さんぴん

・文アル・センラー ・ツキプロ ・読書 ・尾崎放哉先生、太宰先生、双璧 旅行やライブ…

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・文アル・センラー ・ツキプロ ・読書 ・尾崎放哉先生、太宰先生、双璧 旅行やライブ・舞台のことを覚えていられるように足跡として残したいと思って作りました。よく推しと出かけるので、推しとの写真が多め https://lit.link/sanpin1003

マガジン

  • 周りからみた尾崎放哉人物像

    主に層雲読んで、周りからみた放哉先生の印象を知る

  • 『三千里』を読んで個人的に調べてみたもの

    ここなんだろ、と興味持ったところや、行きたいな〜と思ったとこのメモ書きのようなものですᐠ( ᐛ )ᐟ

  • 尾崎放哉 ゆかりの地 マッピング

    https://www.google.com/maps/d/edit?hl=ja&mid=1mshfU6P84Lach1JSppdID1kn_AFNRKE&ll=34.943806839475975%2C136.97644129999998&z=7 ゆかりの地のご紹介(日々更新中・・・)

  • 尾崎放哉を知る手がかりまとめ

    書籍など、尾崎放哉を知る手段の取っかかりとして

  • 尾崎放哉先生に会える場所

    私が実際行ったゆかりの地旅行の日記です( ˶ˆ꒳ˆ˵ )

最近の記事

神戸文学館(文アルタイアップ企画)「放哉ここにありき」の講演メモ

24日に神戸文学館で、わたなべじゅんこさんによる「放哉ここにありき」という講演が行われましたので、忘れないうちにメモメモ‼✍️ ※諸所個人的オタ感想があります。 (なお都合で途中参加だったので、参加できたところから…) 「層雲」のこと 荻原井泉水が層雲作り始めたころの話。 ・碧梧桐が岡山玉島にて俳三昧のときに、井泉水が雑誌作りたいよ~の相談をしにきた。→そんな余裕ないよとの返事だったけど否定もしない。 ・結果明治44年に「層雲」創刊→そのころ、碧梧桐がずっと旅行をしてて、

    • 小諸の藤村忌に行ってきました

      8月22日は島崎藤村の命日です。小諸や大磯で藤村を偲ぶ会が行われ、いちファンとして一回行ってみたい…!という願望叶い、今回小諸で行われた藤村忌に参列してきました。 どんな感じだったのかのレポです✍🏻 日程☆8月22日(木)AM9:30~11:15分過ぎごろまで ☆藤村記念館前庭(懐古園内)にて ☆参加費などは特にありません。藤村忌に参列するだけなら懐古園には無料で入れるそうです。私はそのあと記念館などに立ち寄りたかったので、入口で入場券買いました(共通券500円です)。

      • 岐阜県の戦争遺跡を巡る(東白川村)

        先日、舞鶴を訪れた際に引揚記念館に立ち寄り(←記事にしています!)、そこでシベリア抑留、そもそもなぜ多くの人が移り住んだのかを知りました。そのあと、友人から岐阜県東白川村に満州開拓の碑があることを教えてもらい、この目で見てみたいと思い足を運びました。 満州開拓の碑こちらは、岐阜県東白川村神土にあります。碑を初め、近くには平和記念館もありました。ただこちらは閉まっており、見ることはできませんでした(不定期なのだろうか…)。 東白川村から出兵していった方、開拓のために海を渡っ

        • 『三千里』の場所を訪れてみた~仙台~

          『三千里』に出てくる場所巡りの記録📝 今回は短い時間でしたが、仙台城跡へ! 本文よりアクセス今回は、仙台駅より「るーぷる仙台」という観光バスを使っていきました! 一方向のみしかルートがない、という点を除いても、観光バスというスタンスなので、なんと途中の観光名所で減速してくれて窓からじっくり眺めることもできます。何より!運転手さんの要所要所の解説が楽しい! 仙台駅から六番目のバス停「仙台城前」にて下車(仙台駅からはおよそ30分ほど)。バス停降りたらすぐそこです。 他にも、

        神戸文学館(文アルタイアップ企画)「放哉ここにありき」の講演メモ

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        • 周りからみた尾崎放哉人物像
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        • 尾崎放哉を知る手がかりまとめ
          4本
        • 尾崎放哉先生に会える場所
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        • 放哉先生のいたところを巡るガイドブック📖´-
          1本

        記事

          小諸で藤村講座に行ってきたよまとめ②

          7月20日(土)の小諸での藤村講座のテーマは、「嵐」を題材に『父子家庭の哀楽』というものでした。 そのなかで、個人的に興味深かったな~とおもうところの備忘録。 「嵐」について本当に簡潔なこの話のテーマ?は、父親目線の子育てについて、だとは思っています。ちなみに、前後談となっている「伸び支度」「分配」も一緒に読むと、より話の解像度が上がるのでオススメ。 岩波書店さんから、上の三作品がまとめて一冊になっているのが出ています。 登場人物について「嵐」に登場する登場人物にはそれ

          小諸で藤村講座に行ってきたよまとめ②

          『三千里』読んで(明治39年10月)

          明治39年10月のところを読んでのメモ書きです。(編集中・・・) 1日〜10日雲巌寺 芭蕉も訪れ、句を残している場所。句碑もあるようです。 三春駒 三春駒とは!坂上田村麻呂ゆかりの木馬で白駒・黒駒がある。三春町や郡山市で製作されている日本の伝統工芸品です。また日本三大駒の1つでもある!(※ちなみに他は八幡馬<青森>・木下駒<宮城>) 黒駒は子宝や安産・子育ての、白駒は長寿のお守りとして作られているそうな。 https://www.yubeshi.co.jp/f/b

          『三千里』読んで(明治39年10月)

          マッピングし始めました📑

          先日、企画でマッピングという最高に面白い機能?コンテンツ??を教えてくださって、うわ絶対放哉先生のでやろ、と思い始めてみました( ¨̮ )︎︎♡ 出来る限り、放哉先生が行ったことのある場所を記録していけたらいいなあと思って更新していこうと思います。願わくば、死ぬまでに日本一周旅行みたいな感じで回ってみたいな。休みがほしいぜ(:3_ヽ)_ まだまだ私自身が素人で、知らないことだらけの勉強中の身なので、もし史実と違うとこあれば教えてください|ω・)

          マッピングし始めました📑

          尾崎放哉関連書籍④句集関係

          句集は各所から色々と出ているとは思いますが、ひとまず私自身が持っているもののご紹介。 尾崎放哉句集 岩波書店さんから出ている句集です。大きく尾崎放哉自身が、自由律俳句を句作する前と後でまとめられており、入庵雑記も収録されています。 私自身が、放哉先生の句集を買おう!と思って、一番始めに購入したものですが、代表的な句を始め、とっかかりにはいい多さじゃないかなあと思います。解説より、編集した池内氏自身がユーモアや感感覚的に優れたものなど、放哉自身の面白さを知れる句を選定して

          尾崎放哉関連書籍④句集関係

          尾崎放哉関連書籍③『放哉という男』

          内容 放哉が師と仰いだ荻原井泉水による、放哉の人生を語った話。寺男をやっていたときの話や、放哉の生き方など様々な角度でエピソードがまとめられています。師としてなのか、温かく見守って(時に困ったよ、みたいな感じもありましたが)いたんだ、ということが文章からにじみ出ていて、本当に愛おしくなる…。主に須磨寺、その前後の放哉先生の様子を知ることができます。 漂流生活をしている、しかも「台湾に行く!!」などと自ら死の道を歩こうという放哉先生に、こんな句の才能があるんだから…!と何と

          尾崎放哉関連書籍③『放哉という男』

          尾崎放哉関連書籍②『海も暮れきる』

          内容 筆者が実際に小豆島にて聞いた話をもとに、主に小豆島での尾崎放哉の生活に焦点をあてた話。小豆島に足を踏み入れてから死の瞬間までを、周りの放哉に関わった人たちも含めて、リアルな心理描写・情景描写で話が進みます。感情移入待ったなし。 私自身が尾崎放哉という人物を知ろう、として調べて一番最初に見つけ、読んだ本。正直死の間際は読むの辛かったです…。どちらかといえば、小豆島での放哉先生の生き方は、周りに頼りっぱなし、禁止されてた酒飲むし、周りの人たちの批判しかしない…というやら

          尾崎放哉関連書籍②『海も暮れきる』

          尾崎放哉関連書籍①『流浪の詩人 尾崎放哉』

          内容 尾崎放哉の人生を本当に、ほんと〜〜〜〜〜に!!細かく書き記してあります。私も、あれこの時代どうだったっけ?となったときに読み返しています。また、人生で関わりをもっていた人たちの紹介も分かりやすくまとめられています。 最後に年譜もまとめられているので、これ一冊で、どんな人間関係があって、どんな人生を送って、どこで過ごしていたのかが全部分かる! 個人的に、放哉先生自身が書いた・・・!?短冊が載っているのが嬉しい。 どこで読める? 現在、一般の本屋では流通していない

          尾崎放哉関連書籍①『流浪の詩人 尾崎放哉』

          小豆島①

          いつ過ごしていたの?1925年(大正14年)8月13日に同じ『層雲』の同人だった井上一二氏を訪れるために、小豆島へきました。ここで1926年4月7日、最期の時までを過ごします。このとき41歳。 【1925年】 8月15日 西光寺に訪れる。杉本玄々子(宥玄)に会う。 20日  南郷庵に入庵する。 9月1日 『入庵食記』を書き始める。      毎日食べたものを書き記していった。 10月20日 木下医院で「左肋膜癒着」の診断を受ける。 【1926年】 1月の『層

          『三千里』読んでのメモ書き

          ※みんなで三千里を読んで、へー先生が実際に行ったところにマッピングしようよ!という素敵な企画に少し参加させていただきました。ありがとうございます。その際に、知り始めたら止まらないわ〜の癖が出てきちゃって、全く関係ないけど個人的に面白かったな、行ってみたいな、のとこのまとめ的な。 R6.6.17 ☆追記;6.23 「勿来の関」 9月10日に福島県のあたりにいたらしい。そこでの「関跡に近き里なり花芒」の関跡→勿来の関について。 ・奥州三関のひとつ。(他は白河の関:福島県白河市

          『三千里』読んでのメモ書き

          多くの文豪にゆかりある鎌倉を訪ねて

          念願の鎌倉に一人旅へ・・・!鎌倉の観光地を調べているうちに、話には聞いていましたが、かなり多くの文豪のゆかりの地であることがわかり、1日でどれだけ巡れるのか?!と歩き回りました。 その記録です。行きたい場所がものすごくたくさんあったので、予定もあれやこれやと悩みながらも、組み立てるのは楽しかったです。 行った場所まとめまず初めに、ざっと回ったところをまとめます。 ・円覚寺 ・鶴岡八幡宮→小町通り→鎌倉駅(の周辺) ・由比ヶ浜駅周辺 ・長谷寺 ・高徳寺 ・稲村ケ崎の浜辺

          多くの文豪にゆかりある鎌倉を訪ねて

          鎮守府の名残ある舞鶴へ

          軍艦が見たい、というのと、放哉先生が学生時代のときに、今でいう修学旅行的なもので舞鶴を訪れた記録があるそうなので(『放哉研究第一号』より)、それなら行かなきゃ!?と舞鶴へ日帰り旅行に行ってきましたので、その記録。 引揚記念館については、別途記事でまとめようかと。 こちらでは、一日の日程についてサクサクまとめていこうと思います。 舞鶴までのアクセス 今回は名古屋から新幹線で京都駅まで。そしてそこから特急「まいづる」で東舞鶴駅まで行きました。なお、京都駅からは1時間半くらい

          鎮守府の名残ある舞鶴へ

          舞鶴引揚記念館で戦争の歴史を知る

          ※特に歴史学者でも何でもない、素人レポートです。史実をどうこう論議したいわけではないので、そこはご承知くださいませ。 ※またかなりショッキングな内容もあります。ですがどれも事実です…。実際にあったことなんです…。 そもそも引揚って何?第二次世界大戦の話から始めないといけません。まず、1920年から始まった世界恐慌で、日本の農村初め、多くの人が貧困に窮していた時代。日本は中国東北部・満州へ農地を開拓、また海外進出を目的として、多くの日本人が渡っていきました。 ですが、敗戦とな

          舞鶴引揚記念館で戦争の歴史を知る