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✨✨創作大賞2023結果の感想✨✨

note創作大賞2023年、最終結果が発表されましたね‼️

受賞された皆様、本当におめでとうございます‼️🎉✨✨

大変な激戦の中勝ち抜かれた方々は本当にすごいと思います‼️
選ばれべくして選ばれたかと。
余談ですが、活字の方で、この二人は大賞とるだろうな、と思っていた方が見事に選ばれました。
今後大きなご活躍をされることかと思います。

皆様、本当におめでとうございます‼️

そして今回参加された皆様の頑張りや熱い想いに、
心から拍手と尊敬の念を贈ります✨✨


そしてそして。。。。


やっと個人的、正直な想いがnoteにぶちまけることが出来ます‼️😭



いやもう、本心を言いたくて言いたくてたまらなかった‼️
なんならずっと言いたかった‼️🤣

選外になったからこそ、「正直なこと」が伝えられると思うのです。

なので、ちょっと長くなりますが綴ります。

そもそも。。。。
当初は「メッセンジャー」を応募したことさえ忘れておりました。。。。(゚o゚;;
ホント、お気楽なお祭り気分で応募したのです。



中間選考に選出されたとき。。。。
正直な気持ちといたしましては。。。。


複雑でした。(゚o゚;;

あらためて読んでみると、まあ、未熟も未熟。。。。

すぐに、「あ、こりゃダメだね」

と思いました。

こんなところどころスカスカの中途半端なマンガが。。。
あかんやろ。。。(゚o゚;;。。。
他の人から非難されるかもやし、これはアンタ、問題ありまくりやろ。。。

というツッコミが大きかったです🤣

基本、まず完成原稿が望ましいですから。


なので、有難い気持ち以上に、
申し訳ない気持ちの波がとっても、遥かに大きかったです。

選ばれたい人はたくさんいただろうに。。。と。

正直、発表当日は、応募しなければ良かった、と自分の浅はかさを思いました。

当時の日記は、正直な言葉がうまく言えない、
歯が浮いたような苦しい記事になったのを覚えております。。。。
正直なことを言おうものなら非難轟々かと思い、
これまで本音しか言わなかった制作日記ではじめて「嘘」をつきましたね。。。。



ですので、この1ヶ月、「どうか選ばれるな〜‼️」という想いを強く、
それはもう強く念じておりました。😅


ただ。。。。

突然世界情勢が変わりました。

中東が戦闘状態になったとき、一気にわたしの心は複雑になりました。


選ばれないでほしい。。。という想いとともに、
選考の「メッセンジャー」を読んでほしい。。。という気持ちも沸き起こったからです。

https://note.com/hibiki717/n/n3e384b139684


「メッセンジャー」は1941年のワルシャワゲットーを舞台にしたお話で、
中東の地域がどんどん行き場をなくしている状況は、今の現状と似ているとも思いました。
当時のゲットーの人たちは、今の双方の地域の現状をみて、「よくやった、してやった」と思うでしょうか。
それとも。。。。もっと幾重にも折り重なった複雑な想いを抱いたでしょうか。。。


なので、ここ10日間はマンガにも身が入らず、ビビリのわたしは、とてもとても複雑な気持ちでした。
そして、完成原稿にしときゃ良かったとも😅


結果的に当初の念力どおり、選考外となりました。


もちろん実力不足が原因ですが、


選ばれなくて良かった〜😭✨


と、安堵するとともに、これで今描いてるマンガに集中できる。。。
というおおらかな気楽さを得ました。


やっと言えた〜‼️🙌😭✨✨✨


そして。。。。

これをとってもとっても言いたかったことなのですが。。。。


選考くださったnote編集部さんには、本当に心より感謝しております。


わたしは、過去の出来事、エゴドキュメンタリーを掘り起こすのが大好きで、
特にかつての第一次、第二次世界大戦の世界や日本に生きた「普通の人たち」のマンガを創作に転化させて描きたいと思っています。

中でも、ホロコーストという犯しがたい歴史問題は最も自分にとって創作の大きな目標の一つでした。

かなりデリケートな問題です。

今の日本の出版業界では、ハーケンクロイツやヒトラー、あの挙手のポーズ、果てはホロコーストを漫画上で避けねばならない状況です。

どうしてもそれを描くなら、「空想上の別世界」というものに転換して表現せねばなりません。
(有名漫画やアニメでも、その歴史をお手本にして作られたものもありますね)

そうなってしまった原因の一つは、一部の歴史を知らない日本人有名人やインフルエンサーの浅はかさによって、世界から一斉に日本のメディアが避難を受けたこともあると思います。

歴史というものは、ありのままのことを誠実に捉えねば、後世に伝えることができないのに、それを丸ごとできなくなることは、当時のエゴドキュメンタリーをお手本に描きたいわたしにとっては、絶望的な気持ちでした。


なので、ホロコーストを描くことは無理だろうなと諦めていました。

これは自分の人生が靄にかかったような。。。茫漠たる想いでした。


ですが、今回思いがけず「メッセンジャー」を中間選考に選出くださったおかげで、

描いてもいいかもしれない。。。。


という後押しというか、


日本人であっても、描きたいなら、描くがいい‼️


というかつての原始的で、純粋な情熱が徐々に沸き起こりました。


ハートに火がつく感じでしょうか。

同時に、ずっと忘れていた記憶。。。。
以前ホロコーストの作品を誌面やネットで発表したとき、その目新しさから読者や周囲や作家さん、海外の編集さんにじわじわと褒めてもらえたことも思い出しました。

誰も描いていない作品が「新しい」と思うのなら、過去の現代人が知らない歴史においてもやり方次第で読者は獲得できるとも思っています。

また、過去にホロコーストや当時の世界を舞台にした日本の漫画作品はありますが、

キャラクターが弱い
またはテーマや歴史が重いゆえに、そっちに引っ張られて、キャラクター造形が浅い

という欠点があります。
それをクリアすれば、訴えることができるのではないか、とも思うのです。

わたしの作品はエンタメではありませんが、一種の問いかけを持つ奇妙な力はあると思っています。


。。。。。もしかしたら、日本の漫画家で自分が一番その話を作る粘りを持っているかもしれない。。。。

それは果てしない道だけど、やってみたい。。。


そういった根拠なき自信の萌芽と、情熱を思い起こすことが出来ました。

なので、数年封印していた、当時の資料を再び洗ってゆこうと決意しました。


今日資料ノートの2冊目が終わりました。


原始的な、物語を作りたい、という情熱を思い出したのです。

自分が最も作りたいテーマを、長い時間をかけてでも、
真正面から作ってゆきたいと純粋に思えたのです。



これが一番、今回創作大賞に参加して、本当に本当に良かったと思ったことです‼️


本当にnote編集部、選考くださった皆様、
そして読んでくださった皆様、ありがとうございます‼️‼️✨✨


今後も、風となった歴史の声に正面から向き合い掘り起こし、「物語」を紡き続けていこうと思います。

まずは、「ブルーランプ」の完成ですかね😅



最後に。。。。今回選考に漏れた方がたへ。


中間選考に残るまでも、激戦でしたね(゚o゚;;

賞レースというものは結果がみえるので、とても苦しいものかと思います。

けれど、最終的には、努力をずっとしてきた方、かつ最も意欲がある方が、
人生上で、最も適切なタイミングで最も求められる場所に選ばれたと思います。

賞レースの場合、利益をうめる逸材か、ということも加味されるかもしれません。

ただ。。。。

結果というものは、本人の大志の途上の一つに過ぎません。

商業という途上の先には、「利益を生ねばならない」
「読者を獲得せねばならない」
「それが出来なければすぐに切り捨てられる」
「すぐに新しい才能へと期待は塗り替えられる」
という壮絶な選別が行われます。

ではその先。
うまく軌道にのっても、又は赤字になりやがて人が離れても。。。

どちらの結果においても、作り続けることができるのか、

これが創作の苦しみでもあるし、ひとつの腹を括ることかもしれません。


けれど、創作はそれ以上の矜持を与えてくれると、
わたしは強く確信しています。

商業を目指す人や、枠に捉われずに自由に自分の描きたいテーマをかくひと、
仕事や育児をしながら、わずかな時間でも書き綴る時間を愛する人、
日記や、何気ないつぶやきにおいても。。。


どのような立場や状況でかいている方においても。

全ての人が尊いと思います。

そこに優劣はけしてありません。

その自由に「かく」という場を今の日本で
最大限に提供してくれるフレキシブルな場所、
平等で、自由で、とっても気楽な場所が
noteかと思います。


たゆたえども沈まず。

最もそのテーマを作る情熱を持っているもの、
「取り憑かれたもの」に向けて精一杯向き合っているときが、

創作という幸運を享受できるものだと思います。


その皆が持ちうる幸運に、優劣はけしてないのです。


最後になりましたが、


本当に素晴らしい機会と、情熱の着火というプレゼントをありがとうございました‼️


来年また創作大賞があったら。。。。
今回応募できずにちょっと残念に思っていた、
応援感想文で参加し応援できたらいいな〜😊✨✨

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