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引きこもりだった私へ贈る手紙

学生自殺数最多の9/1に登校したのを最後に不登校になり、卒業まで1日も登校できなかった私へ。

これ以上強い薬も多い量も出せないと精神科の医者に言わせる程の、限界値の薬を飲んでもむしろ心の痛みは増すばかりだったけど、その原因は実は体の持病の症状から来るもので、本当は体の病気の治療をしないといけないものだったのが10年以上先のはりきゅう師の勉強をしてる時に分かるよ。

不必要な精神処方薬で無駄にメンタルが悪くなってしまったのはあるけれど、だからこそ知れたこともあるから。
今はりきゅう師として振り返って思うのは、その経験があるからこそ精神的な辛さに共感ができて、精神処方薬を飲むと人間はどう人格破綻していくか理解できて、そしてどん底から回復したことでメンヘラや引きこもりには何が必要なのか、心理学はじめ社会学や分子生物学的に説明できるようになったんだ。

辛いことは経験しないに越したことはないけど、その経験があるからこその20年後は、ADHD気味脳ではどうにもはりきゅう業界の体育会系の中では苦労するけど、それでもメンタルの薬ではないはりきゅうの力で、メンタルが辛い人達を根本から、心身ともに体質改善していくという夢で活動をしていけるパワーになっている。
心療はりきゅう師としてがんばれる。

たくさんもがいて、
たくさん失敗して、
たくさん心の本を読んで、
たくさんたくさん試行錯誤してね。

メンタルを回復させようと色々やって失敗して落ち込むことも多いけど、それでも何よりも辛いのは嫌でメンタルを楽にしたくて必死になってもがくのは、経験としてとても身になることは間違いないから、どうかたくさん苦しむと良いよ。

辛いことは苦しいし嫌だし、それで自分をたくさん傷つけちゃうけど、どれもあなたの人間性を豊かに育てることにもなるよ。
そしてそれがあなたの将来の職業を決めることにすらなるから。

少し先回りして答えを書いちゃうけど、、
一番私のメンタルを悪くさせてたのは【失敗してはいけない】という自分の中の取り決めだったよ。

それは心理学を勉強をする中で、必ずたどり着く答え。
そしてそれ以外にも自分の中に沢山の辛くなってしまう取り決めに気づいていって、一つずつその取り決めが本当に必要なのか、間違ってないのかを吟味して、自分が苦しくなってしまう原因のものを四苦八苦しつつも取り外していくんだよ。

そうすると少しずつ生きやすくなっていってね、ちょっと不器用だけど、毎日楽しく一生懸命生きている私に繋がるから。
大丈夫、全部何一つ無駄にならずにあなたの身になるよ。

たくさんもがいて、
たくさん失敗して、
たくさん心の本を読んで、
たくさんたくさん試行錯誤してね。

それはある程度のところまで来ると、全て失敗ではなかったことがわかるから。
オセロみたいに見事にひっくり返せちゃうから。

だから大丈夫だよ。

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