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集団の形と理想の組織 1

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

ラグビーチームの監督時代は、
最高のチームを作りたい一心で貪欲に学びを反復していました。
あらゆる分野の研修、経営者が集う経営塾、夢甲斐塾。
倫理法人が開催するモーニングセミナーなど、数えればキリがありません。
選手のやる気を引き出したいと、まずは自身の成長を促すために、
目標設定や成功の技術などを実践しました。

もちろん、やらないよりはやった方が結果は出ます。
しかし持続できません。

厳しくすればチームはピリっとして、締まります。
しかし愛情が足りないと、「辞めたい」と申し出る選手もいました。
「あなたがいないと試合もできなくなってしまう」と引き留めても、
しばらくのうちにチームを辞め、会社も退職してしまいました。

陰から聞こえてくる、私への不満の声もありました。
新たに加入してくる選手も、やる気に溢れていたはずが、
次第にチームのムードや雰囲気に呑まれ順応していきました。

そんな時に、原田隆史先生が熱心に取り組んでいた
「ムード別職場の対処法」について、講義の話を耳にし、
すぐに「理想の組織づくりデザイナー」の研修に参加しました。

この研修が世の中に出回る前、
原田教育研究所が様々な企業や組織、職場を調査し、統計を取り、
メソッドを作り上げる過程から、関わることができました。

企業・チームは多少の差はあれど、
どこも満足型、他律型、馴れ合い型、崩壊型の4つの形に分類されます。
組織は、リーダーが厳しくすれば締まりますし、優しくすれば和みます。
そのバランスの調和が大切ですね!

ルールや規則が厳しいだけではムードは悪くなります。
その反対に、ルールや規則が曖昧だと馴れ合い、
「本当にうちの会社は大丈夫かな?」といった不安が高まります。
業績が悪化したり、離職率が高い会社は、
崩壊型に分類されていることが多いです。崩壊型に由来する要因が
多く当てはまるといった方がわかりやすいでしょうか。

原田隆史先生は言います。
「倒産した会社の駐車場にはゴミが落ちていた。トイレが臭かった。
   生活の乱れは心の荒みです。心が荒めば仕事も良い結果が出ず、
   業績も上がりません」
学校でも、いじめや不登校が多い学校は、この傾向があります。
駄目な会社と似ています。

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昨今はメンタルヘルスの問題も多く、採用しても労働意欲が少ないなどの
課題が多く、早期退職していくケースも多いと聞きます。
せっかく若い人材を採用しても、「ここの会社では、成長できない」と、
はっきりと自分の意見を伝え辞めてしまう方も増えてきています。

あなたが所属するチームは、どのような組織・集団なのでしょうか?
満足型、他律型、馴れ合い型、崩壊型、
4つの分類型のどれに当てはまるのでしょうか。
次回以降、各組織型について説明していきます。

スクラムヒューマンパワーは、
あなたの会社・組織が理想の集団に変化できるよう、
組織デザイナーとしてサポートいたします!


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