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元気をもらう (140文字小説)

 密なバスはまだ来ない。

 自宅でコーヒー片手に、優雅に俺も仕事したい。

 買う気もない奴に、今日も店で尻尾をふるのか。

「おはようございま~す!」

 大きいランドセルを背負った小さな子が、元気に挨拶してくれた。

「おはよう。今日もがんばってね」と返した。

 まるで自分に向けたようだ。

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