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食費一ヶ月分相等のお寿司と切なさと心強さと [ニゼロ♯17]

えー、少し前に食費一ヶ月分相等のウニ丼を食した記事を上げたのですが

再び高級な食事を頂く機会がございました。



前回同様撮影会のお手伝い
もともとは別の社員が担当でしたが
どうやら直々に私を指名したいとおっしゃってくれたようで
お言葉に甘えてその社員との急遽交代を申し出て
無事そのタレントの担当として帯同いたしまして

そのファンの方から超個人的に頂いたお誘いになります。


今度は回らないお寿司・・

どうやら行き先はすでに決まっていたようで
暖簾をくぐったのはのは高級なお寿司屋さん。

やはり舌の肥えた上様でありますので
当然のように回らないお寿司。
奇しくもすぐとなりに回転寿司が隣接していたので
正直そっちで十分やで……と思いながら
閑静な空間へ吸い込まれてみました。

今回私が頂いたのは特上ネタ10貫と日本酒2合で
それで私の食費一ヶ月分へ相等します

「Bさん、今日は飲みましょう。好きなお酒はなんですか?」
と聴かれたので、日本酒と答えたのですが
お口に合わなかったのかその8割が私のお猪口に注がれていた気がします。

私を酔わせてどうする気なのよ~
(青森県人なので日本酒くらいじゃ酔いませんが)

Nさん、またもこんな普段は絶対に口にできない貴重なお食事、
大変ご馳走様でした


10貫で一ヶ月過ごせるという事実に少しは切なくなりながらも
お寿司はとろけるし日本酒は締まるし究極の幸せ空間。
お寿司って無限に食える気がしません?
私の寿司好きが極まっているだけでしょうか。

そういえば10年くらい前も、mixiで知り合った方とカラオケ行くためだけに
和歌山へ訪れた際その方にお寿司を奢ってもらいました。
mixiの記事を読んでて私の好物を知ってくれていたからであろう選出に
そのとき以来の高級なお寿司へ叩いた舌鼓です。
(葵さん、あのときの味はまだ覚えていますよ。ありがとうございます)


歌い手としてのステータス

ちょっと話は変わりまして。

そのタレントTは昔からパチスロ関係の楽曲を歌いたいという夢があり
今やっているアイドル活動とは別にソロでのオリジナル楽曲がほしいらしく
楽曲制作の依頼をしたいようです。

おおよそこういう話が出るとき、
こういう曲が歌いたい、この人が歌ってる曲のイメージで、と
普通は歌唱しているアーティストの方に注目しがちです。

しかし、このタレントは違いました。
好きになる曲が全部同じ人が作った曲だったんですよ!
だからその人にダメ元で先週DMでメッセージ送ってみたんです!」
と教えてくれました。

どうやらとても有名な方らしく、「ダメ元ではあるんですけどね」
とも付け加えていたので
自分も知ってる人かなと思い、なんて曲?と聴いてみたら
誰々ですねとドンピシャで名前を当てられる方でした

あーそりゃあダメ元ですわ笑
むっちゃ売れっ子作家です。あと多分結構高いよ、依頼料。

ちなみに、
私の作った曲を歌いたいと言ってくれる方も最近現れまして
そちらは一切金銭は発生しません。
こういうのはほんとにピンきりで、
こうして無名なひとだと
こうして無償で達成できる場合もあります
だって歌ってくれるだけでも嬉しいんだもの。


しかし、前々から感じていましたが
この娘なかなかに芸能活動に関する嗅覚が鋭い気がしています。

・社長にも気に入られていましたし
・今組んでるユニットMの前のユニットCは
同じゲームコンテンツの全5ユニットのうち一番人気のユニットに属していましたし
辞めていった元MGがもれなく引き抜こうとしていました
・多額を出資してくれる上等なお客様の支持も得ています。

個人的には私は別のユニットの専属マネジメントをしていたので
彼女に肩入れしたことはないのですが
この娘は自分のパーソナルパワーで乗り切れるだろうと
安心して対抗組織の味方をしていました。

(後日、あのときは味方してあげられなくてごめんね、と謝りましたが
その返しも「Bさんの立場はわかってるので大丈夫です!」といってくれて
ちゃんとしてるわぁなんて見直した一幕もありました。)

そして今回は"作曲者指定"で楽曲制作を依頼する根性。
おそらくその気はなかったと思うんですが
作曲者にとってそういう着目のされ方が、多分一番嬉しいです。
普通作曲者のクレジットなんて誰も見ませんからね。
誰が作曲したかなんてほとんどの人は知らないわけです。

その情熱が届いたのか、帯同中にその方から返信が!
めっちゃタイムリー!!

少なからずJASRACとか著作物への知識がある私が隣りにいる状況で
ある意味、なんてベストなタイミング
迅速に且つ慎重に返信をするんだ!
といろいろ盛り上がって促しました。

成就しますように。
個人的にも君が歌う彼が作った楽曲を聴いてみたいぞ。
是非サブスクか何かで形になるとこまで行ってくれ!


実際彼女の味方をする人は多いです。
それが彼女のこれまでの芸能活動は間違ってなかった
証明できる一番の材料ではないでしょうか。

性格は少々危なっかしいんですけどね。
配信でそんなことまで言及しなくてもいいのに、と
思うことも間々ありますが
私も彼女の成功を願う一人ではあります。


今のユニットが発足したばかりの頃、マネージャーしてほしいですと
言ってくれたことは嬉しかったです。
でも私は今こんな精神状態ですし
そうでなくても8bitBRAIN以外は担当しないと決めているので
応えられなくてごめんね。

それ以外ならいくらでもお手伝いは厭いませんよ


初めての二人きりの食事

余談ですが、この日の昼間に
彼女の今のユニットの相棒Hとタイマンで食事に誘われていました。

少し前に明かした通り

私は所属タレントと食事へ行くことはほぼありませんでした。
メンバー全員と、なら何度かありましたが
一対一で行ったことはなかったのです。

なんとなくルール違反な気がしていたんですよね。
そんな契約書はありませんでしたが。


まぁ、既に辞めた立場ですし
気後れも気まずさもこちらにはなかったのですが
逆によくもまぁ無関係な人物と食事しようという気になりましたね。笑


もちろん真摯な悩みがあったみたいで、相談に付き合った形です。
いいアドバイスが出来たかは自信がありませんが
彼女の悩みが少しは晴れていたらいいな。
頼ってくれたことが純粋に嬉しかったです。

なんというかHさん、8bitBRAINとも深く関わりのある人物だったので
初対面から私自身も関係性を築きやすかったんですよね。
今でも一番話しやすいかもしれません。


ユニットEへの思い入れ

この日、例の確執のある代表とも会ってしまったのですが
「SがBにマネージャーしてほしいって言ってるんだけど……やらないよね?」
と持ちかけられました。

先述までのユニットとはまた別のユニットEの話です。

ははは……
気持ちは嬉しいんですけどさすがに自信がないです、
とお断りしました。


ただ、この娘が所属しているユニットEは、
実は個人的にものすごく思い入れはあったりします


なにせ私の初現場である、
8bitBRAINのワンマンのオープニングアクトが彼女らでした。

スタッフの次に、つまり主役より早く現場入りして元気に挨拶してきた
Eのメンバーが、私が初めて出会ったタレントということになるのです。

彼女らは特に礼儀正しく、清く正しく
代々メンバーは代わっても、そこで選んでるんじゃないかというくらい
その精神を完璧にまとった娘しか加入してこないユニットなのです。

当時のEのメンバーで、現在もそこに所属している唯一のメンバーS
私は今でもその初対面の印象を忘れていませんし
彼女に対するイメージもそこから変わっていませんし
悪く言えばお人好し……いえ、感化されやすい優しい性格で
並々ならない努力で現在も活動をしていると太鼓判を押せる逸材です。

彼女推しのファンなら知っていますよね。
はんなりと柔らかく非常に人懐っこいです
距離感という概念が欠如しているので、
話すときも非常に接近してきますよね。

狙ってるのか天然なのかわかりませんが、その距離感の近さは
彼女の強い武器だとも思います。

個人的にはソロオリジナル曲がまたかっこよくていいですよね。


私が前職で一番初めにこなしたデザインの仕事も彼女らです

一部の人には明かしてましたが、もうこの際なのでばらしますと
この2019年に頒布したTシャツは私の手描きイラストを使用したものです。
我ながら可愛く出来た一品ですわ。

夏色シーケンスが確か当時の新曲だったのでそのイメージで
代表から「このテイストで」と具体的な既存イラストをもらって作成。

ファンの方からも好評で内心、鼻が高かったです。
褒めてくれた方ありがとう。


今のMGが辞めるらしく、そんな彼女からの依頼でしたが
心苦しいのですがお断りしました。
マネージャーできるだけの精神的元気はまだないのよ……

というかこんなにすぐ社員が辞める社風をどうにかしなさいよ代表。
ここに危機感を覚えないといつまで経っても変わらないと思いますよ……

芸能人のマネージャーになりたい人、ここは絶賛募集中です。
まったくオススメはしませんけどね()


Afterword

というわけで前職の裏話てんこ盛りでお届けしました。
(※8bitBRAIN以外は私は無関係ですのでユニット名を伏せています。
事務所が一緒というだけ)

こうして私の手を必要としてくれるのはとても心強い事実です。
めちゃくちゃ嬉しいんですが、それと同時に
まだ社会復帰できないほど落ちぶれてるので
チカラになれなくて申し訳ないです。

結局、なんでも今ある立場というのは過去の積み重ねです。
この事実が、なんとか私が自分をこの世に存続させてもいいと思える
免罪符になっている気さえします。

今でもこうして慕ってくれるタレントのみんな、ありがとう。
この日声をかけてくれた各タレントのファンの人、ありがとう。
特にバッタリ鉢合わせた8bitBRAINのメンバー、
今でも変わらず受け入れてくれてありがとう。


みなさんもきっと、誰かにとって必要な存在です。
例えば家族を持ってる方なら、
その立場を自覚しやすいのではないでしょうか。

その誰かのヒカリになる資格を失わないように、胸を張れるように、
健全な生き方を追求していきたいですね。


次回の更新は4/12(火)になります。
V系さくら詩の続きか
北海道から古い友人が来たので専門学生時代の思い出話でもしましょうかね。
しないかもですが。

よしなに。



最後まで長文お読みいただき誠にありがとうございました。 つっこみどころを残してあるはずなので 些細なことでもコメント残してくれると嬉しいです!