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小豆島①


いつ過ごしていたの?

1925年(大正14年)8月13日に同じ『層雲』の同人だった井上一二氏を訪れるために、小豆島へきました。ここで1926年4月7日、最期の時までを過ごします。このとき41歳。
【1925年】
8月15日 西光寺に訪れる。杉本玄々子(宥玄)に会う。
20日       南郷庵に入庵する。

9月1日 『入庵食記』を書き始める。
     毎日食べたものを書き記していった。

10月20日 木下医院で「左肋膜癒着」の診断を受ける。

【1926年】 1月の『層雲』から『入庵雑記』の掲載が始まる。
1月20日 
一人で誕生日を祝う。食べたものは油揚げの飯、なすの味つけ、ラッキョウ、梅干し

3月中旬 咽頭結核が進み、食欲が激減、なかなか食べられない。
→井泉水より入院を強く勧められるも拒否。
    
4月7日午後8時 永眠
     
9日 井泉水、北朝、並(放哉先生のお姉さん)が、西光寺の墓地に埋葬する。

☆この島での食事は、節約のため、焼米や焼豆が主食。副食として、ラッキョウや梅干し、ごま塩などを食べていた。
☆あとの空腹感は、井戸の水を大量に飲むことで紛らわそうとした。

小豆島へのアクセス(土庄港中心)

高松港⇔土庄港

一番分かりやすいのは、香川県高松港からフェリーや高速艇を使うこと。土庄港へ直接行けます。(放哉先生関連の施設は、このあたりに固まっています。)
そこから、レンタカーレンタサイクルを使うのが一番回りやすいです。
<高松港から>
・フェリー:700円(所要時間:約1時間)
・高速艇:1,400円(所要時間:約30分)

フェリーと高速艇では乗り場が違うので注意
左手に見えるがフェリーです🚢

岡山港⇔土庄港

岡山港からも、土庄港に直接行けるフェリーが出ています。(便は高松に比べて少なめ)
・フェリー:1,200円(所要時間:約70分)
※ちなみにですが、公共交通機関のみを使っていく場合は、岡山駅から港まではかなり距離があります。自動的にタクシーかバスを使いますが、バスだと道路交通状況によっては、1時間を見積もっておいたほうがよさそうです。
※フェリーとバスの乗り換えの時間は考えて組まれているみたいです!
※自家用車で行く場合は大丈夫だと思います。

姫路⇔福田港

小豆島にある港のうちの一つ。福田港からの移動手段は、バスかレンタカーになるでしょう。『小豆島88か所めぐり』としてお遍路をしながら回る、という手段もありますが、かなり多くの日にちを見積もっておく必要あり。
バスだと所要時間1時間くらい。

ゆかりの地

尾崎放哉記念館・尾崎放哉資料館

<尾崎放哉記念館>
・土庄港より徒歩20分
・休館日:毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は翌日)/年末年始
・入館料:資料館との共通券で220円
・開館時間:9:00~17:00

ホームページ、資料館でいただけるパンフレット参照(R6.4時点)

<尾崎放哉資料館>
・土庄港より徒歩25分
・休館日:毎週月曜日/年末年始/祝日や特別整理期間
・入館料:記念館との共通券220円
・開館時間:9:00~17:00
※入館するためには、隣接している図書館窓口にて職員の方に声掛けをして入る必要があります。

土庄港から記念館への徒歩経路🚶‍♀️
資料館への経路
役場と図書館の間にあります。
すぐに目に飛び込んできます
記念館外観
資料館の外観です。
こちらの左に図書館があり
そこで手続きをしてから中に入れます。

尾崎放哉先生のお墓

・記念館隣にある墓地の一角にあります。(案内表示あり)

西光寺

・土庄港より徒歩20分前後
・境内はいつでも参拝できます。

西光寺と記念館は近いです。
(徒歩圏内)
西光寺入口
手前に駐車場もあります🚗³₃

長栄堂本店

名物の大判焼き
航空写真より

井上一二宅跡

はっきりとした跡は、公道からは見えないため、看板のみ確認しました。

句碑について


土庄港の近くには、放哉先生が小豆島にきてすぐよんだ句碑があります。

高速艇乗り場の近くです。


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