マガジンのカバー画像

元デスクワーカーのカップルが全国のエコビレッジを巡る1年の旅

24
2021年8月、人と自然が共存する社会をつくるためのデザイン手法「パーマカルチャー」を学び、実践するため2ヶ月間千葉県いすみ市にて築150年の古民家で農的暮らしをする。そこでの暮…
運営しているクリエイター

2022年4月の記事一覧

00:00 | 00:00

「思えば、遠くへ来たもんだ」─ 海援隊

はっきりした未来の見通しはなく、旅のプランもままならないまま始まった僕たちの旅も、早8ヶ月が経過した。

この8ヶ月で、どんなワクワクがあっただろう。
少し立ち止まって、振り返ってみる。

収録中、隣の部屋で滞在先のお子さんがが寝ていたのと眠たさが重なって、なんだかいつもより小さくてゆったりした語り口だけど、それも愉しんでもらえたら嬉しいな(笑)

暮らしはもっと、多様でいい。人々の暮らしをめぐる8ヶ月間の旅を通して知ったこと (後編)

暮らしはもっと、多様でいい。人々の暮らしをめぐる8ヶ月間の旅を通して知ったこと (後編)

そんなこんな*で、突然千葉県いすみ市の古民家で暮らすことになった僕(※そんなこんなはこちらの記事から!)

これは、後に僕や周りの人たちの人生に影響を与える、めちゃめちゃ大きな選択だったと思う。

そこで共に旅をすることになるパートナーのWakanaと出会えたし、今まで思い描いたこともなかった将来の暮らしのビジョンが見えたからだ。

パートナーとの出会いと旅の始まりボランティアスタッフを招き入れて

もっとみる
暮らしはもっと、多様でいい。人々の暮らしをめぐる8ヶ月間の旅を通して知ったこと (前編)

暮らしはもっと、多様でいい。人々の暮らしをめぐる8ヶ月間の旅を通して知ったこと (前編)

「やりたくないことをやっているわけではないけど、これがベストな毎日とも思えない。何かを変えないといけない⋯⋯。」

生活はできていても、ゆるやかに心が縮んでゆく感覚を僕はたしかに感じていた。

服のサイズやデザインが自分の身体や感覚に合わないと心地悪さを感じるのと同じで、僕は暮らしと自分が合っていないと直感した。

それまでの暮らし方に期限がやってきたのだと思う。

心から豊かだと感じられる暮らし

もっとみる