見出し画像

「採用基準」について考える

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

「住民の方々から、様々な意見書が上がってきます。
それのできない理由を文書にして報告する仕事が本当に苦痛です」

と、行政に携わる方から本音を聞いたことがあります。
アスリートとして成功を収め、名声のある方でした。

アメリカの実業家、
自動車会社フォード・モーターの創設者である
ヘンリー・フォード氏は、
「あなたができると思えばできる。できないと思えばできない。
どちらにしてもあなたが思ったことは正しい。」

との言葉を残しています。
どう考えたとしても、結果が違うだけと言います。

ソクラテスは、「知者だと思い込み、 『無知の知』を知らない人は
知恵を求めようとしない。」と言いました。手厳しい!

画像1


孔子は「仁者は憂えず、知者は惑わず、勇者は懼れず」です。

仁徳の備わった者はものの道理に従って行動するから、
何ひとつ心配することがない。
知恵を備えた者は道理をわきまえているので、
事をなすにあたって迷いがない。
勇気がある者は信念を持って行動し、
どのような事態にも臆することがないということ。

深いですね。思考の「根っこ」を知ること。
原点に戻って自分自身を再確認することはとても重要です。
自分が信頼できない場合は、自分の親の生き方を学びます。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という格言を
聞いたことがあると思います。
ドイツの名宰相オットー・ビスマルクの言葉です。
では、勇気とはいったい何でしょうか?

人材ビジネスに携わっていることから、
転職を考える方の履歴書を拝見する機会が多くあります。
皆、素晴らしい経歴と経験が書き記されています。

私は、知識や経験は参考とし、
チームでどんなことを達成してきたかを重要視しています。
どんなプロジェクトチームに関わったのか、またそこで何をなし得たか、
会社や社会に尊敬している人が存在していたのかを重要視します。

また、転職する気持ち、チャンレンジする気持ちが
100%あるのかという観点で人材を観るようにしています。

経営の「経」は糸です。組織を編みます。
「自分は祖先から連なる、脈々と受け継がれた命の線上にある存在だ」
という事を意識して、生を実感することで感謝の気持ちが生まれ、
未来を考える、できる思考(可能思考)が生まれます。
人材を採用する基準は、人の気持ちを汲み取り行動できるかどうかを
判断基準に設けると良いでしょう。

画像2

競争社会を生き抜き実力をつけてきた経験と知識も確かに大切です。
しかし、人間の本質に迫る価値として、
「これまで生きてきた社会で、どんな貢献をしてきましたか」
と質問を付け加えてみてください。SDGsもその一環でしょうか。

ボランティアや奉仕活動、私はラグビー活動を通じて間接的な価値を、
社会に対する活動を微力ながら実践してきました。
クリーンファイターズは、日本一清掃活動を実践したチームでした。
世の為になる「社会通」、それができる人となり、
できる思考、ポジティブシンキングへ繋がります。
「達人」と呼ばれる生き方です。

そんな生き方、人徳者が集まる集団を作るのはどうでしょう?
是非、採用の基準にご一考ください。
採用も、人に関するお困り事は、
スクラムヒューマンパワーにお任せください!


この記事が参加している募集

#SDGsへの向き合い方

14,672件

サポートいただけたら幸いです。 よりよい学びや情報をお届けするために使わせていただきます。