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『三千里』の場所を訪れてみた~仙台~

『三千里』に出てくる場所巡りの記録📝
今回は短い時間でしたが、仙台城跡へ!

本文より

十一月六日 半晴
(略)
広瀬川を隔てて青葉の城址に対する公園に来て、虚子と毎夜のように納涼んだ。城址に見ゆる一点の灯火を見て、灯火の美ということを虚子が説いた。予は非常に感服して聴いた。

『三千里』

十一月十一日。快晴。
(略)
青葉城址の天守台に上って、右に海、左に七つ森を眺める。塩釜はどのあたり、岩切りの館はあの山などと指呼する。政宗が隻眼で睨めた山河はこれだなと思う。

『三千里』

アクセス

今回は、仙台駅より「るーぷる仙台」という観光バスを使っていきました!

一方向のみしかルートがない、という点を除いても、観光バスというスタンスなので、なんと途中の観光名所で減速してくれて窓からじっくり眺めることもできます。何より!運転手さんの要所要所の解説が楽しい!
仙台駅から六番目のバス停「仙台城前」にて下車(仙台駅からはおよそ30分ほど)。バス停降りたらすぐそこです。

他にもデザイン違うバスありました!
バスの中か、バス乗り場で買えます!

他にも、鉄道にて「国際センター駅」から徒歩20分でも行けます。

今回は仙台城跡をばーっとみておしまいでしたが、いろいろな見どころあり、また行きたいなの場所になりましたね。

現地にて

「三千里」の文庫本持って行ったので、本片手に本丸跡あたりを回ってきました!

政宗像
余談?ですが、仙台城は通称「青葉城 」と呼ばれます。
また火災のため城はなく、今は城跡が残っているのみです。
バス停すぐです!
こうやって眺めていたんだろうか
天気は悪くとも景色は最高でした。

実際に読んだところを、へい先生が訪れていたんだなあと感じながら歩くのが感慨深い…。
何より、虚子せんせと二人で過ごしてたという、上の引用箇所がすごく好きなので、「いたであろう場所」に自分自身がいることが不思議な感覚になりまして。虚子先生、どんな「灯火の美」の話をしたんだろう、と物思いにふけってしました。

もう時間がなかったので、この場所のみの観光でしたが、実は11日に『三千里』のほうで妙心院にも訪れていたらしいので、そちらはまたリベンジです。もうこの日は滝雨のような天気だったので心が折れました!!!!!ちなみにこちらは仙台駅から徒歩15分くらいで行けるみたいです。

また『三千里』巡りしたいですね。

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