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「考え方」を考える 2

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

「考え方」とは、相手の立場に立ち、
どのように自分は見られているのかを思いめぐらすことです。
能力以上に熱意を伝え、努力する姿を感じさせ、「意思」を伝える。
これが一番大切だと私は考えます。


ラグビー選手として公式戦に出場する。
レギュラーを獲得する。
伝統のユニフォームを着たい。
大観客のスタジアムでプレイしたい。
テレビに出たい。
これまで、様々なニンジンを自ら目の前にぶら下げ、
レギュラー争いに参加し、
勝ったり負けたり、悔しい経験も沢山してきました。

自分には能力がなかった。
努力が足りない。
コーチ陣のやり方が間違っている。
監督のお気に入りが試合に出場できる。
・・・なんて言い訳やネガティブな感情が心を支配していました。
私は多くの挫折を経験した、ごく普通の選手でした。

しかし、企業ラグビーチームの監督を任され、
選手を育成することになりました。
自分自身は輝かしい選手時代の経験も少なく、
どのように育成したらよいのか、随分沢山悩みました。

会社のグラウンドは山梨市にあり、
近くには母校、日川高校や山梨学院大学があります。
合同練習を申し入れました。
高校生、大学生のチームと社会人のチームですから、
身体の出来上がり具合も違います。
力の差もあるので、多少の手加減はありました。
しかし、練習に対する真剣な姿勢は、
私たちが見本にならなければなりません。
大人として高校生に指導しながらも、
自分たち、選手自体の考え方の成長にも繋がっていたんです。

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原田隆史先生の教師塾に、
オブザーバーとして参加させてもらったことがあります。
全国からたくさんの教師の方が集まります。
原田隆史先生の持ち出し研修で、夕方から深夜まで続きました。

原田隆史先生は、陸上部の強化、
学校再建に人生を賭け取り組んでいる最中、
指導に行き詰まりを感じたそうです。
その時、先生自身の師から「異業種から学べ」と教えられたそうです。
教師塾の中でも参加された教師の方々に向かって、
指導に行き詰ったときは、異業種から学びなさいと伝えていました。
学校もクラブ活動も経営が大切です。

ラグビーチームの監督時代、理念と経営の会、
山梨で行われた勉強会に参加し、沢山の研修を受講しました。
ここでの考え方は、シンプルにお伝えすると、
「できると思うか、できないと思うか」です。

できると思うか、できないと思うか。
すぐに行動する。
最後までやり通す。
人の感動した姿をイメージする。
目標達成した瞬間を思い描き、脳に焼き付ける。
どんなことにも感謝する。

私はそう理解し、すぐにチーム育成にチャレンジしました。
能力だけでは足りない、熱意と努力が必要なんだ!!

考え方を確固不抜にするためには、
思想や哲学、更に理念、信念、意志、目的を持つことで、
人間としての生きる姿勢が見えてきます。
ラグビーチームの監督として、チームの理念を掲げました。
しばらくは、変化もありませんでしたが、理念が浸透していくうちに、
選手の責任感も高まり、知名度も高まっていきました。
地域からも信頼されるラグビーチームとして、
活動もブラッシュアップすることができました。

人材育成には、様々な可能性があります!


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