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「自己紹介」という名の「他己紹介」。ちょっと変わった自己紹介をしてみた。

自分の経験・実力・実績不足を気にしすぎない

 これはnoteの記事で自己紹介をしたり、コンテンツを発表する際に心掛けたいこと。自分の経験・実力・実績不足を気にすぎると、そもそもnoteなんて書けないと思います。リアルでも同様ではないでしょうか。まさに「自分に足りない部分は他人から学ぶ」ことにして、これに少しでも自分なりのオリジナリティを上乗せすれば、上出来だと思います。
 そして自己紹介。研修などでアイスブレイクの手段の一つに「他己紹介」があります。時には自己紹介で「自身を良く見せよう」という変な緊張を伴いますが、こんな課題を「他己紹介」は解決してくれ、しかも紹介している本人の「人となり」も紹介することができる優れものです。
 私自身、noteを始めて3年。改めて「私は〇〇です」と自己紹介しようとする当記事では「自分に足りない部分は他人から学ぶ」と「他己紹介」の2つをキーワードに選びました。

他人のふんどしで、相撲を取る

・・・といえば聞こえは悪いですが、決して人様に迷惑や不快な思いはさせません。自身のnoteのテーマは「自己啓発」であり、私自身、これから学びたい領域のエキスパートの方を「他己紹介」しながら、自己紹介して参ります。なお当記事を書くきっかけは、やらぽん塾長のサブアカ記事からヒントを頂戴しました。

 改めて自己紹介ですが、一言で言うと『趣味だけど本気でイラスト』。難解な税金・経営分野を 「下手可愛い」 イラストで分かりやすく伝えていきます。税金を中心に「経営分野全般」を守備範囲にしているとは言え、自分で出来る範囲は限られているので、これから学びたい領域のエキスパートの方を「他己紹介」しながら、自己紹介して参ります。

 その切り口は、守備範囲を「経営分野全般」と大風呂敷を広げていますので、経営分野全般を扱う「中小企業診断士2次試験範囲※」を参考に「他己紹介」していきます。なお紹介させて頂く人の呼称は「さん」で統一している点、ご了承ください。
当記事は、2022年12月17日(土)栃木県企業内診断士研究会における、「人物図鑑」(他県事例研究)を「トークテーマ」にしたものになります。当トークテーマを選んだのは、2022年10月16日(日)群馬県協会企業内診断士活動研究会との合同会議で「キャリアデータベースのあり方」が話題となりましたのでテーマ選定しています。

1.事例Ⅳ(財務その他):税理士の田中さん

 田中さんの説明に入る前に、「中小企業診断士2次試験範囲」について概要を説明していきます。当試験は4つの事例問題から構成されます。下図①の通り、全体戦略の下に各機能別戦略が紐づきますが、一番右側の財務戦略事例Ⅳ。これから事例Ⅳから事例Ⅰの順で説明するということです。

図①:診断士2次試験は4つの事例問題から構成。全体戦略の下に各機能別戦略が紐づきます。
(この図①のイラストは、栃木県企業内診断士研究会に寄贈しています。)

 田中良幸さん板橋納税貯蓄組合連合会会長など多くの公職に就かれ、3年前の2019年11月に東京国税局長表彰状を受賞されるなど板橋区を中心にご活躍。毎年夏休みに田中さんが会長を勤める板橋納税貯蓄組合連合会国税庁の共催により、全国の中学生の皆さんから「税についての作文」を募集しています。
 これは「将来を担う中学生の皆さんが、税に関することをテーマとして作文を書くことを通じて、税について関心を持って頂き、また、税について正しい理解を深めて頂くことを目的としているものです」(国税庁ホームページより)。また田中さんの人物紹介は、J:COMチャンネル ご当地人図鑑板橋人図鑑」でもご確認することができます。

図②:税理士の田中さんより「中学生の税」と「板橋人図鑑」と2つのヒントを頂きました。

2.事例Ⅲ(生産管理):「ねじや」の浅井さん

 2022年10月22日(土)に、ねじを生産する現場が動画にUPされると1週間で一気に再生300万回数超え。このYouTubeチャンネルに撮影場所をご提供されたのが、埼玉県草加市にある(有)浅井製作所の代表取締役 浅井英夫さんです。実はこの現場、ドラマやCM等の「ロケ地」等に多く利用されています。皆さんも気付かないうちに、ご覧になられているかもしれません。
 子供たちに社会科見学させる場合、食品工場などのイメージが強いですが「ねじ」もおススメです。私は子供たちに、幾つもの社会科見学に連れていきましたが、一番印象に残っているのが「ねじ」と言ってくれています。

図③:「ねじや」の浅井さんの活動は改めて「ものづくり日本」の大切さを考えさせられます。
図④:子供たちに目線を合わせ、タブレットを用いて丁寧に説明される浅井さんが印象的でした。

3.事例Ⅱ(マーケティング):中小企業診断士の渡邉さん元スーパーやまと社長の小林さん

 渡邉卓さんは営業力強化・事業計画作成など第一線でご活躍中。株式会社売上UP研究所 代表取締役、営業力を科学する売上UP研究会 代表を務めている中小企業診断士です。渡邉さんは「令和3年度中小企業経営診断シンポジウム 中小企業庁長官賞(最優秀賞)」を受賞。私が最初に渡邉さんのセミナーを拝聴した時「これは本物だぁ」と、ワクワクしたのを今でも覚えています。
 そもそも売上UPに着目して、永続的な売上UPに向けた仕組みを作る支援自体が希少ではないでしょうか。私自身が財務コンサル中心ということもありますが、大抵は費用ダウンの提案が殆ど。マーケティング分析から新規事業の提案はするにしても「営業の仕組み」を掘り下げるのは、とても斬新。他の多くは利益を上げるための細かな費用を下げる施策を多く提案されているが、肝心の収益部分に関して、市場分析レベル(一般論)で留まっているというものです。私も、今までの「費用のみ着目した財務コンサル」から「収益もカバーできるコンサル」として、一歩踏み出したいですね。

図⑤:売上UPの企業支援できるコンサルタントは希少。「営業力強化の仕組み作り」を学べます。

 次は、試験問題の題材になった、元スーパーやまと社長の小林久さんをご紹介します。試験問題に出題されたのが2010年でしたが、 2017 年 12 月 年末商戦を迎える最中、信用不安による主要取引先からの納品ストップによる営業停止から倒産。これから丸5年経った現在は業績不振に悩む全国の経営者や若手起業家に向け、自身の体験から学んだ逆境時の心の持ち方、倒産回避の手法等を伝える経営セミナーや個別相談で、悩める人たちに明るく寄り添っています。
 2010年の試験問題(平成22年事例Ⅱ)と、転載の許可を頂きました小林さんの著書『こうして店は潰れた~地域土着スーパー「やまと」の教訓~』同文舘出版(株)、2020年9月14日を添付しました。両者を比較することで、理論と実践が学べて勉強になるのではと感じています。

図⑥:ご自身の体験から学んだ逆境時の心の持ち方、倒産回避の手法等をnoteでも読めます。

4.事例Ⅰ(組織・人事):起業家の嶋内さん

 嶋内秀之さんは、株式会社アントレプレナーファクトリー(略称:enfac)の代表。大阪に本社がある同社は、企業内教育及び起業家教育の動画ラーニングコンテンツの企画・制作・運営の事業を営む会社です。「オンライン教育で経営を変える 最新の知識を、今すぐ、全ての地域に」との理念のもと活動されています。
 嶋内さんは、ゼミの後輩である私のnote記事をご覧頂き「税法や会計学って堅苦しいイメージがあるので、この”ポップさ”が良いね!」という事で、お声かけ頂き、そして、実務担当の大野さんからは具体的企画提案や撮影編集をして頂くことになりました。
 ちなみに嶋内さんと私の出身大学の学部は経営学部。ゼミ専攻は「アントレプレナーシップ論」です。嶋内さんはまさに、会社名にするほど、アントレプレナーシップを体現されています。今回の同じゼミの先輩と後輩のコラボ。対価分を無償にして同額を出身校に寄付するのも大学側にもメリットがあるのではと考え、関係者で検討中です。

図⑦:嶋内さんは同じ大学ゼミの先輩。アントレプレナーシップを体現されています。

 嶋内さんと私の出身大学の話が出てきましたので、自己紹介の記事らしく「高校時代の大学選び」のお話を最後にします。27年前の高校3年生。1995年に遡りますが、同級生たちの多くは進学先の大学や学部に迷っていました。私もその一人。富山県の進学校でしたが「東京か京都にある大学で勉強したい・・・」という漠然とした志望をもっており、その中、「京都にある某私立大学が、北陸でも地方受験できる」という情報が入ったので、その大学の「赤本」で対策することにしました。
 しかし、その某大学に対する、高校の先生達の評価は賛否両論。「地方受験などで受験料を集める、お金儲けの上手い大学なんてけしからん!」こう言われると益々気になるのが、私の悪い癖。調べてみると、経営学部の教授陣が大学経営に積極的に関わっておられるとのこと。最高じゃないですか!
 運良く大学受験に合格でき、入ったゼミも嶋内さん始め、個性的なメンバーに恵まれたこと、30年近くたった今でも良い思い出です。

図⑧:高校時代は弓道部に所属。もちろん、”にこちゃんマーク”が付いていないのが私です。

5.栃木県中小企業診断士協会のご紹介

 以上、事例Ⅳ~事例Ⅰに沿って、これから学びたい領域のエキスパートの方を「他己紹介」しながら、自己紹介してきましたが如何だったでしょうか?税金を中心に「経営分野全般」を守備範囲にしているとは言え、自分で出来る範囲は限られているので、今後も各領域のエキスパートの皆さんと交流しては学びを得ていきたいと考えています。
 ちなみに当記事は、2022年12月17日(土)栃木県企業内診断士研究会における、「人物図鑑」(他県事例研究)を「トークテーマ」にしたものになります。栃木県企業内診断士研究会(呼称:ティフ研)は、一般社団法人栃木県中小企業診断士協会の認定の研究会で、noteでの執筆活動ブログリレーを始め、毎月の勉強会・研究会をリアルもしくはオンラインで実施しており、最近は動画作成など活動の幅を広げています。

図⑨:noteでの執筆活動を始め、勉強会・研究会をリアルもしくはオンラインで実施しています。
(この図⑨のイラストは、栃木県企業内診断士研究会に寄贈しています。)
図⑩:表紙の画像は、CAPCOM「ストリートファイターⅡ」よりお借りしました。

<以上となります。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。>

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