ひじき(今井弘明)

【ひじきアート&デザイン代表】 写真人/デザイン人/ビデオ人/八百屋で労働 〈写真撮…

ひじき(今井弘明)

【ひじきアート&デザイン代表】 写真人/デザイン人/ビデオ人/八百屋で労働 〈写真撮影〉路上/料理/商品撮影 〈デザイン〉結果に導くデザイン 〈ビデオ撮影〉料理/PR/ドキュメンタリー

最近の記事

ドキュメンタリー作品、完成ス

実に半年間かけて制作した、ビデオ作品が公開されました。 『私の仕事は家事代行』家政婦密着ドキュメンタリー 千葉県木更津の家事代行おりと なおこ 氏のお仕事っぷり、そして人間おりとなおこに迫ったドキュメンタリーです。 企画、制作、撮影、編集、デザイン、音楽などを私ひじき一人でやっております。 家政婦をやっているおりとさんに、TVで見るような濃厚な番組を作りたい!とお願いして密着取材させていただきました。   笑いあり、笑いあり、笑いあり なんだかあったかくなるビデオ

    • レシピビデオを作る理由

      1 レシピ本の制作の延長/一貫したデザイン戦略のため 2​  おりとさんと相性が良いので仕事をしていて愉しい 3 おりとさんの仕事っぷりを多くの方に見て欲しい 4 ビデオ製作を自分の技術として売り出したい おりと なおこ さんのYouTubeチャンネルで『家政婦ごはん』として始めたシリーズも4弾目を公開できました(2022/7/27) 2021年に、おりとさん初のレシピ本『献立完成!組み合わせ毎日ごはん』を企画・編集・撮影・デザイン・広告などを担当させていただきました

      • 光を見つける:スナップ写真論

        スナップ写真がとても好きである。 あてどなく街をさまよい、出会った光景を写真に収める。びびびっと来たら写すことを繰り返し前に進む。 この、びびびっ~シャッターを押すまでの一瞬でやっているのは、 被写体の主題と副題、光を見つける、構図を決める、テーマ・・・といった写真の基本を0.01秒ほどで考える前に考えてカメラを操作する。 一番大切なことは、びびびっと感じたその世界の美しさ、生命感、閉塞感、悲しみ、喜びなどを写真に収められるかどうか。技術を超えた向こう側まで写真で美を表現

        • 甲殻類感のある風景写真

          わたしはエビでしょうか?カニでしょうか?エビが好きである。 愛でるのも、食べるのも素晴らしい。 アメリカザリガニをよっちゃんいかで釣りあげ、飼育して繁殖させたこともある。どんだけ愛情を注いでも1mmも人に慣れないその生きざまに惚れ惚れとした思い出がある。 エビフライは、最後にしっぽをガリガリと食べつくすのを楽しみとしている。香ばしくて、食感も程よくクリスピーでエビ感の極みである。 小中学校の時は、クラスに必ず2~3人の『海老原』という姓の同級生がいた。皆、頭が良かった

        ドキュメンタリー作品、完成ス

          謎の宇宙人襲来か?!写真レポ

          な、何じゃこいつらは―? 宇宙人が攻めてきたーーー!だ、誰かーーー!!! たすけてくれーーーー あ、あれ? 何もしてこないし・・・無言? ってか、どこ行くのよ? 何が狙いなんだ??? 静かに静かに謎の宇宙人たちは去って行った。 何の前触れもなく、街角に現れるモンスター。 それが街角モンスター。 次はあなたの街に現れるかもしれない。 ◇関連記事 街角のモンスター 街角のモンスター(恐怖編) 一緒二遊ボウヨ!街角モンスター(遊具編) 初期型ロボットな街角モンスタ

          謎の宇宙人襲来か?!写真レポ

          運命の分かれ道?!スナップ写真道

          あなたは右の階段を下りますか? それとも左の階段を下りますか? へんてこ極まりない歩道橋の階段に出くわした降りる階段が同じ向きに2つある。ここまでなら、交通量の多い三叉路の道路をまたぐ場合などにたまに見かける。この歩道橋は一味違った。 降りる側の位置がほぼ変わらない上に、降りた先の道は数メートルの間隔で繋がっているのだ!右の階段の先が坂の上に当たり、左がちょびっと下った下側。 意味ねェ~~~ この歩道が出来た当時には何らかの別の道が通っていたのかね? 謎である。散

          運命の分かれ道?!スナップ写真道

          【新宿の空/電線/ビル】市ヶ谷をスナップ散歩

          電線がある街・新宿の市ヶ谷を歩くTOKYO新宿、市谷(市ヶ谷)をぶらりスナップ散歩してきた。 休日のオフィス街、防衛省の辺りをフラフラと。 電線がここにもまだある。 最近じゃ、すっかり電線(電柱や付属品)たちの虜だ。 ひと気の無い街を歩く。 最近、ちょいちょい街を歩いてスナップをしていると《相性》ってもんを感じる。サクサクうほうほ!な感じで撮りまくれる街もあれば、う~~むな街もある。身近なトコだと渋谷が一番相性が良くて、秋葉原がう~む代表。 いつも同じ場所ってのもも

          【新宿の空/電線/ビル】市ヶ谷をスナップ散歩

          天女の羽衣in渋谷

          天女には会えなかったけれどTOKYOの渋谷の街を歩いていたら、天女の羽衣を見つけた。 歩道の脇にある街路樹をふと見上げると、そこには天女の羽衣。 ああ、ここで一休みしているのね天女さん。でもまあ、人様のモンに手を出すのはご法度よベイベ。渋谷に舞い降りてきているあたり、ちょっと変わったHipな天女なんだろうけれど。 結局、天女の羽衣を盗んだの?4秒ほど迷った後、羽衣を自分のモノとはせずにその場を後にした。 誰にも盗られずに、今頃は無事に天上に帰っただろうか。それとも、居心地

          天女の羽衣in渋谷

          あなたが長く深淵を覗いていると、深淵もまたあなたを覗き込む。

          思わず立ち止まって覗き込んでしまった深淵都会に昼間っからある闇ってもんは、 なんだかモノを語りかけてくる感じがする 怪物と戦う者は、自ら怪物にならぬよう用心したほうがいい。 あなたが長く深淵を覗いていると、深淵もまたあなたを覗き込む。 ―――― ニーチェ「善悪の彼岸」

          あなたが長く深淵を覗いていると、深淵もまたあなたを覗き込む。

          カラスと渋谷:写真道

          カラスのいる風景が好きだ。 人間の生活と密接に絡んでいる生態。タフで欲深いところ。真っ黒で恐ろし気なところ。鳴き声も不気味な感じ。よく見ると美しいところ。 何でもない街の景色もカラスが一羽、阿呆と鳴いているだけでグッと美しく生き生きとしたものになる。 そうは思いません? 《記録》 撮影 2020年2月15日 場所 TOKYO渋谷シティー 機材 LUMIX DMC-G8 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO / f6.3 /

          カラスと渋谷:写真道

          電線が好きだ!電線スナップ写真道

          何だか知らんが、電線が好きである。 電線と電柱と、電気にまつわる装置たち。 ふと見上げた時、見てもいないけれど視界に入ってくるとき、あるはずなのに地面に埋まって見かけない街を歩く時、よくよく見るとカッコいい姿に見とれる時、いつでも俺たちのために電気を運んでくれている。雨でも風でも日照りでもピーンと腕を張って電気を送り続ける。 オレがオレがーと主張するわけでもなく、とんでもない何かが起こるまでは、ちゃあんと電気を運んでくれる、無口だけれど凄い奴。 頼れる仕事人。 カ

          電線が好きだ!電線スナップ写真道

          懐かしい母なる未来:チェ・ジョンファ 「花ひらく森」展

          TOKYO渋谷のGYRE(ジャイル)にて行われている、韓国人現代アーティストのチェ・ジョンファさんの展覧会を観てきた。 歴史を刻んだ壁一面の洗濯板。とても良い具合。 いつも通り、作家さんの前情報は一切ナシで展覧会の扉を開く。 美術展の情報サイトで見かけたサムネイルにビビッと来て足を運んでみた。 感想・過去、生活、母、未来。うんうん、なんだかしっくりくる。めっちゃいい ・その良い感じに使い込まれたパーツをよく集めたなあ ・いちいち違和感なし、ぐいぐい来る ・実際に使

          懐かしい母なる未来:チェ・ジョンファ 「花ひらく森」展

          練馬感のあるスナップ写真道

          練馬感って何?観光スポットや地域のグルメや、お役立ち情報の写真による紹介、では全くない。何の役にも立たない、写真。 自分の住んでいる東京都練馬区をそこはかとなく感じるスナップ写真を指すコトバ。筆者が作ったことば。 なんとなく感じる練馬日常的な何気ない風景だけれども、やっぱり練間な感じがするんだよねーというスナップ写真を指して「練馬感」のある写真と呼んで楽しんでいる。 住んだことのある人には、分かるかもしれない。 住んだことのない人も、練馬を感じるかもしれない。 練馬区

          練馬感のあるスナップ写真道

          残る熱量:都営交通写真展「すべての『今日』のために」

          都営交通写真展「すべての『今日』のために」都営大江戸線六本木駅構内で行われている写真展を観てきた。 場所は、東京ミッドタウンや六本木ヒルズなどが軒を連ねる六本木駅の中。 その構内で世界的な写真家集団マグナム・フォトのメンバー3人による、都営交通を舞台とした「すべての「今日」のために」をテーマとした写真が無料で観られるというものだ。(駅に入る入場料や移動の電車代などは必要) 駅の中をあっちに行き、こっちに行きでじっくり見ていたら1時間は軽く過ぎていた。構内は思ったよりも

          残る熱量:都営交通写真展「すべての『今日』のために」

          渋谷で空を見つけた〈写真の話〉

          This is Sora ©Hijiki Art&Design これは空です。 Tokyoの渋谷シティーでは。 This is sky ©Hijiki Art&Design 見上げてごらん、今日の空。 Tobu ©Hijiki Art&Design 練馬シティーに帰ってきて、見上げる空。

          渋谷で空を見つけた〈写真の話〉

          奥山由之×edenworks Exhibition "flowers"観てきた

          写真家・映像作家の奥山由之さんと フラワークリエイター篠崎恵美さん(edenworks)の 展示会を東京の渋谷パルコに観てきた。 前情報は一切なしで、同行者に連れられて訪れた。 どこの誰だか知らずに観に行くという。 会場内は動画以外なら撮影可。 丁寧に暮らしてきたばあちゃんの家、 今はもう誰も住んでいない。カラカラに 乾いた使い込まれた家具。人知れず 生き続ける庭の草木。誰かの記憶に 足を踏み入れたような時間。 夢の記憶の様であった。 展示されていた花瓶とお花の影

          奥山由之×edenworks Exhibition "flowers"観てきた