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クリエイタ育成や、ゲーム・アニメ制作のサポートをする会社 ㈱アウェイキング 代表です。企業の新人研修や専門学校の講師などを業務にしています。20年、ゲームスクールの講師、教育・就職の責任者をしてきました。56歳、生粋のオタクです!

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オタク生活55年が語る若きクリエイターを”AWAKING"=覚醒させるヒント㊿

”人に伝えるべき”と言う意識を、どのように育てたか⓷ さて、デイリー連載(やり切ったぞ~)50回目。コロナ対策で始めたブログ最終回。”人に伝えるべき”と言う意識を、どのように育てたか⓷ 1993年以降 ゲームショップの意見を聞き、開発や宣伝にフィードバックした時代を書いていきたいと思います。 昨日の記事に書いたように、アスキー映画の宣伝マンとして過ごした時期は、物凄く自分の意識を”人に伝えるために何をすべきか?”を、恐ろしいほどの濃密さで経験させてくれた。20代最後の時期

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      ”人に伝えるべき”と言う意識を、どのように育てたか② 昨日は、プロを目指した学生時代の意識を書きました。 ある意味、1980年代前半に少年時代、青春時代を過ごした人間である僕が、2020年の時点で同様の年齢で有ったら…と考えても無意味ですが、気軽に”制作””発表”が出来る状況はありがたくって、作品を作りまくたったでしょうね。実質、昨日記載した自主映画は8mmフィルムのフィルム代・現像代だけで20万円(1985年当時で)かかりましたから。今、そのレベルはスマートフォンを持って

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        ”人に伝えるべき”と言う意識を、どのように育てたか① ついに、東京都も緊急事態宣言が解除されそうな雰囲気になりましたね。 今後は、どうなるか解りませんが、補助金の申請だったり、来週からの準備をしていると、今週、連日記載するのは難しいと思います。 そこで、表題”人に伝えるべき”と言う意識を、どのように育てたかを3回で連載します(掲載は、月火水かもしれないし、月木金かもしれません)。丁度、その3回で50回目になります。そこで、一度、この連載は終了。以降は、土日版、好きな物編と不

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          週末版 槇村さとる さんが生み出した2人のヒロイン 『ダンシング・ゼネレーション』 萩原愛子の挑戦する姿に憧れた日 さて、昨日の続きです。 1980年の秋、森山亜季実が、強烈な『愛のアランフェス』を滑り切った感動の後、あまりにものロス感で、ハーブ・アルバートのアルバム“RISE”の中の“アランフェス”に合わせた妄想『愛のアランフェス』PVの絵コンテなどを描いてニンマリしていた僕の前に、新たなヒロインが登場します。 別マ 1981年4月号 僕が高3になる春。 天才フィギュア

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          週末版 槇村さとる さんが生み出した2人のヒロイン 『愛のアランフェス』 森山亜季実の強烈な意思に惚れた日 さて、 週末版です。GW期間中と先週は『ウルトラセブン』だったり『ゴジラ』だったりも怪獣や、角川映画やTV『スケバン刑事』のネタが多かったので、この2日間は少女マンガについて語ります。 あまりにも有名な大河ドラマは別の機会にして、槇村さとる さんが生み出した2人のヒロイン=『愛のアランフェス』の森山亜季実と『ダンシング・ゼネレーション』の萩原愛子に恋した話をしたいと思

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          ”絵”でなく”図”で説明する事と、レイアウトに関する意識に関して  昨日は言葉、ボキャブラリーに関して書きました。おかげさまで、僕のフェイスブックでは、面白い議論が交わされて楽しかったです。その中で”会話”によってボキャブラリーが増えるとの意見を頂いて、物凄く賛同しています。伝えようとする→伝わっていない事を認識する→言葉を変えて伝えようとする…この連鎖は、お互いに伝えやすい言葉を探す行動の応酬になるわけですから、ボキャブラリーの増加には大きな意味を持ちますね。 結局、使わ

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          効果的な情報の伝え方。ボキャブラリーの増加の訓練 さて、昨日の続き、誤解を招かないように”前提条件を説明する”。 だけど”簡潔に”です。 正直に言えば、この記事を書くのは”難しい”と言わざるを得ないと思っています。自分でも完璧とは程遠い存在だと思っていますので。ただ、新入社員の研修なども行う身なので、何かヒントぐらいは書かないといけないかなと思い、自身の経験談をもとに記載したいと思います。 ボキャブラリー(語彙)を増やす方法 一朝一夕には身につかないものです。よく、本を読

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          自分のイメージの伝え方。相手は、なぜ誤解するのか? 昨日、企画書の画像検索(対外的なビジネス使用は、著作権がありますので、内々の場合ですね。その記載がなかったっことを謝ります。)に関して、基礎知識が乏しい場合の連想方法を教えました。 本日は、自分のイメージの伝え方。相手の誤解を生まない方法に関して記載しようと思います。まず、誤解を生んでいます場合、上手く意図が伝わっていない状況に関して考えてみましょう。 僕の場合は、最近、家庭内で多いと思います。 僕の現状は、2月21日に

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          就職活動向け企画書の作成技法…参考画像に関して まず、学生(および若手志望者)が、ゲーム会社を受験する際に提出する企画書に関してに関してのおさらいから始めましょう。 要求されるのは”5枚程度の企画書を数作品”で有ることが多いです。(タイプの違った企画書を求められるケースもあります)企画書の内容に関しては、受験企業が書式・項目を指定している場合などもあります。 *今回の記事内では書きませんが、連載記事の4月分に企画に関する作品  分析、ターゲットに関する考察法、コンセプトの立

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          グラフィカルな企画書と、文字が少ない企画書は同義語ではない。 先週は、ほぼデザイナー志望者のための話を展開しました。今週はゲームプランナー、グラフィックデザイナー双方に関わる話をしていこうと思います。まずは就職活動中の学生が陥りやすい“就職活動用の企画書”の失敗例から始めます。 表題に書いた“グラフィカルな企画書と、文字が少ない企画書は同義語ではない。”に関しては、「そんなの当たり前じゃないか。」と、プロのゲームクリエイターでも、ゲーム会社を受験使用しているゲームプランナ

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          やっぱりゴジラ、モスラ、ラドン、キングギドラが好きだ。 さて、昨日に続き『ゴジラ』映画です。今日は、甲乙つけがたい怪獣映画の傑作『モスラ対ゴジラ』『三大怪獣 地球最大の決戦』について語って行こうと思います。 この2作を好きだ!と思う理由の一番目は、やはり『ゴジラ』初体験のイメージからだと思います。で、初体験となった『モスラ対ゴジラ』と『三大怪獣 地球最大の決戦』の二つは、やっぱりTV局が何度も放映するように出来がメチャクチャ良いんですよ。 それは、この2作をセットで語る理

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          「呉爾羅」でも「GODZILLA」でもなく「ゴジラ」の想い出 週末版です。正直、いくつもの書かないといけない素材があるんですが、やっぱりサワリだけでも触れておかないとマズイよなぁ…と、言う事で『ゴジラ』シリーズです。生まれた時から存在するコンテンツですね。 劇場映画の『ゴジラ』シリーズですが、最初に観たのはTV。記憶に残った作品は『モスラ対ゴジラ』でした。続いて『三大怪獣 地球最大の決戦』をテレビで鑑賞したはずです。なんで、これを混同せずに覚えているかと言えば“ゴジラは悪

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          キャラクターデザイナーを目指しているの? イラストレーターを目指しているの? 今回のサブタイトル。実は10年くらい前に、EVOにも採用されている世界的ヒット格闘ゲームのゲームデザイナー 兼キャラクターデザイナー 兼ミュージックコンポーザーの弟分(3番目で、特定できたかな)が、学生のポートフォリオを見ながら素直に発した一言です。 その時の弟分の表情を、よく覚えています。困惑して、どう言葉を続けようか迷っていました。今回は、その時にゲーム開発者と学生との間での会話と間に入った“

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          私的 ポートフォリオのチェック論 ゲーム会社で採用する側であったのは20年以上前のことですが、その時のポリシーを変えずに、20年以上グラフィックデザイナーやアニメーターの就職活動用のポートフォリオも指導してきました。その指導で、一定の成果を上げてきたことを考えれば、それなりに通用する考え方かな?と思います。 今回は、その辺を学生向けと指導者向けに書きたいと思います。 (ちなみに、本日の扉絵に移っている卒業生は、非常に良いポートフォリオを作成し、モデラ―として大手企業に就職し

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          ゲーム開発会社が社員として求めるデザイナーは”画風”より”画力”重視。 不定期と言いながら、連日になっていますが(笑)さすがに、昨日の状況説明だけでは指導者や学ぼうとする方の役に立たないので、”画風より画力”に関して少し補足を加えます。もう扉絵で、ネタバレも良いところですかね。 まず、仲良しの大手コンシューマーゲーム開発会社のCG部長の言葉を。 「”画風”は流行があるので、会社に貢献できるのは、せいぜい数年です。  しかし”画力”があれば、会社に一生貢献できます。」 シン

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          ゲーム会社に所属するデザイナーに求めるのは”画力”か”画風”か? このコラムでは、基本的にゲームプランナー希望者およびプランナー育成者の為に記述していますが、今回はグラフィックデザイナーに関する僕なりの意見・指導ポイントを書かせて頂きます。 理由としては前回の記事”ゲームクリエイター志望者の無意識の行動を意識する”に繋がる事柄であり、かつ、ゲームプランナーがデザイナーに発注する際にも気を付けて欲しい事柄に繋がるので、取り上げたいと思います。 (前職では、グラフィックデザイナ

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