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福島県ホープツーリズムに参加

読売旅行主催のホープツーリズムに家族で参加しました。

ホープツーリズムとは、震災・原子力災害の被災地域を対象として、教訓などから「持続可能な社会・地域づくりを探究・創造する」新しい学びのツアー
※「ホープツーリズム」は公益財団法人 福島県観光物産交流協会の登録商標

1日目
東京駅➡特急ひたちにて 双葉駅➡(貸し切りバス)原子力災害伝承館➡双葉町作業交流センター➡震災遺構 浪江町立請戸小学校➡大平山霊園➡双葉駅ウォールアート・車窓➡双葉駅周辺➡楢葉町 Jヴィレッジ

原子力災害についてジオラマなどで学べる(伝承館)
伝承館では報道写真展も開かれている
バスの車窓から見える人のいない建物
請戸小学校の教室内の様子
小学校に残されたグニャグニャに曲がった時計
サッカーの聖地Jヴィレッジ


2日目
Jヴィレッジ「震災前~原発事故復旧拠点~現在」動画➡天然芝ピッチ体験・全天候型練習場見学➡スパリゾートハワイアンズにてOTEKOMACHIシンポジウム「しなやかに生きる力」に参加➡湯本駅から特急ひたちにて帰宅


Jヴィレッジにある蹴球神社

福島で”しなやか”に生きるスパリゾートハワイアンズのフラガールたち

 東日本大震災を経験した日本の一人として、福島県の震災遺構を巡るツアーには一度参加したいと考えていた。これまでは、修学旅行などで回る学校がほとんどだったが、最近では個人向けにもこのようなツアーが開かれていることがありがたい。他の参加者の一人が「一度は来てみたかったがなかなか機会がなかった。個人でここまで震災遺構をまわるのは難しいので、このツアーはすごく良い機会になった」と話していた。

 原子力発電所による経済的な恩恵もあった中で、日本や福島が急速に経済的に発展し、人々の生活が豊かになった。その後、2011年3月11日に東日本大震災というとてつもなく大きな悲しみに見舞われる出来事が起きた。10年以上が経過した今でも、ずっとそれに向き合って、前を向く現地の人たちがいる。福島に住み、この復興の軌跡を伝える活動に会い、車窓から見えるそれぞれの街の表情から、テレビや新聞で見てきたものとは違う形で、震災と向き合う機会をもらった。それを2011年以降に生まれた息子たちと学ぶことができて、これからの未来をどうできるのか、私たちにできることはないか、経験から得たものがあるならそれは何かということを考える、ほかにはない機会となった。

 ほんの小さなことでもよい、自分にもできることをあらためて探し行動に移していきたい。またこの地に来たい、という気持ちにさせてくれる2日間の旅だった。

◇読売旅行「ホープツーリズム」
https://www.yomiuri-ryokou.co.jp/notice/imgs/20230120_press.pdf
※2023年1月20日 読売旅行プレスリリース




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