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松坂さんら石巻で野球教室 小学生に本格指導 「基礎練習の反復大事」

 コロナ禍で3年ぶりとなるMLBジャパン主催の「リトルリーグ野球全国大会」(7月29―31日)に合わせ、元メジャーリーガーの松坂大輔さんらによる野球教室が31日、セイホクパーク石巻で開かれた。

 野球教室では、ボストン・レッドソックスで活躍した松坂さん、カンザスシティ・ロイヤルズなどでプレーしたマック鈴木さんが大会参加選手約60人に指導。松坂さんは「キャッチボールの時は、軸足で立ち、踏み込む際に身体が真っすぐ正面を向くように。受ける側は、グローブの芯で捕ることを心掛けると、打撃のタイミングも良くなる」と指導。鈴木さんは「速く投げることを意識しすぎて基礎がおろそか。リモコンでテレビを付ける日常動作のように無駄を省いて」と訴えた。

松坂さんらが子どもたちを指導した

 松坂投手とキャッチボールをした宮城仙台東、黒松、広瀬連合の相澤蓮さん(11)は「松坂選手の球の伸びがすごく、重さも感じた。基礎練習をこれから大切にしたい」と語っていた。

 松坂さんは「(大谷翔平選手も)基礎練習を反復していたはず。将来の飛躍につながるので、取り組んでほしい」と呼び掛けた。なお、全国大会は東京中野リーグが9―3で同じ関東の稲城を破り、147リーグの頂点に輝いた。【横井康彦】





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