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42歳の転職活動

結論から話すと、

転職できませんでした


5カ月くらいの活動でしたが、ふり返りのアウトプットをします。何かの参考になれば幸いです。

一緒に学びましょう!💪


私の経歴

1社目:プログラマー 約5年
2社目:組み込みソフト/ハード設計 約8年
3社目:組み込み上流設計、マネジメント 約5年

ざっくりこんな感じです。「ものづくり何でも屋」ですね。


転職理由は?

仕事にワクワクしないんですよね…

なんでワクワクしないのか?と考えると、「価値観が満たされていない」というのが私が導き出した結論でした。

価値観については、過去に整理したことがあるのですが、

ごちゃごちゃし過ぎなので、3つに絞りました

①学び ②変化 ③成長

現状、これらは満たされていないと考えています。なので、転職という手段をとってみようと思ったのがこの転職活動のきっかけです。


強みは?

①ハード/ソフト含めたものづくりの全体が俯瞰できる

のですが、あまりこのような幅広い経験は求められていないのが現実でした。

大企業であれば、縦割りや役割分担があるので、何かに特化している人の方が好まれるようです。

②10年以上の組み込み技術経験

があるのですが、企業側は「どんな分野」「設計している装置の規模」「量産数」がどの程度欲しい人材とマッチするかを気にされます。

③学びの力(技術の吸収力)

20代、30代ならまだしも、40過ぎのおじさんにはこんなものは求められていない感じを受けました。重視されるのは経験でした。

④問題発見力

ストレングスファインダーの「回復志向」という資質があるので、これは強みなのですが、あまりアピールするタイミングがなかったですね。

⑤適応力

これもアピールするタイミングがありませんでしたが、

・新しい環境でもすぐに慣れる
・突発的なことに冷静に対処できる

という強みは「そんなことできて当たり前」と見られたかもしれません。


結果

登録したサイト

①ビズリーチ、②doda、③パソナキャリア

あと、ベンチャー特化のサイトにも登録したのですが、「あなたに紹介する企業はない」とやんわり言われました。

応募

①ビズリーチ経由A社から、6社 → 1社一次面接 → 見送り
②ビズリーチ経由B社から、1社 → 1社一次面接 → 見送り
③ビズリーチ経由C社から、1社 → 1社一次面接 → 見送り

A社からは「比較のために6社くらい応募して」と言われたので素直に選んでしまいました。

A社から応募した6社中、本命は2社でした。興味があったのはちょっとだけ…の4社はあっさりと書類で落とされましたね。そりゃそうだ…

数を増やすと企業研究もろくにできません。個人的には、厳選して応募するスタイルが合っていましたね。


面接で聞かれたこと

経験


一次面接は現場の人が出てくるのが大半だと思います。なので、現場が求めている経験を持っているか?をすごく見られます。

逆に、それ以外のことはほぼ何も聞かれませんでした。面接を受けた3社とも、経験の確認だけで30分以上は話しました。

経験以外をアピールしたい場合は、最初の自己紹介で、どれだけ圧縮して自分を語れるかが肝のように思います。あと質問時間の活用ですね。


企業が求める人

高橋のイメージです

30代のころの転職では、企業が求める力とのマッチ度合いはそれほど気にされなかった印象でした。

ですが、「40代は明らかに違う」と感じました。


おもしろかったこと

①エージェントは無駄な時間をつかわない

ビズリーチ経由で、3社のエージェントから応募したのですが、一度落ちると一切連絡をしてこなくなります(笑)。

まぁ可能性の薄い人に時間という貴重なコストをかけるのは無駄ですよね。

悲しいのは、大手さんでも、ほとんど紹介もしてくれない点です。経歴的に相当扱いづらい人だったようですね、私。

②他社で働いている人と話をする

エージェントさんと話をするのは、自分の棚卸しの確認や整理ができていいですね。

面接官と応募者という関係ではありますが、他社の話を聞くのも単純におもしろかったです。

面接中は、製造業あるある話で盛り上がったりして、笑いもありました。それだけに「落ちるとショック」です。


反省点

会社に多くを求めすぎていた。

①自分の価値観が満たされて、②経験が活かせて、③そこそこのお給料がもらえて、④通勤1時間以内

冷静に考えたら、「そんな会社なくね?」とも思います。

40代ともなれば、③と④を諦めればもしかたしたら…くらいのレベルかもしれません。(あくまで私のケース)

時代に乗り遅れていた。

組み込みの製造業であれば、IoTやマイコンからのBluetooth制御はやってて当たり前のように見られました。

「いや、そんなの現職でやってないし…」

というのはただの言い訳で、独学でも一通り経験しておかないとどんどん選択肢を狭めてしまいます。要は単純な実力不足だと感じました。


活動停止のきっかけ

1月末から、父の介護が必要になり、転職活動どころではなくなってしまいました

ただ、これはよいきっかけだったと思っています。

①そもそも私が求める企業なんて存在するのだろうか?
②もっと別の道があるのではないだろうか?

と改めて考えるきかっけになりました。


これからどうするか?

こう考えることにしました。

今は準備期間


2022年は、①本業×②複業×③投資、の3本柱で稼げるようにすると目標を立てています。

準備期間のうちに②複業、③投資を強化しておき、①本業に頼らなくても大丈夫な状態にしようと思います。

本業もやりたいことであればハッピーだと思っての転職活動でしたが、「いまあるもの」に求めすぎたのかもしれません。

求めるものがなければ自分でつくればいい


とはいえ、よい出会いがあれば飛びつくと思うので完全に転職を諦めたわけでもないです。

いつでも飛び出せますよ!


本日の学びはここまで。また来てください。👋


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