温めているうちにいつの間にか文章が死んでいるという悩み

私はこのnoteで約2ヶ月分のストック文章を持ちながら毎日更新と毎日文章を何かしら書くというのを続けている。

のではあるが、では更新は楽々で余裕なのかと言うとそれがそうでもない。

クリスマスやバレンタイン、エイプリルフール、〇〇の日など、時期ネタだったりその日に投稿するべきだ！と思えるものがあればすんなりと決まる時もあるし、特に何もなくとも「うん、明日はこれをUPしよう」となんとなくしっくりくるものを選べる日もある。

反して「どれでもないな。全部違う」なんて考えこんでしまって、しこまたあるはずのストックという名の何物でもない文章の塊たちをぼーっと眺めてしまうなんてこともある。

気持ちというのは本当に不思議なもので、すべて書きたいと思って書いたもののはずなのに、いざもう一度読み返してみると、ん？なんか何が言いたいかわからないなと思ったり、これは今出すべきじゃないかもとか、明日はこういう話じゃなくてもっとフランクな明るいだけのアホみたいな話がいいんだけどなぁなんて思ったりもすることもある。

その謎の「ん〜なんかどれも違うっていうか〜」みたいなワガママお嬢様モードが極まると、どの文章も全くいいと思えなくなり「あぁ...私は明日一体何を投稿すればよいのだろう」なんて思ってしまうこともあるのだ。

締め切りに追われながら自転車操業のように書いていくよりも効率がいいはずだ！なんて思っていたのに、いっぱいあっても結局選べないという、なんだか技に溺れるではないが、本末転倒な事態が起こることも多々ある。

しかし、逆のパターンもしかりで「これは...もうボツかも」なんてひたすらタンスの肥やしのようにしばらく寝かせていた文章が、ある時不意に「お。これいいかも。明日はこれにしよう」と思えることもある。

そしてもっと恐ろしいのは「うーん、寝かせてしまった結果、今の自分の心境とは変わったものになってしまったな」ということもあるのだ。
昨日の文章しかり、優柔不断な上にコロコロと思っていることが変わる私は、そんな過去の自分との押し問答を度々繰り返していたりする。