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人に信頼される秘訣は「安心感」 ヨガがもたらす効果

人とのコミュニケーション、チームで仕事をすすめる、普段の生活でも、ビジネスシーンでも安心感がもたらす効果は非常に大きい。安心感がある人に対しては、不安や疑心はなく、なんでも相談でき、信頼ができる。安心感があるチームでは、失敗しても大丈夫という心理的安全性から、創造性・挑戦意欲が高まっていく。そんな「安心感」を生み出せるような人になるには?ヨガがもたらす効果はあるのだろうか?

モーハン:相手に対して、またはグループの中で、安心できるか、できないかってとても大事なことだと思います。これまでの話でもたくさんありましたが、緊張や不安から本来のパフォーマンスができなかったり、正しい判断ができなかったりすることがたくさんあります。緊張や不安を相手に感じさせずに「安心感」をもたらすことができる、そんな存在になれたらなと思います。

ヒマギリ:そうだね。安心感って、相手との関係性を深めるためにも重要なことだし、人って安心を得られることで、満足感がうまれて、次に挑戦する意欲がわいてくる。安心する、安心を与えるって、成長していく上でも、とても大事なことだと思う。

モーハン:安心感、成長していくためにも必要不可欠ということですね!
安心できるって、信頼できるってことだなと思います。安心感がある人は、上司からも頼られて重要な仕事を託されたり、チームのリーダーを任せられたり。仕事でもよく「あの人だったら大丈夫だろう」と言われるような人ですよね。身のまわりでも、安心感がある人には、本音で相談できますし、安心感のある人って、話してみてすぐにわかるから不思議ですよね。

ヒマギリ:会話でのコミュニケーションでわかってしまうよね。心から思っていることを話せているか、それって相手には伝わる。頭の中で考えて判断したり、知識や頭の理解で言葉を話す人と一緒にいると、なかなか安心感を持つことってできないんだよね。

モーハン:頭の理解で言葉を話す、自分が得た知識をそのまま話したり、この時はこう言う、そんな話の仕方、、よくやってしまっている気がします。。

ヒマギリ:頭の中はその人の経験値で成り立っているから、感覚として認識したことが、その人の経験値から言語化されることで、感覚と言語化のずれが生じてしまうんだよね。経験値によって出される言葉って、どんどんルール化されていってしまう。

モーハン:感覚を言語化する時のずれ、難しいですけど何となく分かる気がします。。感じたことを言葉にするのって、自分が知っている言葉や知識からでしか表現できないですもんね。気づくと同じ表現、こう感じたことはこう言う、というルールになってしまっているような時がある気がします。。だから頭の中の理解で言葉を話している状態になってしまうんですね、、そうならずに、安心感をもたらせるようにコミュニケーションをとっていきたいです!何か取り組めることはあるんでしょうか?

ヒマギリ:頭の理解でコミュニケーションをとらないようにしていくためには、目で見えてるものを大事にするのではなく、目で見えないものに真実があることをちゃんと理解すること。普段からそこに取り組んでいけるといいね。

モーハン:なるほど、目で見えないものに真実がある。毎回、ヨガの時間に教えていただいています。その時はハッと気づくことが多くても、普段の生活だと、なかなか気づくことができないんですよね、、

ヒマギリ:例えば、仕事で部下がミスをしたとする。あくまでも目で見えていることって、部下が間違ったという結果。でも大事なのは、その過程をどこまで見ているか。間違いに至るまでの過程や取り組み、想いや努力や行動をちゃんと見てあげて指導することで、安心感をもたらすことができるよね。目で見えないことにどれだけ気づくことができるかがとても大切なこと。

モーハン:確かに頭では「間違い=だめ」というルールがこれまでの経験からうまれてしまっていて、目に見えたその結果、事実だけでコミュニケーションをとりがち、判断しがちになります。。部下に対して、その結果だけを責めることになってしまいますね。。
目で見えていないこと、真実にどれだけ気づいていけるか、そこを見ていくことで、頭の中の理解や経験値で判断しないことに繋がるってことですね!

ヒマギリ:そうだね。経験や知識など、自分が見えているものに引っ張られるのではなくて、目で見えないものを大事にしている人は、いろんなものへの感謝心が高い。だから相手とも深い関係を築きやすい。身の回りの人、上司と部下、対クライアントとの関係性において、感謝できているかは、とても大事なこと。事実と真実が違う、そのことを見ていけるようになると自然と安心感を与えていけるようになると思うよ。

モーハン:ヨガの練習の時間だけでなく、日頃からそうありたいです!普段の生活でなかなか気づきにくいということは、ヨガの練習を増やしていけば、自然と普段からそう見ていけるようになっていくということですね!?

ヒマギリ:それがおすすめ。例えば、ヨガでは呼吸を深める練習がそう。呼吸は誰にでも平等に与えられているから、当たり前にあると思いがち。山に行くと、たっぷりと呼吸を吸い込みたくなる、疲れている時は自然と深いため息をつく。呼吸は、私たち人間の自然な行動とともに、いつも近くで寄り添ってくれている。目で見ることができない、この呼吸をどれだけ大切にできるか。呼吸を深めて練習していく。アーサナでも、目に見えない後ろ足や背中を大切にする。ヨガの時間の中で、目で見えないものにアプローチしていく練習を繰り返していく。

モーハン:ヨガの練習を繰り返していくことで、普段から目で見えていないものを大切にすることを自然にできるようになっていきたいです!目指せ、安心感!

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