『場づくりの教科書』
「誰かがつくった場」や「与えられた場」に参加して、なんだか合わないなぁと思ったことありませんか?
だったら、
自分で場をつくってしまえばいい
そう思ったときに、「場づくりを学べる」のが本書です。
一緒に学びましょう!💪
本書への出会い
「場づくり」下手なんですよね、私。
会議を設定するのも、心の準備と資料の準備で時間がかかってしまいます。
noteでも、ちゃちゃっとオンラインの場をつくられる人がたくさんいますが、本当に尊敬します。
そんな「場づくり力」を身につけたい。
そう思っていたとき、本書の著者さんのnoteに出会いました。「引き寄せ」なんでしょうか?noteのつながりって本当に素敵ですね。
長田さんのnoteを見たとき、つい、
「(場づくりの)教科書あんじゃん!」
と叫んでいました。
そもそも「場」とは
本書では、「場」と「場所」についてこのように定義されています。
noteも素敵な「場」ですね。
「場づくり」とは
「場づくり」とは、「思い」そのものです。「やってみたい」「実現したい」「こう生きたい」という思いです。
自分の内面と場がつながっていることに注目してください。他人の期待ではなく、自分軸の思いが「場」なのです。
だから、もし「場づくり」において迷うことがあったら、自分の内面に戻ればよいのです。
誰かがつくった場に違和感があるとすれば、そこに自分の思いがないから、ですね。
「場づくり」は「私づくり」
本書では、「私と場がサイクルになっている図」が紹介されています。
(本書ではかわいらしい図で表現されていて、心地よく頭に入ってきます)
本の中での「場が私をつくる」とは、「場が私をパワフルにさせてくれる(力を発揮させてくれる)」という意味で紹介されています。
ただ、私はこの図を成長のサイクルだと思っています。私が場を成長させるるし、場も私を成長させてくれる。私はそんな場をつくりたいです。
「場づくり」のステップ
では、具体的にどうやって「場づくり」をするのでしょうか。その3ステップを紹介します。
「場をつくる」というと、いきなりステップ3をやろうとしがちなのではないでしょうか?それだとハードル高いですよね。
ステップ1「紙の上に場をつくる」
のとおり、ハードルを下げてよいのです。noteへのアウトプットもステップ1に当たると思っています。
ステップ2「単発の場をつくる」
単発の場は何のためでしょうか?このようなメリットがあります。
「スモールステップでとりあえずやってみる」ことが大事ですね。
ステップ3「継続的な場をつくる」
ここへ発展させるためには、単発のときに「入口の場」と「振り返り」を意識しておく必要があります。
図のステップ3の後は「・・・」になっていますが、これは「場づくりに完成や終わりはない」ことを示しています。つくり続けましょう!
「場づくり力」は仕事にも役に立つ
本書には「会議のやり方」や「組織の立ち上げ方」の話も出てきます。
もちろん場づくりに絡めた話なのですが、仕事にも役に立つ気づきがありました。
「会議のやり方」から学ぶ
意思決定の5ステップが紹介されています。みなさんの会社や組織での意思決定のステップと比較してどうですか?
みなさん、この「矢印(→)」を意識しないで次のステップに移行していませんか?もしくは、②質問③意見がごちゃ混ぜというのも多いと思います。
「みんなが納得して次のステップに移ることが大事」だと学びました。混乱や手戻りが避けられるためです。たしかになぁ。
また、「意見は理由と1セット」です。私も「意見だけを言いっぱなし」をやってしまいがちなので気をつけないといけません。
そして、
一番の注目は「④修正」です。
主催者や提案者は「①提案をそのまま通したい!」という思いがあるかもしれませんが、会議は何のためにやるのでしょうか?
みなさんなら、どちらの会議に参加したいですか?
「組織の立ち上げ方」から学ぶ
忘れがちな、とても大事なことが散りばめられていました。今の自分にすごく響きました。
○○担当になったら、その人自身に「なにをするか?」を語らせる。というのも、おもしろいと思いました。自分で言えば責任感も出ますね。
まとめ
「場づくり」の基本が学べました。本書にも書いてありますが、大事なのは
とにかくやってみる
ことですね。
本日の学びはここまで。また来てください。👋
読書期間 2021/12/06-2022/01/01
初版発行 2016/09/13
「私が参加している場」を紹介します。私にとっての学びあいの場です。
この記事を書いている「高橋ひろあき」とは?