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幸せな明日と豊かな未来に一滴のインテリジェンスを。 日本経済新聞をはじめとする各種経済メディアに掲載されている、経済、投資、お金に関する記事や情報をピックアップし、なるべく分かり…
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2023年12月の記事一覧

2024年日本株の行方

2024年日本株の行方



2023年を振り返る

令和5年1月4日始値25,834.93円
同年12月29日終値33,464.17円
7,629.24円高 29.5%増
これが、東京株式市場日経平均の実績です。
1989年以来の上げ幅となりました。
その要因は、大きく3つあります。

⒈東京証券取引所の市場改善促進
⒉著名投資家ウォーレン・バフェット氏の来日と日本株好感のコメント
⒊日本企業による海外企業M&A(買収・

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新NISA開幕前夜、準備OK?

新NISA開幕前夜、準備OK?



日本の家計の金融資産増

今年もあと数日を残すのみとなりました。
今日が仕事納めという企業も多いと思いますが、皆さんのお仕事はいかがでしょうか。
ボクは、いつもの通りといった感じです。

さて、新NISA開幕前夜、といってもいいこの年の瀬ですが、じわじわと日本の家計の金融資産が増えてきていると言います。
日本の家計の金融資産は、9月末時点で427兆円と過去最高。
過去10年で160兆円以上増え

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「失われた30年」からの脱却

「失われた30年」からの脱却


ついに「アイツ」が・・・。

ついに、ついに、発表がありました。
ボクがまだ中学生ぐらいの頃に、センセーショーナルなデビューを果たし、以後、子供から大人までみんなが大好きな「アイツ」がとうとう...。

もう皆様お分かりですね。
「アイツ」とは、そう「ガリガリ君」です。
ガリガリ君がとうとう値上がりしてしまうのです。

ガリガリ君がデビューしたのは1981年。
発売当時は50円でした。
そして1

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株式投資では、ここに気をつけよう〜TOBの場合〜

株式投資では、ここに気をつけよう〜TOBの場合〜


国税局から申告漏れ指摘!?

今回は、特に株式投資をされている個人投資家の皆さんに注意喚起ということで、シェアさせていただきます。
それと、来年からに新NISAで成長投資枠で株式投資をしようという方も、読んでもらった方が良いかもしれません。

新記事によると、NTTドコモ株主(以下ドコモ株と言いますね)に国税局から申告漏れの可能性を指摘する文書が届いているというのですね。
ドコモ株は1998年に

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今回の円高。経済正常化の兆しなのか

今回の円高。経済正常化の兆しなのか



「チャレンジング発言」で円急伸!

びっくりしましたね!円の急伸には。
一昨日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場で、一時1ドル=141円台後半と「超円高」。

きっかけは日銀・植田総裁の『チャレンジング』発言です。
この発言が、金融緩和に向けた地ならしだと市場では受け止められ、緩和の早期正常化を巡る観測に火をつけた、というのが各メディアの大方の見方です。

1ヶ月前の円安から一転

ドル円

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日本に財政破綻が起こらない理由〜ギリシャと日本の違い〜

日本に財政破綻が起こらない理由〜ギリシャと日本の違い〜



ギリシャが「投資適格級」に復活

ギリシャの長期国債が投資適格級に格上げされたとのことで、同国コスティス・ハジダキス財務相のインタビュー記事が先日の日経新聞に掲載されていました。
この方の名前は正直初めて耳にしたのですが、それはともかくとして、ギリシャといえば、2009年の「ギリシャ危機」が記憶に新しいかと思います。

同国は同年に財政赤字を隠していたことが発覚し、信用失墜で市場から資金調達が

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新NISAで投資信託を買う場合の注意点・コスト

新NISAで投資信託を買う場合の注意点・コスト


信託報酬とは

新NISA開始まであと1ヶ月弱となってきましたが、口座開設はお済みでも、これからどんな投資信託を選んだら良いのか、つみたて投資枠では?成長投資枠では?と迷っている方も多いと思います。

投資信託を選ぶ基準として、色々な視点があるとは思いますが、その中の1つに「コスト」があります。
コストとは、売買時や運用中にかかる手数料のようなものです。
中身が同じであるならば、コストは抑えるに

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