【番外編】もみかえしってなに？クライアントの悩みを聞いてみた。
はじめまして。
千葉県柏駅徒歩7分の路地の裏の片隅で、
「ねこ背専門整体院 ねこのせなか」
という整体院で院長をしている佐川と申します。
今回は番外編です。
何てことないクライアントからの質問に答えるだけの投稿になります。
過去にも色々な悩みや相談を受けてますが、
今回は最新の悩みについてお答えします。
こちらが質問の内容になります。
千葉県Ｆさん(20代 女性)
初めてマッサージを受けたので、揉み返しが怖いです。
何で揉み返しが起こるのですか？
と施術後に聞かれました。
揉み返し
業界的にはよく聞くキーワードです。
人によっては好転反応と説明する人もいますが、
ほぐしてから短時間で痛みだした
痛かったところの痛みが再発した
痛いからほぐしても痛みが治まらない
なんて場合はだいたいが揉み返しだと思います。
揉み返しは、
未然に防げる治療ミス
の１つだと思ってます。
その理由として、
①コリ・ハリの部位が元々が弱ってるにも関わらず、緩めようとしてガツガツ圧してるから。
②強く圧せばコリ・ハリが抜けると思って力を入れて圧したから。
③筋肉の走行繊維を考えずに圧したから。
などが考えられるからです。
元々、
症状がある部位というのは筋肉自体が弱っていたり、他の部位に加わっている負担をかばっていたりします。
つまり、
弱っている。
ということです。
そんな状態にもかかわらず、
痛いのは固いからだとガツガツほぐす
筋肉の繊維を潰すようにほぐす
過度な揉捏(捻り)を加えてほぐす
なんてことをしていまうと筋肉を痛めてしまうのは当たり前のことです。
なので施術のセオリーとして、
患部から遠いところからゆるめていく
という方法があります。
これだと、患部にゆとりができた状態で施術できるので揉み返しのリスクが軽減します。
また、
ストレッチで筋肉が過度に引き伸ばされてしまった場合なども、
筋肉の生理現象の１つである伸張反射を引き起こし逆に筋肉を強く収縮させることが揉み返しの原因にもなります。
また、
出産や手術による癒着が原因の場合もあるので、気になるかたは施術前に担当者に説明すると良いかもしれません。
これは揉み返しではありません
痛みが出たら何でもかんでも揉み返しとは限りません。
例えば、
寝て起きたら痛くなった。
何日かしたら痛くなった。
気になって動かしてたら痛くなった。
なんて理由の痛みに関しては、
揉み返しではない場合が多いです
その理由としては、
施術の効果が持たなかった
術後の身体の変化に順応できなかった
自分で痛みを再現させた
なんてことも考えられるので、
揉み返しが不安なかたは術後のお身体の変化から禁忌事項まで、担当者に聞いたほうが良いでしょう。
また、
だるい、身体がほてる、眠いなどは身体が回復しようとしている、
好転反応
といわれるサインですので心配しないくても良いでしょう。
もしなってしまったら、
簡単に説明すると炎症と同じ状態です。
基本的には、
アイシングと安静
が１番だと思います。
また、
痛みを軽減させるならお風呂などに浸かって、
炎症を促進させて回復を早める
なんて方法もあります、
ただ、
炎症は温めると疼痛物質を誘発させるので、
痛みが強くなる
場合があるので、
余程のことがなければオススメしません。
いかがだったでしょうか？
今回は番外編としてクライアントのお悩みについてお答えしました。
他にも悩みが相談があればどんどん投稿していきたいと思います。
あなたの悩み、
もし良ければ一度ご相談ください。
【ねこ背専門整体院】
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