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2kgのマルチーズに教わった、無条件に自分を愛するということ

2㎏の、という単語に聞き覚えのある方がいらっしゃったら嬉しいのですが、今日は、モフ4号(我が家のマルチーズ)の登場です。(モフ4号初登場の記事はこちら)

休日のご飯係"である私の上に乗っかってくる彼女の習慣は変わらず続いているのですが、最近、家に帰ってくるたびに感動していることがありまして。

それは、私が帰ってくると、モフ4号がそれはそれはハイテンションで出迎えてくれることです。
どれくらいハイテンションかというと、私の姿を見つけると尻尾を振り、キュウキュウ鳴きながら、飛びかかってきます。そして、私の腕の中や膝の上でも実に嬉しそうに尻尾を振り続けてくれる……という大はしゃぎぶりなのです。

しかも、一週間に数回ではなく、毎日必ず

私は彼女に対して何かをしたわけではありません。(平日のご飯は、母が担当です)

お土産を持って帰ってきたわけでもありません。(ただ、仕事を終えて、帰ってきただけです)

でも、こんなにも、毎回毎回嬉しそうに出迎えられると、こちらまで嬉しくなってしまいます。そして、あぁ、自分や誰かを無条件で愛するって、こういうことかもしれない、と彼女のあたたかい存在を感じながら、思うのです。

私が落ち込んでいる時でも、疲れ果てている時でも、いつでも、彼女はお帰りお帰り! と全身で喜びを表しながら私の腕の中に飛び込んできてくれます。

私がどんな日を過ごしたかは、確かに彼女には知る由もありません。

仕事でうまくいかなかったとか、会議で発言できなくてしょげているとか、そんなこと、彼女は知らないのです。逆に、すごく嬉しいことがあった日かどうかも、彼女は知らないのです。

そう、どんな日でも、大喜びで出迎えてくれるのです。

この、帰ってきてくれて嬉しい! という感情を全身で表現することは、彼女なりの愛ではないかと思います。

それを見ていて思うのは、愛って、愛されたからとか、見た目がいいからとか、そうやって発生するものではないということ。ただ、そこにいること、その瞬間そこに存在していることを受け入れて、喜んでくれることなのかな、ということです。

そう、そこには何の条件も要らなくて

テストの点数でも、
何回誰かを笑顔にできたかでも、
仕事でいかに成果を出したかでもなく。

何かを成し遂げる必要も、
試験を潜り抜ける必要も、
美しくある必要も、
健康である必要も、
何もなくて。

そこに、存在していること
それだけでいいのだ、ということを彼女の態度から学ばせてもらったように思うのです。

実を言うと、最近も体調が悪く通院をしているのですが、以前のように「どうして良くならないの……」と落ち込む頻度はかなり減ったように思います。

「あれをしなきゃいけないのに」「もっとこうしたいのに」「何で、健康じゃないの」と、以前の私なら自分を責めていたでしょう。

でも、そんなことをする必要はないのです。

今日も生きていること。

そのことに喜びを感じること。

そうして日々を積み重ねていくことが、”無条件に自分を愛すること”に繋がるのではないかと思うのです。


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