見出し画像

〜女性のためのプログラミングブートキャンプ(リアルガチなやつ)を作った理由〜【学びなおしたいと思う人が報われる社会をつくる】

未経験から最短6ヶ月で世界に通用するクラスのエンジニアになれる、女性のためのオンラインプログラミングブートキャンプ「Ms.Engineer」の創設を発表しました、たくさん反響もいただきました。ありがとうございます。

家賃の高い部屋で10年後が不安になったとき、学びなおしたいと思った

いきなり私の話になりますが、4年前、のっぴきならない事情によりその時関わっていたプロジェクトを手放さざるを得なくなり、いきなり暇になったときがあります。

月の売上より高い家賃の部屋で一人思ったことは、この先への不安(当たり前だ)。

このままの自分では、いつか仕事もこなくなってしまうのではないか、経験値だと、幸運にも新卒のときから比較的裁量権のある仕事を任せてもらえていたこともあり、多少アドバンテージがあることも自覚しつつ、無知なまま突っ走ってきた自分のスキルや知識面の未熟さは、自分が一番よく知っていました。

今日明日する仕事はある、でも10年後のイメージはできない。

そんな不安の中で、私は自分をアップデートするために、なにかを学び直そうと情報を集めはじめました。

というのも、私は社会にでてから何度か体調崩したりして時間に余裕ができることがあり、その時にそれまで苦手だった読書を思いっきりした(3ヶ月で60冊読んだ)ことで、間違いなく自分がアップデートされた感覚を味わった経験があったからです。

それよりも強い力でもう一度なにかを学び直せば、次のステージが見えてくるのではというささやかな確信がありました。

学生の時に学んだことって、リアリティがなくて身につかないものも多いですよね。でも、社会にでてからなにかを体系的に学び直すと、一気に経験とリンクして、しかも目の前の仕事と違う次元の軸ができる感覚で、まず第一に楽しいし、明らかに自分のレベルがあがる感覚を味わうことができます。(巷でいう、リベラルアーツや教養の概念だと思います。)

私の場合は、哲学や経済について、資本主義について学んだことで、自分のいる国、業界、仕事の輪郭がしっかりしてきて、これからどちらに舵を切るべきかの解像度があがったという感覚でした。

人との会話でも、少し前まで難しいと感じていた話題にもすんなり入ることができる機会が増えました。

慶應義塾大学院のMBA合格から休学、退学まで

画像3

ということで私がその時選んだ道は、慶應義塾大学院のMBAプログラム、通称KBSに行くことでした。幼稚園から大学までエスカレーターで進学した元お嬢の私ははじめて受験勉強もし、短期間ではありましたが努力が実を結んで合格し、入学式までいきました。

と、実はあんまりこの話を周りにしたことがなかったんですが、どうしてかというと、妊娠が発覚しそのまま休学させていただくことになったからです。

結局産休までは体調と相談しながら仕事を再開し、出産してからは大黒柱になったので仕事中心生活になってしまい、学校に復学する余裕はなくなりまして、先日学生資格がなくなりました(先生方ご迷惑をおかけしました)

学びなおしたい人が報われる社会をつくりたい

なにが言いたいかというと、私がやたら家賃の高い部屋で漠然と抱いた不安と、学び直したいと思ったことって、多くの人が経験したことのあるものだと思うんです。

そして、人生100年時代、生涯現役時代と言われる日本で、今までの自分のイメージよりもずっと長く働くんじゃないかと気づいたとき、学びなおして人生変えたいと思う人はもっと増えるんじゃないかと思います。

私はほぼ平日フルタイムのカリキュラムだった為KBSには結局行けなかったけれど、もしかしたら、オンライン教育が急速に発展してたら、もう一度学べたかもしれないとも思うんです。

私は結局行動にはうつしていないので、なんの参考にもならないかもしれないけれど、でも、学び直すことで人生が変わることは必ずあると思います。

AIの進化や時間価値が変化していく中で、個人にとって財産になるのは知識と教養なのは間違いありません。それを持っていれば、100年の人生は退屈なものではなく、豊かで楽しいものになるはず。

だから、私は学び直したいと思う人が報われる社会にしたい。学び直したいという欲求は、どの確度からみてもすごく純粋でポジティブな力を持っていて、みんなの学び直しが成功したら日本はすごく強くなると思う。これは日本を元気にするチャンスポイントだとも思います。

「学び直し(リカレント)事業をいつかやりたい」というのは、独立してから私が根っこでずっと思ってきたことです。

まだ中身も決まっていないのに「リカレント(学び直し)事業」という言葉を最初からHPにいれました。頭の片隅でずっとアイディアを模索していたからです。いろんな方にブレストや壁うちもお願いしてきました。

去年、コロナが世界を変えてしまった中で、今までバラバラに考えていたキーワードがにょろにょろとつながって、「女性のためのプログラミングスクール(しかもリアルガチなやつ)」というアイディアがふと降りてきました。

この、バラバラなキーワードが一点にフッと集約される瞬間は、忘れもしない、アメーバピグのコンセプトアイディアを夜中に一人会議室で考えていた時に訪れた瞬間から、人生で二度目です。

Ms.Engineerは「本気で人生変えたいと決意した人だけ」をサポートします

今回のMs.Engineerプログラミングブートキャンプでこだわった点は、「勉強したら本当に価値のあるエンジニアになれるか」ということ。

学び直して人生を変えたいという思いに100%以上のリターンを返したいということでした。

経験上、働く女性は時間がありません。お金というよりも、仕事・出産・育児もろもろもろもろのライフイベントが20〜30代に集約されるので、この大事な時間に本当に価値のあるスキルを身に着けてもらい、人生全体がベースアップする、結果がでるようなプログラムでなくてはいけないということ。

多少厳しくても、本当に学び直して人生を変えたいと思っている人が挑戦すれば、必ず結果が返ってくるような信頼できるカリキュラムを提供することがなによりも大事だと思いました。

今回カリキュラム提携させていただいたコードクリサリスさんは、間違いなく日本で最難関ではありますが、最高品質のプログラミングブートキャンプで、代表も、スタッフも、講師の皆さんも、卒業生の方も、生徒さんも、みなさんここで学ぶことにプライドを持っていて、プログラミングを身に着けたことで人生が変わったとすばらしく前向きに話してくださるかたばかりです。

HPを見ていただければわかりますが、正直、プログラムは結構ガチめです。ただ、未経験から最短6ヶ月で卒業でき、卒業生の転職実績は有名IT起業などみなさんも知っている企業が並んでいます。転職後の平均報酬、役職も一貫して他のブートキャンプより良い水準の実績があります。

私たちは、2万人の女性エンジニアを輩出することを目指すのではなく、まず数十人の精鋭女性エンジニアを輩出することを目指します。

ちょっと学べたらいいかも、という人より、人生を変えたいと決意した人を全力でサポートします。

0期生にエントリーしたい方、また、迷われている方の個別相談はオンラインで行っていますので、HPよりお申し込みください

画像1

https://ms-engineer.jp/

【参加無料】6/9(水)20:00〜 Ms.Engineer SUMMIT #2 「キャリアのConnecting the dots」開催!

画像4

600名以上が視聴したキャリアカンファレンス第二弾をオンライン開催します!


▼ゲスト                                 
ジールス執行役員 渡邊大介さん
                     大手電機メーカー エンジニア村田華蓮さん
TechBowl代表 小澤政生さん
         

ーーー

▼参加無料!お申し込みはこちら👇               
https://ms-engineer02.peatix.com/view

今回のテーマは「キャリアのConnecting the dots」。さまざまなバックグラウンドを持つゲストの皆様のConnecting the dotsしていると感じる点について伺っていきます!

🟣サイバーエージェントでマーケティング、新規事業立ち上げ、人事責任者等を経て株式会社ジールスの執行役員に就任された渡邊大介さん



🟣大学・大学院でAR/VR空間での触覚提示について研究し、2020年より大手電機メーカーで研究開発エンジニアとして働く村田華蓮さん

🟣サイバーエージェントで技術職採用や新卒採用責任者を経て株式会社TechBowlを創業された小澤政生さん
異なる経験をされてきた御三方にこれまでの決断のポイントを伺うことで、これからの時代のキャリアチェンジのヒントを一緒に見つけていきましょう!

▼オンラインで無料開催🙆‍♀️お申し込みはこちら👇               
https://ms-engineer02.peatix.com/view


まず日本の女性に「エンジニア」というキャリアの選択肢に気づいてもらいたいなと思っています。今、なにかもやもや不安を抱いている方、また、周りにそんな方がいたら、このメッセージが少しでも届きますように。

画像4

Ms.Engineerをどうぞよろしくおねがいします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?