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日本語パートナーズの二次面接で、何を聞かれるか。

恩師や上司の支えもあって
日本語パートナーズの書類選考を通過した。
嬉しい気持ちでいっぱいだったが、
そんな気持ちに浸る間もなく
仕事に面接の準備にと追われていた。

日本語パートナーズ(以下NP)の
二次は面接が行われ、
私が受けた面接は
オンラインで一人25分ほどである。

面接準備

ネット上で拾ったNPの面接に関する記事は
一通り全て読み、
予想されるであろう質問を
自分に置き換えて
時間内に
上手く回答できるよう準備した。

とにかく
パソコンのカメラ部分以外の場所に
たくさん付箋を貼って、
緊張で飛んでしまった時に
起動修正できるように工夫
した。

決められた時間にオンライン入室し
カメラや音声のチェックを行ってから
面接官の短い紹介があり、自己紹介をした。

一部の面接官の後ろに映る時計が
日本時間と異っていたため
現地(ベトナム)からも
オンラインで面接してもらえるのは
ありがたいことだなと感じた。

私が面接で聞かれたことは
ざっくりこんな内容だった。
(覚えている範囲で共有する)

日本語パートナーズの二次面接で
何を聞かれたか。

1)NPを知った経緯
2)NP関連のイベントに参加したことがあるか
3)希望国(複数あったため)を円グラフに表した場合
どのくらいの割合でその国へ行きたいか。
4)なぜ希望国(ベトナム)を選んだのか。
5)現職の仕事はどうするのか。
6)上司の理解は?
7)家族の理解は?
8)海外へ長期渡航歴があるがその目的は?
9)先進国とちがい発展国での長期滞在において
考えられる不安や懸念点はどう解消していく?
10)自身の趣味や特技の中で中等教育で活かせるものは?
11)他には?
12)ここはベトナムの教室です。短くやさしい日本語で自己紹介
13)12で気をつけたことは何か。
14)英語力のチェック
(ホテルの受付に病院へ行きたい旨を英語で伝えてください。)
15)最後に言い残したことや伝えておきたいことは?

本当はもっと聞かれたことや
突っ込まれたことがあったが、
鮮明に覚えていて自己採点のためにも
面接後にしっかり書き起こして
残していたのが
これら15の質問だった。

面接で印象的だったこと

この15個の質問の中で私がつまづいたのは
10と11である。
特技や趣味として準備して
面接で発表したことが、
一人の面接官にはうけなかった。

他に、なにかありますか。』
『それが例えば、
こんなクラスだったらどうですか。
(それが通用するか)』

など細かく突っ込まれた。

咄嗟にその時思いついたことを
伝えてみるがその回答についても
面接官の表情は一向に変わらない。
焦ってしまった。
ただ、時間は有限だ。

私は素早く降参して
「すいません、今すぐには
これ以上のことが思いつきません。」

素直にそう伝えた。

順調と思っていた面接が一気に
暗転した。

するとその面接官が
『大丈夫、
それを派遣前研修で勉強するからね。
はい、わかりました。』
とあっさり返された。

今思うと、このままこの面接官と
戦っていたらどんどん時間が過ぎてしまい
墓穴を掘っていたのかもしれない。


分からないことや、
思いつかないことは
正直に言うべきだと思った。

面接の最後の一押し

最後に何か伝えたいことがあるか
と面接官がこの面接を締めに入る場面では、
時間ギリギリまで自身の熱意や
スキルアップする機会を与えてほしいと
応募用紙にも書いた内容を
改めて再度、伝えた。

とにかく、泣いても笑っても
これが最後になるかもしれない。
《少し失敗したな》なんて反省は
後からいくらでもできるから、
とりあえず最後の一押しまで
自分自身を押し出すべきである。

オンライン面接は嵐のように過ぎ去った。
2日後に私は地方への出張を控えていた。
考えたり、考えないようにしながら
パッキングをしていたのを覚えている。

この記事が、
いつか誰かの手助けになれば幸いである。

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