自分を信じるための実存主義
現代の日本の大衆が,
権威主義のせいか,
起業家やアイドル,YouTuber,インフルエンサー等などを
信奉している現象に強い嫌悪感を憶えている.
「人間は孤独なのである。
というのも、
人間は、寄りすがるべき可能性を、
自分のうちにも、
自分のそとにも、
見いださないからである。
[......]
人間は選択と決断の際に、
神にたよることができない」。
松浪信三郎 『実存主義』 岩波書店,1962, (Kindle Locations 144-148). Kindle Edition.
他者信奉は
「寄りすがるべき可能性を」「自分のそと」に見いだしている.
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