小中の段差解消へ連携 河南地区の8校 ICT授業で個を重視
石巻市立鹿又小学校の卒業生が進学する河南東中学校(猪股徳幸校長・生徒308人)は、小中連携で情報通信技術(ICT)を活用しつつ、本年度から鹿又小と同じく学び合いを導入した。両校はもとより河南地区8小中学校全体で児童生徒の主体的、共同的な学習が進んでおり、こうした連携強化は学習内容や人間関係、環境変化に適応が難しくなる「中1ギャップ」の解消にもつながりそうだ。
■主体的、共同的な学び 河南東中の数学の授業では、教師がタブレット端末を片手に生徒の様子を見ながら平方根の計算につ