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朝の瞑想とfitbitデバイスの組み合わせ:fitbitアプリでストレス管理のヒントを得る

 最近はfitbitのトラッカー(inspire3)とスマホのアプリを使って、朝に瞑想することを習慣にしている。すると、瞑想中の心拍数のデータをアプリで確認することができる。また、瞑想後には、瞑想終了時の気分を振り返り、記録することもできる。

 例えば、下の写真1と2のようなデータが得られる。縦軸は心拍数、横軸は瞑想の経過時間を示している。写真1を見ると、瞑想が始まると心拍数が一気に低下している。しかし、振り返り(リフレクション)での気分は「中くらい」。一方、写真2では、瞑想開始から終わりまで心拍数のグラフは同じような幅で上下している。しかし、振り返りでの気分は「穏やか」。
 これから、どういったことが分かるのだろうか。

写真1
写真2

 ここで、グラフの縦軸に注目してみると、瞑想開始時の写真1は心拍数95、写真2は71。瞑想終了時の写真1は心拍数72、写真2は68である。つまり、写真1の方が心拍数の変動が大きい=グラフの縦軸が長いと言える。
 これらの背景を基にもう一度データを見てみよう。写真1の瞑想を開始した際には何らかのストレスに身体が反応していた可能性がある。そのため、交感神経が活性化し、心拍数が上昇していた。しかし、瞑想後は気分が「中くらい」に落ち着いている。これは瞑想により交感神経の活性化が抑制され、心拍数が下がったからかもしれない。
 写真2の場合、瞑想開始時から身体がストレスを感じていなかったと考えられる。そのため、瞑想中も心拍数に大きな変動はなかった。そして、瞑想後の気分は「穏やか」となっている。

 このように記録を残しておくと、自分の状態を理解するのに役立つ。「あ、この日はストレスを感じていたのか」や「この日は体調が良かったのか」といったことが明確になる。そこから自分のその日や前日のタスクやスケジュール、出来事を振り返る。すると、自分が何にストレスを感じていたかを推測できる。そうすれば、ストレス対策を考える際に役立つことがある。
 また、瞑想をすることで心拍数が下がったというデータを目にすることで、日常生活の中に瞑想を取り入れる動機付けにもなる。

 アプリでの瞑想の記録可能な時間は、短いもので3分から、長いもので1時間近くまであり、自分の気分に合わせて選ぶことができる。アプリを開けば記録がすぐに確認できるため、習慣化がゲーム感覚で楽しめる。

 fitbit(すなわちgoogle)のトラッカーやスマートウォッチを使用して瞑想に取り組みたい方には、参考になると思いか記事にしてみました。私は機能的にシンプルなinspire3を使用していますが、より多機能(音楽再生、支払い、google MAP etc. etc.)を求める方には、最新のトラッカーであるcharge6やスマートウォッチのPixel Watch 2がおすすめです。ぜひチェックしてみてください。


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