の余地あり。自分を許す。ゆるめてゆるす。

ゆるゆるする。それが、今の私にできること。

そんな甘えたこと、言って!!

と、自分を叱責する私が登場する。
そんな自分と、仲良くなろう。

どんな自分にも敬意を払おう。

どんな自分も、自分が困らないように、自分を助けようとしてくれている。より良い自分になるように努めてくれている。

ありがとう。

誰かを助ける前に、まず自分を助ける。
それが、自分にできること。

自分との対話から、行動のヒントを得よう。

映画「Dr.Bala」を観ることができて、良かった!

シアタードーナツにて、3月1日(水)までだったのが、延長して3月29日(水)まで上映中です。ぜひ!

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