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不採用ぐらいで「人生詰んだ」わけじゃない

先日もまた、派遣会社からお断りの電話がかかってきた。

その理由は「急に案件自体がなくなりまして…」

はい、絶対にウソだね~。
本当に立ち消えた時とウソで言ってる時の違いぐらい声のトーンでわかっちゃうんだけどな~。舐めてもらっちゃ困りますよ、ホントに。

あ。わたし、1月の初めにも派遣会社の営業に対して「舐めてんじゃないよ」という思いを抱いていたんだった。


20代前半から派遣で働いてきて、この働き方で学ぶことはもう完全に無くなったんだろう。
エントリーしても採用はおろか社内選考すら通らない事が普通になってきた。ハハハ。

50手前。
どこからも「要りません」と言われることは、正直生きてる事が馬鹿馬鹿しく思える瞬間でもあったりする。詰んでんなぁ~、ってボーッと空を眺めながら何もかもどうでも良くなったりもする。(大丈夫です、僕は死にましぇん!)

でもですね。これはきっとわたしが腹の底で望んで
る事なんですよ。働いたら働いたで結局

「ここはわたしの居場所じゃない!」
「窮屈!息が詰まるわ!」

と、このnoteにまた垂れ流すことだろう。(迷惑)

きっと未だに、雇われて得る収入がある安定さにしがみつこうと甘ったれたことを考えている自分がいるのだ。こんなに"仕打ち"を受けているのに。自分でも驚くほどにドMらしい。

そんなドMおばさんが最近耳にして、首がもげるんじゃないかってぐらい頷いた言葉がある。

わたしは占い師のキャメレオン竹田さんが好きでオンラインサロンに入っているのだが、そこでキャメさんがこんなことを仰っていた。

安定を望めば心は不安定になり
不安定を受け入れれば心は安定する

………すご!哲学的!!
安心・安定なんて、もしかしたらまやかしなのかも知れないわ。

「要らない」と言われたのは単なるひとつの仕事であって、それも天命でも天職でもない、ライスワーク。誤解を恐れずに言うならば"たったそれだけ"の事。

就職、転職活動の中で度重なる「お祈りメール」のカウンターパンチを喰らっている人がいるとするならば、仕事が決まらないからと言って、あなたの人生全てが詰んでるわけではもちろんない。だから過度に落胆する必要もないのです。

現におばさんは逞しく生きています!!
生きるのめんどくせ!と思っていても生きてます!

安定を選んで心が不安定になるぐらいなら、腹括って不安定を受け入れてやろうじゃないか。

不安定を受け入れたという安定感で人生は好転していくのかも。それはある意味、恐れを手放しているという事なのかも知れない。なかなか神は高度な遊びを吹っかけてきやがる。


心を揺り動かす出来事が訪れたとしても、それは単なる一事象。

手を替え品を替え「揺り戻し案件」がやってくるとしたら、いちいち「詰んだ!」なんて頭を抱えるのもいい加減アホらしくなってきそう。

散々落ちて、塞ぎ込んで、殻に閉じこもり、どこかのタイミングで

「あ。もう、これも飽きたな」

となったら、次へ進むエネルギーが充電されたよというサインかも知れない。もしかしたら「詰んだ案件」から己の本領を発揮する道が開かれている事もあるだろう。

だから、わたしも、あなたも
人生まだまだ、これからだ。






「サポート」というあなたからのエネルギーは、わたしの心の栄養・生きる糧、何より「書くエネルギー」になっています!書くことに没頭したいおばさんを支えて下さるあなたには幸せしか訪れません!エネルギー循環最幸♡