挫折のススメ
芸術とはどういう事なんだろ?
芸術家になろうと思い立ったら何をする事がそれに該当するんだろうか?
絵を描いていれば良い!のか?
基本的に制作して出来たら発表して、けど実際はそんなに余裕もってやれない、ましてや僕みたいに独学でフリーでまさにフリーターなヤツなんかは発表する場所をまず見つけて同時進行で描いていくしかない
無理だとよく言われるけれどとにかくやってみる事に取り憑かれてる僕には馬の耳に念仏
無理と言われるからやれる気がするかもしれない
感覚的にはやれるよ、やれる、絶対できるよ、と毎日言われ続けたら出来ないような気がするのは僕だけか
まぁーできるよなんて言われたことはないのでどのみちなんだけど!笑
そんな事よりも、今考えている事がある、独学でやってきたことによってかなり偏った自分の芸術の観念が怖いなと最近考えたことです
内心学校を出た人には勝てないんじゃないか?なんて事もふと考えたりする
芸大出た人の方がそりゃそうか!という感じで
独学でやってきた自分と芸大出てそのあと独自の世界を追求してきた芸術家達
比べる物差しを僕はもっていないから、余計にとてつもない距離を離されて、全く別のものに僕はなってしまったような気がする
独学なんて関係ない、上手い下手なんて関係ない、これもよくいわれるなーうん
こんなわけのわからん事を考えながら積み上がってきた僕の画家としての人生のうちのたった3年間は、風が吹けば簡単に吹き飛んでいくような気がして最近怖くなってきた、積み上がった経験がまるで発泡スチロールで出来たものに過ぎない感覚
ボロボロ崩れて風で吹き飛ばされていく気がする
いっぺん死んでみたらどうか?という声がする
死ぬって自殺とかそういう死じゃない
挫折
思いっきり叩き潰されて根元からポキっと折れて仕舞えば良いと思ったりしてるんだ
挫折をするためにもどうやら必要な事がある
これは逆に成功するために必要な事と共通点がいくつかあるように思う
継続
努力
自信
これは挫折するためにも成功するためにも必要
努力を継続して自信がなければ、何があってものらりくらりと逃げる事ができてしまう
これには挫折も成功もない
自信がそこにあれば、現実に正面衝突する
そこで初めて、自分が今までしてきた事を初めて認識することができる
それが怖くて自信がないんじゃ結局何にもならないという事
だったらいっぺん死んで(挫折して)みるのも良いと思う、できれば是非そうなるべきだ
僕は弱い人間だからね、自分を保つ事で精一杯になってる
そんで、その気になってる
本当にイライラするよ、叩き潰してやりたい
けど叩き潰せるほど強くもない、だから作品を発表し続ける、その時僕が持てる自信を精一杯、少し無理してでもそれを突き出してみたいと考える
芸術家になろうと思い立ったら何をする事がそれに該当するのか?
人に褒められるような芸術じゃダメなんだ
下手なら下手で、そのままでもぶち当たっていけるような強さがなけりゃ
そのために描いて描いてを継続して
とにかくぶち当たるまで行って見なきゃなぁ
個展が楽しみだよ
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