【風呂酒日和106-1】 高砂湯

【風呂酒日和(フロサケびより)】
どこかで銭湯を見つけると、つい寄り道したくなる。
銭湯から出ると、つい一杯飲みたくなる。
そんな私がふらりと立ち寄った、心と体とお腹を満たす、銭湯と居酒屋をまとめたマガジン。

【風呂酒日和】〜ついでのお風呂、のついでのお酒〜｜日野笙 / Sou Hino｜note

おっここだ。
おや、上改装中...？外壁の工事でもしているのだろうか、なんだか大きな布のようなものに覆われている。
しかし銭湯はやっている模様。よかった。しかもサウナありと書いてある。やったー。今日はサウナ入ろう。

入口の真ん中に壁があって左右から入れるようになっている。
ということは番台スタイルだろうか。
中に進んでみると入口は1つ、そして壁の裏面に靴箱があった。
へ〜、なんか面白い構造。この靴箱の配置は初めて見たかもしれない。
もしかして昔は番台スタイルだったのを改装したためこういう仕様になったのかな。

靴を脱ぎ、喫茶店の入口のような扉を開けるとちょっと右に入ったところに受付が。そして壁に書かれた料金表を見てびっくり。サウナ200円だって。良心的。入浴料とあわせて720円を払うと靴箱の鍵と交換する形でバスタオルと手ぬぐい、サウナの入口に使う鍵(?)をもらう。あの、不思議な形をした引っ掛ける用の取手みたいなやつ。

さっそく脱衣室へ進む。
結構こじんまりとしたつくりだ。
壁紙がなかなかにぎやかで面白い。ここからここまではレンガ調のクロス、そしてその横からいきなり緑あふれるボタニカルな感じのクロスが始まる。
男湯との境は壁ではなく、ガラガラとオープンできそうな可動式っぽい建具が。なんというか手作り感ではないけれど、家感のあるアットホームな雰囲気だ。

ロッカーは大小サイズがあって、ハンガー付きの大きめロッカーの方に荷物を入れる。いそいそと身支度をして浴室へ。