私の芸術運動151豊かさ

私は人から褒められたいという思いがあるのかな？

皆さんはどうでしょう？

自分のしている事で誰かの役に立ちたい！と思う事っていうのは自分にはそういう能力があるのだ！という事を知ってもらいたいという承認欲求となるだろうか？

たとえばそれが認められなかったら？どうなるだろう？

私は絵が好きだし、私の芸術は誰かに影響を与える力があると思ってる、だけど好きだから描いているというのが根本にある。でもそれが誰にも見向きもされないもので、私自身は自分の芸術に世界を少し変える力があると考えたりする。そもそもその世界とはなんだろう？笑

みんなの生活を豊かにする事は世界を変えることになると私は思うけど、生活の豊かさという点をもう少し深く皆さんとこのブログで考えていきたいと思っています、それがいずれ大きな流れとなって皆さんの世界と共に身の回りの全てがへんかしていくんじゃないかな？と考えています、芸術にはそういう力があると私は信じています、そのきっかけのために私は絵や文章を書いているんだろうと思います。

それでは生活の豊かさについて皆さんはどう思っているでしょうか？

現代において生活の豊かさとは安定した生活の上で更なる向上とそれの継続、生活水準を落とす事なく家族や友人に囲まれ旅行に行き趣味を持ち日常の生活に彩りを与えるプラスαを求めているように思えます、しかし日本の経済は静かに堕ちていっている印象を受けます、生活の水準はギリギリ保たれているものの給料が上がるわけでもなく、物価が下がるわけでもない、少子高齢化も近年急速に進み12年分も一気に進んだと何かで読みました、人も減って、やんわり将来は海外に住みたいなーとか、２拠点生活したいなーとか、地方でのんびり暮らしたいなーとか、いずれは！という感覚が完全に定着しています、けど、今何かしなければ未来はこの今の延長にしかないわけです。

そのために、企業や、副業や、好きを仕事になど色々と最近は言われていますね、私はそれについてはとても良い事と思います、しかしそれが人生の豊かさに繋がる最善の事でしょうか？

私はそれは流行りだと思っています、そういうふうにやんわりと社会がそちらの方に向いているという状況であって、私たち個人個人の生活の豊かさのために向いた方向ではない様な気がするのです。

綺麗事に聞こえるかもしれませんが、生活の水準が下がると不幸になるんでしょうか？いや！私は正直に思うことを言えば周りの人と比べて自分の生活水準の普通という基準を考えていると思います、もともと全ての人が生活水準を上回っている世界じゃないんです、だからみんな知らないうちにあの人よりも自分は良い、あの人よりは駄目かも、の中間に落ち着いているんじゃ無いでしょうか？

生活の水準が人生の価値と言えるでしょうか？

私はとてもそうは思えません、近所の高級マンションの最上階に住む人が飛び降りた事が前にありました、最上階のはるか下にあった古いトタンで補強された様な古民家の屋根に突っ込んだらしいのですが私はそこになにか皮肉めいたものを感じました。

私はいつもあのマンションのそばを通る時上を眺めながらあんなとこに住んでいるなんて金持ちなんだなーとよく話していました、その最上階で苦しみに耐えかねて下に落ちてきたわけです、詳しい情報は知りませんが聞いた話によれば1人で住んでいたとの事です、寂しかったのかな？悩んでいたのかな？なんて色々考えたのですが私には結局何もわからないまま心の中でご冥福をお祈りしていました。

人間の生活の豊かさとはどういう事か？

豊かさを求める事が本当に大切でしょうか？

それよりも自分が何を持って豊かと思えるか？そもそも自分にとっての豊かさとはなにか？を考える必要があるのです、向上心を持って上へ上へと向かって行けば豊かになるわけでも無いのでしょう。

金があれば財布は豊かですが、心は貧しいままかもしれません！！

豊かでも不幸な人もいるでしょう、豊かでは無いのに幸福な人もいるでしょう。

私はこれからの時代、本当に心の豊かさというものが生きていく上での力となると感じてます、あの人より上とか下とか同じくらいだ！なんて基準はむしろ自分を縛るものとなるんじゃ無いでしょうか？

そこに一喜一憂する時代じゃ無い。

ただやんわりと没落しながらも心の豊かさを蓄えられる強さが必要かもしれないですね。それができなければ自分が自分を貶めてしまう可能性があります、この世界はそんな辛く切ない味気ないものじゃ無いはずです、若い頃私は世界に色がない様な気がしていたのです、実は色がないんじゃないか？って。

だけど絵を描く様になって、私は現実の世界でたくさんの色を発見してきました、言葉通りに世界が輝き始めた様に感じたのです。

まだまだ明度や彩度は低いものの、これからもっともっと色彩を発見して彩っていけると私は思ってます。

地位や名誉や金はありませんけども、この豊かさはいずれ自分をあるべき場所に運んでくれると私は信じて生きています。

次は私の思う豊かさについて書きたいと思います。