詐欺師が使う心理テクニック
いろいろな詐欺事件がある中で、客観的にみて、なぜ、騙されるのか不思議に思ったことはないですか?
それは、騙す人は心理テクニックを使って心を操っているからです。
例えば、見知らぬ人が訪ねて来て
『粗品ですのでどうぞ受け取って下さい。よろしければ簡単なアンケートに答えていただけまさんか?5分ほどで終わります』
あなたは断りますか?
ほとんど人がよっぽどいそぎの用事がない限り断らないでしょう。
それは返報性の法則を使っているからなのです。
粗品を受け取ったあなたは、何もしていないのにもらったので、何かお返しをしないといけないという心理が働き、アンケートに答えてしまうのです。
さてアンケートは、
『あなたは、貧しい人が困っていると助けたくなる人ですか?』
これもほとんどの人が、冷たい人間と思われたくないので、ハイと答えると思います。
あと適当にハイという回答が得られる質問を2.3されて、最後に貧しく飢えている人達の写真を見せられて『この人達の為に、最低500円からの寄付をお願いしています。よかったらお願い出来ないでしょうか?』
こう言われると、なかなか断り辛いと思いませんか?
これは、一貫性の法則を使っています。
貧し人を助ける人と言ってしまっているので、その言ったことを貫こうという心理です。
もう一つ、ハイ、ハイ、何回も答えて最後にノーとは言いにくいものです。
もっと巧妙に詐欺師は、テクニックを使って来ます。まだまだそんなテクニックは、いろいろあります。
恋愛、結婚、占い、投資、宗教などなど詐欺師はいろんな所にいます。
そして必ずと言っていいほど心理テクニックが応用されています。
人の心理を知っておくのも、身を守る為にも必要なことかもしれませんね。
昨日の記事の騙されやすいかどうかの自己診断テストもしてみてください。
いろいろな心理テクニックが解説している参考文献はこちら
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