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芸能事務所の正しい選び方

こんにちは!
渡部寛隆です。

いつも拝読頂き、本当にありがとうございます!
いいねを見るたびにやる気が上がってます。

このnoteは「芸能戦略大学」と言いまして
「戦略的に芸能人になる方法」「芸能界を生き抜く」こと
を中心に書いています。


今回のテーマは

「芸能事務所の正しい選び方」

です。

まず始めに今日の記事をオススメする方

・事務所に興味がある
・所属したいけどイマイチ分からない
・失敗したくない

一つでも当てはまれば読んでおいて損はありません。



俳優、モデルとして売れたいと考える中で事務所選びは本当に大切です。
本気で業界を目指すなら大学選びより重要です。
私の周りにも事務所を探してたり、入りたいけど全く分からない
という人も多いので今回の記事を是非参考にしてください。

そして
漠然と〜〜プロモーションはオススメ!とか〜〜事務所はやめた方が良い。
みたいな掲示板の噂をお伝えするつもりは一切ありません。


私自身が長年業界にいて
今では俳優やタレント志望の人を事務所に紹介するようになって思う
具体的な「芸能事務所の正しい選び方」です。

事務所選びには大事なポイントが3つあります。
そこを知らないと本当に失敗することになるので
ちょっと文字だけのお堅い文章になりますが
最後まで読んでいただければと嬉しいです。

①知名度
②方向性
③熱量と具体的なビジョン

①知名度

・ジャニーズ事務所
・スターダストプロモーション
・ホリプロ
・吉本興業(お笑い)
・アミューズ
・エイベックス
・オスカープロモーション
・ワタナベエンターテイメント
・研音
・バーニングプロダクション

どんなに芸能界に疎くても名前くらいは聞いたことある事務所はなんじゃないでしょうか。
いわゆる大手事務所というヤツ。
ここに挙げた事務所が全てではありませんが
事務所選びのポイントに「知名度」というものがあります。
これは芸能界に限ったことではないですが
基本的に商品は信頼度が重要になります。

例えば、テレビを買う時に同じ値段だったとして
①パナソニックの32型液晶テレビ
②聞いたことのないメーカーの32型液晶テレビ

だとしたら、恐らく①の方が売れます。
値段も性能も同じですがなんとなく企業が有名な方が安心感がありますよね。

非常にシンプルですが、こういったことが芸能界にもあるんです。
俳優やタレントは商品なので
大手事務所というだけで起用する側も信頼度が高いです。

②方向性

2つ目は事務所の方向性を知ることです。

モデルを目指しているのに吉本興業に行く人はいないと思います。
こう言うと、当たり前だろ!知ってるわ!と言われてしまいそうですが
もっと深いところまで突き詰めると
その事務所に所属している人がどんな仕事をしているか
に注目するということです。

例えば
自分が戦隊ヒーロー物に出たいと考えた時、その事務所に歴代のレンジャーや仮面ライダーに出演経験のある俳優が所属しているかをチェックしてください。

していたら、どの程度の役で出演していたかを確認
(レッド?ブルー?敵役?夏過ぎから出てくる敵っぽかったけど仲間になるやつ?1話しか出ない店員A役?逃げ惑う人々役?)

その役所であれば出演できる可能性は大いにあります。

事務所には強いパイプやジャンルがはっきりしていることが多く

それを見抜いて自分の目指していること、やりたいことに当てはめてください。
朝ドラ、〜監督の映画、2.5次元、有名ミュージカル、ガールズコレクション、有名雑誌の専属モデル…等々

その仕事経験者が一人もいないということは、事務所もそこへの深い繋がりはないということです。
だからと言って絶対その仕事ができないという訳ではないですが、その牙城を崩すのはなかなか難しいです。

大手事務所でなくてもメインでお仕事をしている人はたくさんいますので
自分のしたい仕事や作品の出演経験者がいるかを必ずチェックしましょう。

③熱量と具体的なビジョン

事務所に所属する前の流れは様々です。
スカウト、紹介、書類を送って事務所から連絡が来たなど
所属する流れや手法もはたくさんあります。

そこで大事なことは担当者の熱量。
松岡修造みたいに、芸能やろう!売れよう!!!オリンピック目指s…
という暑苦しさではなく


本当に自分を必要としてくれているかに焦点を当てることです。
勘違いしないで欲しいのは、事務所に入ることは就職ではありません。


所属してからの方が大事なんです。
入りたければうちはウェルカムだよ〜!!
なんて事務所は一見、アットホームで魅力的かもしれませんが

裏を返せば

あなたは特別必要ではない

ってことなんです。
そんな存在を事務所に入った後
めちゃくちゃお金や時間をかけてプッシュしようと思いますか?

何としてもうちに入ってもらいたい!!
一緒に芸能やろう!!

という熱量は

所属後の売り出し方に違いが出ます。

なんとなく大手事務所入ってしまい
実質的に幽霊部員になっているタレントは山ほどいるのが現実です。


〜番外編〜

番外編ですが、割と大事なポイントをお伝えします!!

面接時の事務所の雰囲気を探れ!

まず、面接をしないで所属するということは基本的にあり得ません。
書類や電話だけで所属できる事務所はお金を取られるか
養成所まがいなのでくれぐれも気をつけてください。


恐らく面接は事務所内で行われると思います。
(地方の場合マネージャーさんがくる場合もある)


その時の会社の雰囲気をしっかり感じましょう。

ここでは直感が大きな役割を果たします。

私は、これまで大手中小含めて20社くらい事務所の中に入ってきてますが
本当に雰囲気はバラバラです。

・だだっ広い部屋でパソコン並べて向かい合っているザ・オフィスタイプ
・おしゃれな家具ばかりが並んでいる高級マンション風タイプ
・現代アートかのようなインスタ映えする美術館風タイプ
・小さな部屋で加湿器の音までしっかり聞こえるアットホームタイプ


…と様々です。

大事なことは自分がまたここに来たいと思うか。

ということです。
所属するとなると、年に何回か事務所に顔を出します。
たくさんマネージャーさんに挨拶をすることになります。

そこで
なんか雰囲気が合わない。
またここに来たいと思わない。
などちょっとでも思ったら

やめておいたほうがいいです。

事務所は仕事場ではないですが、
あなたの魂を預ける場所です。

魂の住処と考えて、直感を大事にしてください。

*緊張とは違う感覚です。

まとめ

①知名度
②方向性
③熱量と具体的なビジョン

この3つと番外編の

面接時の事務所の雰囲気を探れ!

をポイントに解説させて頂きました。

結論はこのポイントを理解して

自分にあった事務所に所属するということです。


漠然としているので3つのポイントを挙げさせて頂きました。

必ずしも大手だから、中小だから良い悪いはありません。
あなたに合わない事務所に入ると時間の無駄。
もしかしたらお金の無駄になることだってあります。

事務所選びはね…
本当大変なんです!!
入るときも辞める時も相当な労力使うので

決してバイト感覚で決めてはいけません。

本気で芸能やるなら

事務所は

魂の預け所。


これは肝に命じておいてください。

あなたがあなたにあった事務所に所属できるよう
私も祈っております。

それではまた次の記事で!!

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