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自分と他人を比較「気にしないチカラ」

人の周りには人がいる。
どこにいたってそうだろう。

家、学校、職場。
完全に孤独な人なんていないのではないか?

SNSの発展により
誰もが発信を自由にできるようになった。
だが、SNSは自己肯定感を奪うなんて言葉も
よく目に耳にする。
まったく見ず知らずの人でも
テレビやスマホのなかにいる人でも
人は人と常に一緒にいるようなそんな時代だ。

だからだろうか?
自分と他人を比較するのは。

人は人。
自分は自分。

そうやって言われてきたはずなのに。
ずっと人と比べてしまうのは、
避けようのないこの繋がりのせいだろう。

あの人はあぁなのに
あの人はあれができるのに
家族は?友達は?先輩は?後輩は?知り合いは?

そうやって自分と誰かを
比べずにはいられないのだろう。

よく日本人は思いやりや気配り、
譲り合いができる人種だと聞く。
いわゆる「優しさ」というやつだろうか?

これを美学とすれば聞こえはいい。

でも、いき過ぎた優しさは
自分自身を苦しめるのかもしれない。

よく日本から海外へと渡ったアスリートは、
「その環境へ適応するために自分を変えなければならなかった」と語ることが多い。


それはおそらく日本人特有の
「優しさ」が影響しているのかもしれない。

それでは厳しい競争環境で
生き残ることができないということだろう。

まさにそういう環境では
「舐められない」とか「いちいち気にしない」
そんなメンタリティが必要になってくる。

どんな環境でも自分を出すことができる人
どんな環境にも適応できる人は
このメンタリティの部分を上手く変化させているはずだ。

自分と他人の比較
よく見て、よく聞いて、よく学ぶことは
自分の成長に欠かせないことであるのは間違いない。

ただ、本当に大切なのは
自分と他人の比較ではなく、
過去の自分と今の自分の比較なのだろう。

そうやって自分のペースでコツコツと歩める人こそが何にも屈することなく自分を生きられるのかもしれない。

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