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考える道筋をくれるもの・考えるきっかけをくれるものとしての【映画・本・ラジオ】

無音の空間が落ち着くのはなぜだろう?

部屋にいるときには、なんとなく音楽をかけるのが習慣でした。僕は洋楽でもクラシックでも、JPOPでもラテンでもなんでも聞きます。が、なんだか最近、音楽をかけていると落ち着かない自分がいることに気がつきました。なぜだろう、まいっか。と思い、まずは音楽をやめてみました。

何が聞こえてくるのかな、換気扇の音、扇風機の音、外の音、そして、自分の生活音…聞こえてくる音に耳を傾けていると、なんだかニヤニヤしたくなる気持ちに駆られました。

そして実際にニヤニヤしました。

「なんかすげえ面白いな、ニヤニヤ」

無音の空間が落ち着くのは、自分のことをじっくり見ることができるからだと思いました。最初は、それでも面白かったけれど、それだけでは思考がグルグルしてしまってあれこれして、結局ゴールにはたどり着けません。だから結局、ソワソワしてくるのです。ソワソワしてくると、SNSが恋しくなって、携帯をみます。ほとんどの場合、発信していなければなんの通知もありません。これが無駄だとは言いませんけどね。

音楽で、自分の頭の中の考えたいことや、思いついたことなどをかき消そうと思っていたこともありました。でも、多分今はじっくり考えたい自分なんだな、と耳を傾けることにしました。

1人で考えていると考えていることはなんなのか、考えていることは何かがわからなくなります。そういうとき時々、思考の方向性を示すためにインプットをしたくなります。(インプットしたいなあと思ってしているときと、なんとなく始めるときがあります。私は大体後者です。笑)

これまでは、頭の中でグルグルする考えを沈めようと、バラエティをいっぱい見ていました。その瞬間は笑えて楽しいのですが、今欲しいのはその視点じゃないなとも感じ始めていたのもきっかけでしょうか。

そんなグルグルする時間をスッと落ち着かせてくれるのが、ラジオや、映画や本でした。ラジオや映画や本は、自分の中に思考の方向性をくれるし、トピックをくれると思うようになってきたからです。

そういう意味で家に長くいる時間が増えても、SNSで他の人とコミュニケーションをしつつ、ラジオや映画や本で自分と対話する、自分自身だけで対話する、という時間をもちたいです。


大好きなラジオです。

今読んでいる本です。高橋さんが紹介してくださいました。

フランスの教室についての本を読みました

こちらもフランス映画です。フランスの移民が多い地域の教育現場について描かれています。

やはりイメージしている海外の様子と、実際の様子は全然違う。そんなことをつくづく感じます。そのあたりは、ブレイディみかこさんの著作からも、知ることができますね(こちらはイギリスですが)


ちなみにおまけ

ちなみに、今朝はランニングをしてみました。自分の気持ちをスッキリさせるために、考えるだけではなく、喋るでもなく、食べるでもなく、書くでもなく、演奏するでもなく、呼吸するでもなく。

出す、という行為の一貫として「走って汗をかく」ということを楽しみました。マスクが邪魔に感じましたが、これもいい経験。

走っている時の、何も持たないただ自分の体だけの時間って、面白いです。



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