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人生が充実する条件の最適解とは?

フリーライター&イラストレーターの陽菜ひなひよ子です。

タイトル通り、「人生の充実」とは何でしょうか?

人によっては、仕事がうまくいっていることかもしれないし、家族や友人と楽しく過ごせることかもしれません。

50代のわたしは今、自分の人生が充実していると感じますが、20代のころはそんな風に感じたことはありませんでした。

ひどく苦労していたわけでもなく、逆に毎日が退屈だったわけでもありません。今と当時とで何が違ったのだろう?と考えると、人生に対する「必死さ」が違ったのかな、と感じます。

精一杯生きて、努力したことがそれなりに報われていれば、人は充実していると感じるのではないでしょうか。

反対に、どんなに恵まれた人生を生きていても、夢中になれることがなければ、人生の充実感は得られにくいように思うのです。


ではここからは、通例通りのわたしの日記(備忘録)。「人生の充実」についても、ちょっとだけ出て来ます。

11/26(日)画材について

昨日グズグズしてしまったので、本腰入れて仕事のイラストを描く。

いつもより値段が倍以上の紙を試すが、描き心地の違いがわからずガッカリ。紙は大事だが、使って見ないとわからないものだ。ブラックフライデーで画材を買い込み研究することにした。

いい紙の絵は仕事なのでまだ非公開だが、参考までに。

上段:超安い紙(絵日記用)/下段:いつもの紙(展示用)
この2つの紙については、描き心地は全然違う。なので今回も期待したんだけど、そうでもなかった・・・

ワークショップなどで薦められた筆もとりあえず買うのだが、結局使っていない・・・わたしは画材にこだわりがないようで、実は結構ある。こだわりの理由は、「キレイに描ける」「早く乾く」などという点ではなく、ひたすら「描くハードルを下げる」こと。

絵を職業にしている人間は、とにかくたくさん描かねばならない。いくら絵を描くのが好きだと言っても、描きたくない日だってある。わたしはそれが日常茶飯事なので、少しでも「描く気を削がない努力」が必要なんである。なんて画家だ!

先日中日新聞掲載のイラストで 喫茶店のピーナッツを描いて 思わずこんな妄想をしてしまうわたし。

アーニャ、ちちと一緒に ナゴヤの喫茶店に来ないかな♪


11/27(月)ひたすら絵を描く&駆け込み寺

今日は明日の取材の準備をしつつ、ひたすら絵を描く。

ホストに食い物にされる若い女性が増えている問題で、先日新宿歌舞伎町にある日本駆け込み寺の玄さんがテレビに登場した。久しぶりにお元気な姿が見られてうれしかった。

宮田と結婚する1年ほど前の2007年、38のとき、玄さんのところに出入りしていた。と言ってもわたしが何か問題を抱えていたわけではなくて、玄さんの本を出すために、出版社やテレビや映画の関係者が集まっていたのだ。

わたし自身はブログで発信するくらいで何の役にも立っていないのだけど、玄さんはわたしのことも「ひよこちゃんはいい絵を描くよね」と言ってくれた。

当時のわたし@救護センター前にて。
なぜ花を持っているのかは不明・・・

すごみがあって、見透かされそうで怖いんだけど、でも中身はすごく温かいことが伝わる人。今、誰にも話せずに、死にたいほど悩んでいる人は、玄さんのところに行くといいと思う。


11/28(火)ドキドキの取材

レギュラーで寄稿している朝日新聞「ツギノジダイ 」のイベント「年商10億を目指す経営者のための販促営業勉強会」で、ライティングをわたし、写真をオット宮田が担当した。

ツギノジダイ編集部主催、カイロスマーケティング協賛のイベントで、杉本崇編集長をモデレーターに、カイロスマーケティングの代表・佐宗大介氏、広告代理店のシーエムスタッフの代表・渡辺紀幸氏、側島製罐の石川貴也氏が登壇。

3人の経営者の知見が興味深く、我々個人事業主にとっても学びのある素晴らしいイベントだった!大盛況のうちに終了。

以前に取材させていただいた側島製罐の石川さん(代表取締役)と再会。

ファッションがほぼ「おしゃれカメラマン」ってことで宮田と記念撮影。ほかにまいあめの中村慎吾さんもいらしていて、なんだか同窓会気分。

この写真ではわかりづらいが、めっちゃオシャレな会場だった。

大阪のイベントの様子。こちらの執筆は担当編集さんなので、今回責任重大でドキドキしていたのだが、編集長が「全然大丈夫なので、気楽に!」と言ってくださる(やさしい~~~)

30名ほどの来場者の半分以上はたぶんアトツギ。しばらくは編集部からの依頼が続きます、と編集長。次の予定の方と名刺交換までして。ツギノジダイでは基本ライターが取材対象を提案するが、側島製罐さんもまいあめさんも編集部からの依頼。こうして依頼いただけて、ありがたいことだ。


11/29(水)ただただ絵を描く

昨日は夕食を食べて(仕事があるので酒も我慢して)帰宅後、コピー用紙12枚にも及ぶメモの半分をまとめて寝た。今日は続きと大体の概要を抑えてひとまず終了。月末締切のイラストが先だ。そのあとには週末締切のイラストも控えている。

そのあとは新規案件の企画を出さないと・・・。仕事というのは重なるときは重なる・・・ 月末、いや来週明けまでは引きこもり決定。など考えながら手帳を見ると、まだ先だと思っていた、別の仕事の締切に気づく・・・ヤバいかも。

そしてある理由からダイエットを決意しているのだが、夜中にノリノリで仕事をしていると、つい食べてしまうのだな・・・(やせるわけない)

2021年から連載している中日新聞広報メディアが、10月よりメルマガ配信されている。わたしの記事は奇数月に配信されるそうで、本日配信された。

改めて中日さんの作成してくださったプロフィール文章を見て「そうか、わたしはやっぱり『イラストレーター』なのか」と納得。

同じく記事を寄稿している朝日新聞では最初「漫画家なのに面白い記事を書くと好評でしたよ」とのことだった。今ではわたしが絵描きということはすっかり忘れられていると思う。この媒体には一切絵は出てこないから、なのでしょうが。おもしろいね。

しみじみ、「あなただからお願いしたい」と言われて仕事をし続けることが最強なんだなと実感する。 でもそういった仕事を受けるために「何をするか」は、その人によって違う。

人によっては、好きなものを見に行ったり食べたりしてレポートを書くことかもしれないし、別の人にとってはただひたすら研究してその成果を発表することかもしれない。結局は「夢中になれること」がそこにはあるのが正しいのだろう。

人まねでなく、自分自身の言葉で、やり方で、自分の想いを伝えていくことが大事なんだな。「自分だからこそできる」仕事を今後も全力で探して行こう。そして自分で決めた羅針盤からブレずに行こう。そうすればきっと、どうにかなる。


11/30(木)モテキ到来

とりあえず、月末までの大きな仕事は無事納品した! 今日だけで2本納品したのだ。えらいぞわたし。今のわたしは無敵だが、今週末締切の仕事を明日の昼に送るまでは油断ができない。 このあとは別のミッションが控えている上に、今日もまた新しいお話が来た。離婚して宮田と再婚するまでの「人生唯一のモテ期」の再来のようだ(仕事だけど)。

先週ラフOKでたイラストに彩色する段で、ラフが見つからない!家具を動かすなどしても見つからず。ひょっとして・・・思った通り、すでに納品が済んでファイリングした仕事のラフと同じ紙に描いてあった

今日の教訓:もったいなくても1仕事1用紙・・・でも食べ物一個とかなんだもんな・・・でも時間大事!

数年前までは「このまま死んでしまえたら楽なのに」と思うことが多かった。2015年に出した『アトピーの夫と暮らしています』を読んだ方はご存じだけど、これは完治の本ではない。そのあとも長く苦しい闘いがあった。それが落ち着いたのは今の主治医と出会ったこと。たぶんコロナ禍の2021年頃から。

「またアトピーで倒れてすべてを失うかもしれない」と怯えながら生きる夫はさぞかしつらく不安だったろう。体調が安定し仕事がうまく行き「自分は大丈夫」と自信を取り戻すことですべてが好転すると信じていた。

そして今はその通りになった。体調に不安がない日々を、彼はようやく取り戻せた。その姿を見られて幸せだ。

この投稿をするに当たって、私の本を読んだ方たちから届いたメールを読み返した。どの方も悩んで藁にもすがる想いでくださったメールたち。わたしに可能な範囲で精一杯考えて返答したけれど、そのほとんどの役に立てなかった。けれど、最後は相手からの感謝の言葉でやり取りが終わっていて、泣きそうになる。

その方たちのためにも、これからもアトピーについても細々と発信し続けて行きたいと思う。


12/1(金)ドキドキの告知

10月の終わりに依頼が来て以来、人に言いたくて言いたくてウズウズウズウズしていたのだが、それが解禁された。

久しぶり、8年ぶりのイラスト講師の仕事である。それもなんとNHKカルチャー!

食べ物や軽いイラストをサラッと描いて絵日記で残しましょうというもの。忙しい方や絵は苦手という方でも、楽しく絵を描けるような教室にしたいと思う。

とはいえ、残念ながら、来ただけでは仕事にはならない。受講生が集まってこその講座なのだから。

そんなわけで、もしこれをご覧になられたら、以下のXか、そのまた下のNHK案内ページをXでリポストしていただけるとありがたい!(@hina_hiyokoとつけていただければ、わたしに連絡が届きます!)

NHKカルチャーのページ

今日のnote

仕事が順調な時こそ、もう一つ柱を持つべき。そんな話を自身の経験から暑苦しく語っております。

起きたら先月ミーティングをした団体から、初の仕事依頼が来ていた。それと同時に勉強会にも参加することに。ズブズブとスッポリ入り込むことが苦手なわたしにとって、「ゆるいつながり」なのがとてもうれしい。

午後からは、先日連絡いただいたマネジメント系の会社の代表とオンラインミーティング。なんかすごく楽しそうなお話で、ワクワクする。

最近「なんだか、本当にいろいろできそうな方なので、逆に何をどこまでお任せしようか迷ってしまいます」と言われることが多いのだが、また言われた。

もちろん、褒められるばかりではないのよ。

何年か前に「本を書いている」と言ったら、しつこくどんな本か会うたびに聞いてきたうえに、「あなたに書けそうなテーマがまったく浮かばない」と言われたことがある。ホントシツレーだな。そう思うんならしつこく聞いてくんなよ。ぷんすか。

この話にはオチがあって、結局そのときわたしが書いた本とその人が編集した本が同じテーマで、発売時期が丸かぶりだったという話。ド競合だったのだ。

読んでくれたみたいで、感想をくれたけど、自分が言ったこと、たぶん覚えてないんだろうね・・・

まぁこれはさ、「人は見る人にとって『見え方』がまったく違う」ということ。ある人にダメだと言われても、その評価がすべてではない。恋愛だって同じ。どこかに自分を求めてくれる人は絶対にいるはずなのだ。

大竹さんの連載8回目。もう終盤。現在最後のイラストが進行中。小倉トーストも何度も描いているのだが、今までで一番おいしそうに描けたかも、と胸をなでおろしている。

実は今すごく忙しいのだが、今日は告知や更新などで、ほぼ何も仕事が手につかず。9月に購入したNew PCにようやく移行。古いPCのキーボードがだいぶバカになってきたので、やっとストレスから解放される。


12/2(土)さらに新しいこと開始

日記を書きながら、なんと充実した一週間だったろうかと思う。どこにも遊びに行ってなくて、楽しみといえばテレビでドラマやお笑いを見て、たまにゲームするくらい。

好きな仕事ができていて、それなりの報酬が得られれば、人生の満足度は本当に爆上がりするのだ。

でもただ仕事をするだけじゃ、わたしはむなしいと感じる。家族でも仲間でもいい。仕事がうまく行ったときにともに喜べたり、失敗したときに励ましあえる相手がいることも、「人生の充実」には大事だよね。

NHKカルチャーさんからは「チラシもつくってみました♪」と連絡が。かわいくてうれしい!

そして明日にはまた、新しいご報告ができる予定。そのためのイラストを今日はシャカシャカ描いていた。ではまた一週間後に!


今日のnote


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