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労働力を最適化する!

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

今後どのように労働力を考えていくのが良いでしょうか?

コロナ禍により経済が停滞し、
一時ストップしていた業種に再開の兆しが見えてきました。
また、慢性的な労働力不足の対策として、
外国人の在留資格「特定技能」の緩和が進む方向にあります。

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今日は労働力を最適化する対策として、
特定技能を含む3つ取り上げたいと思います。

1つ目は、女性の労働参加の促進です。
出産や育児の時期を迎えても、就業を希望する
女性労働者が離職しなくてもよい環境を、
いかに企業が創り上げていくかがポイントになります。
そのためには育児中の女性の働きやすさを考慮した短時間労働、
テレワークやフレックス制度など、柔軟な働き方の導入が不可欠です。
テレワークはコロナ禍の副産物として、少しは導入が進んだでしょうか?

2つ目は、高齢者の活躍です。
活躍のポイントとなるのは、雇用形態、賃金形態、育成です。
高齢者の方は長い職業人生活を経て、
専門的なスキルを有する方も多いです。
シニア専門職やシニアエキスパート職など、新しい職種を用意し、
人材の獲得につなげてはいかがでしょうか。

賃金体系については、「高齢者雇用継続給付金」や
「在職老齢年金」の支給を考慮し、
60歳以降の賃金を低く設定する企業もあります。
しかしこうした賃金の低下が、モチベーションを
下げてしまう可能性があり、意欲と能力に見合った
賃金体系を整備していくことが重要です。
人材育成においても、これまで多くの企業で
中高年向けの投資をおろそかにしてきた面があります。
中高年人材の再教育が課題ですね。

3つ目に、外国人労働者の活用があげられます。
日本で就職を目指す留学生をはじめ、
人材と企業のマッチングの機会を一層増やす必要があります。
ある企業では、社長自ら海外の学校を視察、
言語力や対応力といった面を判断し、
優秀な研修生の確保に取り組んでいます。
その後のビザ申請や受け入れ手続きを
スムーズに行う仕組み化も求められるでしょう。

また、外国人と日本の文化、思考や習慣など、母国との違いを認め、
互いに尊重することの重要性を社員に浸透させ、
国籍・性別などに関わらず、多様な人材を受け入れるための
ダイバーシティ経営に取り組むことが求められます。

ここで注意しなければならないのは、
外国人労働者に強制的な圧力をかけたり、不当な労働をさせない、
賃金も規定に準じたもので契約するようにしなければなりません。
外国人の方の多くは、母国の家族に仕送りをするため、
ここをマネジメントできれば、これからの労働力が不足している企業にも、
さらに経済にもよい効果が生まれるでしょう。

それに加え、スクラムヒューマンパワーでは、
障がい者の雇用や、社会問題でもある「引きこもり」の方たちへの
雇用対策を考えています。
リモートワークでもいい、時短でもいい、
何らかの形で社会と関わっていけるよう、
仕事を与えられるような仕組みを構築したいと考えています。

スクラムヒューマンパワーでは、この労働力をいかに高めるか、
「最適な労働環境」を創出するため、日々取り組んでいます!



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