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2024年8月の記事一覧
『響け!ユーフォニアム3』
最終楽章に相応しい堂々の完結
吹奏楽に青春をかけた黄前久美子の物語としてこれ以上にない結末。
久美子たちの濃密な3年間を観てきたから視聴後の喪失感が消えない。
でもまたいつでもユーフォに会える。
だってこれは”終わらないメロディ(物語)”なのだから
『リズと青い鳥』
初視聴時は芸術的で映像美に圧倒されたという感想。
そこから咀嚼しこの物語はみぞれと希美の「愛の在り方」を描きたかったのではないかと思っている。なぜなら、本編での二人の互いに素の関係性も「愛の在り方」を証明する為の過程に見えたから。
その過程がとてつもなく美しい
『響け!ユーフォニアム2』
当時視聴時はみぞれと希美の話が中途半端だと感じたけれど、
「大切な人に自分の想いを届ける」をテーマで考えた時に全てが繋がった。
1期が”青春のメロディ”なら2期は”心温まるメロディ”と定義したい。
この温かいメロディ(物語)を私はきっと忘れない。
『響け!ユーフォニアム』
原点にして頂点。
後悔も喜びも全てが ”青春のメロディ”
仲間と切磋琢磨する美しさも いくら努力しても決して報われない残酷さも知っているからこそこれほどまでに作品に共感し感動できるのかな。
吹奏楽にすべてをかける本気の青春ドラマがここにある。
『まちカドまぞく 2丁目』
このまちカドにある小さな幸せ
桃の姉への執着、みかんの呪い
そんな2人の問題を解決し笑顔にすることがひいてはまちを守る使命に繋がっていくまちと人の結びつきが描く物語がとても良かった。
酸味増し増し 桃色成分大増量のまちカドは心の拠り所。
『白い砂のアクアトープ 』
沖縄の水族館を舞台に描く”ガール・ミーツ・ガール青春群像劇”
2人の少女の夢の喪失と再生 挫折と成長を色濃く映し水族館で働く人たちの思いも見えるのが魅力の一つ 人や海の生き物に優しくあろうとする一人ひとりの思いの欠片が未来へ紡がれていく素敵な作品。
『かげきしょうじょ』
銀橋を目指すみんなが主役
キャラクターの掘り下げが丁寧だから一人ひとりが魅力的に映る
女性の縦横社会のドロドロしている部分と華やかさの二面性を見せるのも丁寧
辛い過去や今を乗り越え直向きに銀橋を目指す王道でド直球なストーリーが最高
『Do It Yourself!!』
”友情をDIYする”
美麗な背景・独特のゆるい空気
本作から受け取れる物創りの楽しさであったり、友情をDIYしていく尊い時間がとても魅力的で 惹かれた。いらなくなったものを再利用し新しく生まれ変わるように物も友情もDIYできるテーマ性が素敵。