伊藤 響
フィンランドの大学生活が始まりました。日々の記録です。
高3の7ヶ月間の記録
私にとって、教育学の楽しさは、いろいろな専門知や経験を持った人と繋がれることです。一見教…
膿瘍のときと同じで下半身麻酔だと思っていたが、人生初の全身麻酔で深く眠ることになった。痔…
肛門周辺膿瘍の手術をしたのは6月。1ヶ月の病気休暇。計画していた夏のインターンもやめて、秋…
学生食堂はいくつかあるが、元老院広場前の中央棟にある学食がいちばんおいしい。だから、午後…
古典的なマズローの五段階欲求説は、その名前が示唆するように、下位の欲求が上位の欲求の必要…
ヘルシンキの夕暮れ。カモメたちはフランス語の鼻母音を力いっぱい発音したような鳴き声で会話…
大きめの定理を証明してひと段落すると、しばらくその余韻に浸るために数学から離れることがあ…
「優れた数学者は紙とペンを使わない」という言葉をもらったのはもう1年前のことであるが、こ…
冬休みを日本で過ごした。滅多に帰ってこれないからと遊び呆けていたから、卒業研究の進捗に焦…
気づけば、今読んでいる数学書にはもう数字が出てこない。出てきても、0か1か2か、せいぜい…
MacBookの充電器を失くして、しばらく大学から借りているノートパソコンを使っいた。慣れないL…
バルコニーに出ると海の香りがする、そんな都心部に引っ越した。島国とて東京の比較的自然豊か…
高校留学の時に日本からのお土産でけん玉を持ってきた。これが意外と評判が良かったのでまた持…
渡鳥たちは帰国し、雪解け水はヘルシンキのあちこちで小川を作り、川はゴーという音とともに水…