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【大学講義】 食とデザインの5回目。

こんにちは。はじめまして。
九州大学 芸術工学部 工業設計B3の
まつなか(@hiakrumatsunaka)です。

後期が始まって、早1ヶ月。
前期に比べて受講する講義も減り、インターンや他のことに余裕を持って時間を割けるようになってきました。

後期では「食とデザイン」をテーマにした講義を取っているのですが、非常に面白いのです。講義では特に、発酵について触れています。
今回の記事では、5回目の講義がめちゃ楽しかったので(復習も兼ねて)、ざっくり振り返ってみようと思います。

ぬか床を作ろう

NukaBotでお馴染みのDominique Chen / ドミニク・チェン(@dominickchen)さんにフードラボへ来ていただき、講義をしていただきました。

20分程のレクチャー後、ぬか床作りに入りました。
作り方は、米ぬか500gに対して水500mlを加えて、だまがなくなるまで混ぜます。その後、全体量に対して10%の塩(この場合100g)を加えて馴染ませます。

気づき

ドミニク・チェンさんのお話で、「ぬか床をダメにしてしまったことがあり、その時はまるでペットを失ってしまったように、立ち直るのに時間がかかった」と仰っていました。

確かに、自分の手を動かして準備したぬか床の段階で、既に「自分の」ぬか床という意識が生まれました。ぬか床内にいる微生物たちの力を借りて、野菜を美味しくしてもらうという認識がついたら、もっと愛着が湧くとおもます。実際に手を動かすのはやはり良い

メタファーとしての発酵

「発酵」をメタファーとして考え、「記憶」や「アイデア」、「関係性」などを発酵として捉えます。

ここで重要な「発酵」のポイントとして、「信頼して委ねて、あとは寝かせる」があると思います。例えば、ぬか漬けの場合は野菜をつけ終えたら、あとはぬか床に住む微生物を信用してお任せします。

他に、グループで話した内容は「友人関係の発酵」と「アイデアを寝かせる」の2つです。

前者については、例えば高校の時はあまり話していなかった人と、大学に入って偶然会い、意気投合して頻繁に会うようになることがありました。逆に高校時代では仲が良かった人でも、久しぶりに会ってみると「何か違う」と感じる場面もありました。時間を置いたからこそ、発酵して仲良くなれることもあるのでは?

後者については、例えばアイデアの発想に行き詰まったとき、シャワーなり散歩なりで寝かすことで急に思いつくことがありました。

書き終えて

発酵って、やっぱり面白い。
あれ、デザインは!?

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