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世界のアオキらプロ直接指導 スナッグゴルフ体験会 基礎と一緒に礼儀学ぶ

 簡略化したルールでゴルフの基本と技術を学ぶ「スナッグゴルフ体験会」が7日、石巻市総合体育館で開かれた。市内外の小学生親子約60人がプロゴルファーの指導を受け、技術と一緒に礼儀や思いやりなども学んだ。

 体験会は一般社団法人日本ゴルフツアー機構(青木功会長)、ジャパンゴルフツアー選手会(谷原秀人会長)の主催。同機構からは市内6つの小学校と市スポーツ協会に対して1組ずつスナッグゴルフセットが贈られた。寄贈は3回目で、全32校中12校に導入された。

プロの教えを受け高得点を狙う児童

 ゴルフ界で〝世界のアオキ〟と称された青木会長が「礼儀を学び、楽しい時間を過ごそう」とあいさつ。「実は5泊6日の中学の修学旅行で石巻に来た。旅行で一睡もしない〝やんちゃ坊主〟だった」とエピソードも披露した。

 スナッグゴルフはプラスチック製のクラブでテニスボール大の球を打ち、カップに見立てた旗に当たるまでの打数を競う。体験会では東北福祉大学出身の金谷拓実さん、岩手県出身の米澤蓮さん、徳島県出身の杉原大河さんのプロ3人が講師を務めた。

6小学校にスナッグゴルフセットが贈られた

 参加親子は8つのグループに分かれ、ローラー(パター)などを使って1.5メートル先の的に当てたほか、団体競技もあった。また、代表児童とプロとの直接対決も行われ、遠くから一気に旗に寄せる児童もいて「ナイスショット」の声も上がった。

 広渕小5年の高橋優人さんは「プロに丁寧に教えてもらい、高得点も取れてうれしかった。学校でもやってみたい」と話した。同機構では市内全校へのスナッグゴルフ導入を目標とし、体験会を含めた寄贈を継続的に行う考え。【外処健一】





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